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過去の大戦や現代の国際情勢を考えると、際立つのはアメリカ合衆国の強大さですよね。
それはつまり、アメリカが領有する北米大陸が豊かで広大な土地であることも一因でしょう。

そう考えると、どうしてアメリカ大陸に元から住んでいた原住民が強大な帝国を築けなかったのか疑問です。
豊かな土地であり、鉱物資源に恵まれ、気候も極端に厳しいわけじゃない。
それなのにどうして、ヨーロッパ文明に征服されてしまったのでしょう?

確かにインカやアステカ文明があったのは分かるし、それらも優れた文明だったのでしょう。
しかし、こと軍事や科学技術に関してはちっとも近代化しませんでした。
どうして恵まれた土地にありながら、アメリカ大陸では文明が近代化しなかったのですか?

A 回答 (3件)

http://1000ya.isis.ne.jp/1361.html
http://tkido.com/blog/517.html
http://d.hatena.ne.jp/nakatsu-ryohei/20141026/14 …

自然環境が、気候、水、土壌、生物や植物、自然資源に恵まれていると、そこにヒトが集団でいても、文明は育たない。
むしろ、乾燥するので植物が育ちにくい周辺地域の方が、水利を効かせる工夫で農耕文明の初期段階を発展させる。
農耕が初期段階であっても、豊かにヒトの集団を維持出来る状態だと、それ以上には文明が育たない。
交易や略奪で集団を維持出来るのがギリギリの条件の場合は、交易や武器や組織、情報利用などの文明を、そのような生活様式を主とするヒトの集団が育てやすくなる。 また交易や略奪のための異地域・異集団との交流は疾病への多くの危険を随伴するので、そうした生活を長く続けるヒトの集団には免疫などの面でも強いヒトが多くなっていく。
逆に云えば、ある地域で持続的に限定された生活様式で生き続けているヒトの集団は、新たな感染症には非常に弱いし、複雑な情報伝達や知識伝授の文化体系、組織だった行動、各種の武器や各種技術の発展も出来ない。 こうした伝統的生活を続ける集団と、交易や戦闘、組織行動、進取の気性の強い集団とが、同じ地域でいると、前者は衰退し、後者が支配権をにぎるようになってしまう。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

アメリカ大陸は豊かだったゆえに発展が遅れ、争乱を繰り広げてきたヨーロッパ文明に侵略されてしまったのですね。
乏しい土地で鍛えられた民族が豊かな土地を奪い取ったがゆえに、アメリカが最強なのでしょうね。

お礼日時:2015/08/24 08:07

ヨーロッパや中国が、陸続きで人口も多く、食料と富の確保のための地域抗争に明け暮れ、「食うか食われるか」「支配するか隷属か」という状況にあったからでしょう。

それでも、そこそこ共存していましたね。
 最大の要因は、「産業革命」だと思います。それに向かう「知の蓄積」のための印刷術などのインフラの充実などが背景にあります。そこから、より多くの戦争、領土の拡大、植民地の確保、という方向に進みました。
 ヨーロッパ人移住後のアメリカは、そういった「ヨーロッパの延長線上」にあったのです。

 東南アジア、南北アメリカ、アフリカでは、地域ごとに自給自足できていたので、そういう「競争・発展」が起こらなかったのでしょう。
 ただし、産業革命後のヨーロッパによる「植民地化」には飲み込まれました。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

やはり産業革命が一大転機なのでしょうね。
それがなければヨーロッパといえど容易くアメリカ侵略はできなかっただろうし、インカやアステカにとっては悲劇でしかありません。

お礼日時:2015/08/24 08:09

食べ物に不自由せず、外敵もいない。


軍事的に近代化する必要がなかった。

海で他と隔絶されていたオーストラリアだけに、種としては弱いコアラのような有袋類がたくさん生存してたのと同じ原理。
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この回答へのお礼

Thank you

回答ありがとうございます。

なるほど、言われてみれば納得です。
栄養の乏しい土地の植物のほうがたくましかったり、地球の摂理なのかもしれませんね。

お礼日時:2015/08/24 08:03

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