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半年ほど前にアカペラを始めたものです

自分のパートはパーカスなのですが、最近コーラスもやってみようと思い練習を始めました。
自分の場合ですが、キーボードで『レ』の音を引いても 音取りができません、しかし、1オクターブ低い音にすると音取りができます。

1オクターブ低いということは周波数が1/2になっているということですよね、でも周波数が1/2になっていることでどうして同じ音に聞こえるのでしょうか、

A 回答 (1件)

倍音の起源を知ると理解しやすいでしょう。

まず倍音とは周波数が倍の音なわけですが、それは音を出せば必然的に生じるのです。 両手でひもの両端をもってゆらすとしましょう。 ひもの端から端までの大きな弧ができます。これを1倍音としましょう。 うまく手をゆらすと、ひものまんなかが動かず、 その点の左右で別の弧ができるようになります。 結果、弧は2つできます。これが2倍音です。 この時の中心を節(node)といいます。2倍音は節が1つです。 さて。3倍音はどうか。弧が3つできます。節は2つです。 このようにして増えていきます。

硬い石でできた広い建物を思いうかべましょう。 西洋の教会のようなものです。 そういう中で波である音を立てます。 すると壁ではねかえります。 このはねかえりの中で、倍音が生まれてくるのです。 壁をひもの両端として、振動すれば必然的にそれは生まれてきます。 倍音の程度が上がるほど弱くなりますから、最初に聞こえるのは2倍音です。 物理的に倍音の種類が限られることもありますが、 ここでは専門的すぎるので無視しましょう。 さて、2倍音は1オクターブ上の音で、人間にとってはかなり似た音に聞こえます。 オクターブ違うドにも同じドという音をつけてしまっていること からもわかるでしょう。というわけで2倍音は意識されません。 次は3倍音です。書いた通り、3倍音は7半音高い種類の音になります。 5度です。結果、最初に人間が認識する和音は5度和音になります。 +7半音は-5半音ですから、4度の和音もうまれます。 グレオリオ聖歌は5度和音で構成されています。1200年代のことです。 さて、次は4倍音ですが、これはオクターブなのでわかりません。 5倍音は+4半音の種類で、長3度です。かくして長3度はきもちのいい音となります。 これを逆にとれば-8半音ですから、短6度の和音が生まれます。 このようにして和音は生まれていったものと考えられます。 だから和音の母は倍音なのです。 日本で和音がほとんど生まれなかったのは、建物が反響しなかったからだと思います。

人間にきもちよく聞こえるのも、波が調和しているからです。 倍音同士はきれいにならびます。各場所でその振幅を足しても、 同じようにきれいな波ができるのです(高校の波動物理を思いだしてください)。 これがズレた周波数同士だと、うちけしあったり、変なうねりが出たりして 不快に聞こえます。ちなみに、オーケストラなどで楽器の音を合わせる時には 音程を聞きとるのみでなくこのうねりが出るかどうかも 目安にしていることが多いです。

http://www.page.sannet.ne.jp/hirasho/sound/baion …
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