倒立 側転

私は倒立と側転ができません。倒立は多分怖いのだと思うのですが、足が全く上がりません。
あと、手をついたらスピードがおち、とまってしまいます。手をつく位置もよくわかりません。
側転は全部わかりません。なにをどうすれば良いのか。
うでの力が無いのですが関係ありますかね？
やり方を教えてください。

No.1 回答者： shin01824 回答日時： 2015/09/03 17:16

学生時代に器械体操部だったおじさんです。

どちらも、『腰』を『肩』に真っ直ぐのせるのがコツです。多分、あごを挙げて床を見ていませんか？かなり反っちゃってるんだと思います。怖いと思うけど、グイっと腰を前に押し出すイメージが必要です。

手をつく位置は普通にまっすぐ前方に揃えれば良いと思います。
基本的な倒立の場合、頭は腕の間に入れて軽く上目使いで床を見る。あまり大げさにあごをあげて床を見ないこと。大げさに床を見ようとすると首と連動して背中が反ってしまい、腰をまっすぐ乗せることが出来なくなります。
ダンサーのパフォーマンスとかで大きく反った倒立とかを見ることもあるかもしれませんが、あれは「倒立」ではなく「逆立ち」。正式な倒立ではないので、別の技術が必要になって来ます。

意識はとにかく「横から見たときにまっすぐ」です。よく壁に向かって倒立を練習する子がいますが、壁に向かって倒立の練習をするならお腹を壁に向けるのが正解です。壁に背中側を向けるより「まっすぐ」の感覚が掴みやすい。始めのうちは「まっすぐ」の感覚がつかめないので倒れると思います。倒れても大丈夫な環境で練習するか、壁に沿って練習をすると良いかもしれません。
それか壁に背を向けるなら足をあまり上げずに腰だけ肩に乗せようとする練習も良いかもしれません。床に手をついた状態でお尻だけぐっと持ち上げるの。あごは反らずに、ね。
それが何となく出来るようになってきたら、倒立中に身体をギュッと締めるようにしましょう。

側転も同じ。回っている時に肩の真上を腰が通過すれば何もしなくても惰性で回ってしまう。

なのでとりあえず『肩の真上に腰を載せる』を意識してみて下さい。筋トレも重要かもしれませんが、一番大事なのはその感覚です。
「このくらいでまっすぐ」という感覚があれば、筋肉のない女性や子供でも倒立は出来ます。
…まぁ100kg越えの巨漢とかはさすがに腕が体重に耐えられないと思うけど、普通の範疇であればまず出来ます。ぽっちゃりやひょろひょろくらいなら感覚さえつかめれば出来ます。