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キリストは弟子たちに、魚を獲るのではなく人間を釣りなさい、と命じました。
「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」
(『日本聖書協会口語訳』マタイ福音書4章19節)
関西の閲覧者のために別の翻訳も挙げておきます。
「わてについて来なはれ。人間をとる漁師にしたろやないか」
(『コテコテ大阪弁訳聖書』ナニワ太郎 データハウス 35ページ マタイ福音書4章19節)

私は聖書の記述が釣り質問についての最古の記述だと思つてゐたのですが、先日さらに古い資料を見つけました。

アントニウスが魚釣りをしてゐたのですが、まつたく釣れないので、体裁を保つために家来に命じて水中で釣針に魚をつけさせました。クレオパトラはこの違反に気づき、翌日の釣りのときに自分の家来を潜らせて、アントニウスの釣針に干し魚をつけさせました。そして言ひました。
「あなたの釣の獲物は都市や王国や大陸なのですよ。」
(『プルタルコス英雄伝』「アントニウス」秀村欣二訳 ちくま文庫 下377ページ)
クレオパトラは、大量の人間を釣りなさい、とアントニウスにすすめました。人を釣ることの起源はクレオパトラなのですか。

A 回答 (3件)

キリストが弟子を勧誘した時の言葉ですが、彼らの漁法は釣りではなく投網でした。

釣りについての記述という点で少しハズれてます。

クレオパトラより有名なので、、東洋の太公望もいますね。
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この回答へのお礼

お久しぶりです。そのうちまた碁の話でもお願ひします。

>釣りではなく投網でした。

さすがによく御存じですね。ガリラヤ湖では網で魚を獲つてゐたやうです。
「イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 」
(『共同訳聖書』マタイ福音書4章18節)

>東洋の太公望もいますね。

「呂尚は貧乏で、年老いていた時に、魚釣りをしていて周の西伯に知られることとなったよしである。西伯が猟に出ようとして、卜いをたてたところ、結果は、「猟の獲物は竜でもなく彲でもなく、虎でもなく羆でもなく、その獲物は覇王の輔である」と出た。その時周の西伯が猟に出ると、はたして渭水の北で太公(呂尚)に出会った。......呂尚に「太公望」の称号を与え、車に同乗させていっしょに帰り、師と仰ぐことにした。」
(『史記世家』「斉太公世家第二」福島吉彦訳 岩波文庫 上47ページ)
西伯にしてみれば、狩猟で太公望を得たのでせうけれど、太公望からすれば、西伯を釣つたのですね。適切な事例を教へてくださり、ありがたうございました。今後も釣り質問に精進してまゐります。

お礼日時:2015/09/20 22:16

昆虫だか何だったか まじ疑似餌というか シッポかな


確か それで釣りをするのです・・
言葉というなら 言葉が出来た頃からかも
言葉はその時それぞれに 何だろねえ・・
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この回答へのお礼

追加回答をありがたうございます。本で読んだことがあります。

「淡水産二枚貝ランプシリスの数種に見られる疑似餌である。」
(スティーヴン。ジェイ・グールド『ダーウィン以来』浦本昌紀・寺田鴻訳 ハヤカワ文庫 158ページ)
[画像]
http://gyo-ten.doorblog.jp/archives/694892.html

「魚類学者のテッド・ピーチとデイヴィッド・グロベッカーは、フィリピン産のあきれるばかりのイザリウオを一匹だけ手に入れた。......背鰭の最前部の棘がはなはだしく変形したものを鼻先に立てていて、その端に独特のルアーを備えている。」
(スティーヴン。ジェイ・グールド『パンダの親指』櫻町翠軒訳 ハヤカワ文庫 上47ページ)
[動画] 上記とは種類が異なります。
https://www.youtube.com/watch?v=gf6Bdn-pCsY

私もQ&Aサイトで釣りに励みます。

お礼日時:2015/09/20 22:42

この世に生物が 2匹以上生まれ出でた時からかも・・

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この回答へのお礼

今回は私の釣り質問を歴史的に正当化することが目的です。ご協力に感謝いたします。

2匹の生物が存在した時点で互ひに餌となるのですね。納得です。初めはどんな言葉で釣をしたのでせうか。

お礼日時:2015/09/20 21:47

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