プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

85歳の義母です。
紙パンツと尿漏れパッドを使用しています。
声掛けでトイレにはいきますが、トイレに行ったときは出ず、ほとんどパッドの中で済ませる状態です。

夜間、自分でパンツやズボンを脱ごうとするため、パンツがずれてお尻の谷から漏れます。(自分でトイレに行ったつもりになって脱いでいるのではないかと思います。)ズボンは、ほぼ毎日脱ぎます。

防水シーツや夜間用のパッドを使用していますが、横向きで寝るため、漏れた尿で掛布団が汚れます。
冬は布団が分厚くなるので特に大変です。掛布団用の防水シーツはないので、敷布団用を掛布団にとめて使いましたが、使いづらかったです。
洗える布団や防水シーツは洗えるとは言うものの、とても洗いにくいです。

ずれ防止の対策、お尻の後ろの方までカバーする方法や物、掛布団の防水対策など、何でもよいですので、アドバイスをお願いします。(夜間にトイレに行かせるのは何度か試しましたが、母が嫌がりますし、トイレでは出ないのでだめでした。)

A 回答 (4件)

まず当人の意向を踏まえて、就寝時の排泄に関しては、離床させない方向性で、対策案を提示しておきます



まず問題解決においてのポイントは、尿漏れの原因です
今回は臥床体位の問題については、良い睡眠のための寝返りとして留保します。要は、側臥位は修正しません

文面から察するに 下衣脱衣の原因は、おそらくパットが濡れていて気持ち悪いことが原因だと思われます
夜尿回数が不明なことや物理的にもパット交換には限界がありますので、一晩に3回を目安にしてパット交換とします。

①相応に手間のかかる排泄介助法

A 夜間の専用の大容量パットであっても、脱衣の原因はパットの濡れと考えられますので、可能な限り、夜間の排泄動静を把握することが重要になります。
つまり、どの時間に排泄行為が行われたのか?ということを把握する必要があります。そのためには、一定の生活環境リズムでの観察が必要になります。
 排泄リズムを把握すれば、パットが濡れたことを原因にしての脱衣を予防(排泄しただろう時間を見計らってパット交換する)でき、尿漏れの深刻化も予防できます
この場合では、夜間専用ではなく昼間用のパットの方が薄くフィット性があるので漏れにくいと言えます


②排泄介助の工夫

C テープ式オムツを導入して、脱衣予防する(パットは夜間用大容量型で排泄介助回数は2回程度に)
 
D 横漏れ対応のパットの工夫をする(鼠径部にパットの羽がかかるように配慮する)

一番介護現場で行われている手法で、失敗を繰り返して最終的に到達するのが、パットの当て方を工夫することです
それでもパット交換の回数も多いので、在宅介護の現実からすれば、難しいでしょう



③夜尿回数を減らす方法

 個人的には推奨しませんが以下の方法があります
E 就寝4時間前以降の水分補給を控える(目安としては400cc以内)

F 生活リズムを規則的にして、睡眠時間を定時化する(特に日中に小まめに排泄誘導することが望ましい)


 以下の方法は個人的に在宅介護でのオススメ夜尿対策です

G 体内時計リズムを調整するために、定時に日光浴を行うようにする(起床時に日光を入れ、起床直後に1時間程度の日光浴が最適)

H 臥床時間を短くして、なるべく離床時間を増やす(極論を言えば、睡眠時間は6~8時間に制限する)

I 日中に適度な運動を行い良い睡眠を確保すること

J 寝つきが悪い場合は眠剤導入を検討する


・・・・・・・・

ところで、上記した対策の効果は初期段階では効果は期待できませんので、気長な対策が求められます

そこで簡単な対応策の一つとして、防水シーツの上に、防水ラバーを導入することをお勧めします
防水シーツはシーツとして敷ふとん全面をカバーしますが、防水ラバーはシーツの半分程度の幅だけを強く防水するカバーとして施設介護で良く利用されています。防水機能がドライヤーで復活しやすい部分もあり、洗濯が面倒な防水シーツよりは楽だと思います


 さて、最後に在宅介護の大変さを踏まえての現実的な提案

①入眠4時間前に入浴し、その直後に200mm前後の水分補給(食事は入浴1時間前がbetter)
②生活リズムに規則性を持たせること
③起床時に日光を浴びさせ、起床直後にも日光を浴びること(30分~1時間)
④適度な運動を定期的に行うこと
⑤就寝直前に必ず排泄誘導する(重要です。当人が出ないと訴えても座らせることを習慣化してください)
⑥お茶などの利尿作用のある飲み物(カテキン・タンニン成分のあるもの)の摂取は就寝8時間前までにする
⑦お腹・脚・腰を冷やさないように工夫すること
⑧塩分とカリウム摂取を控えること(特に夕食)
⑨就寝前に運動の週刊付けをする

以下については当人と相談の上で禁止が望ましい行為
1:飲酒・タンニン・カテキンが含まれる飲料物(就寝4時間前は特に)
2:就寝前に興奮やストレスを伴うような行為
3:就寝時の音楽などの聴覚的刺激
4:就寝直前の入浴

飲酒はかなりNGです


参考になれば幸いです
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この回答へのお礼

詳しくご助言くださりありがとうございます。
大変参考になりました。
下衣脱衣の原因、納得しました。
生活習慣については、おおむねご助言いただいた通りにしておりましたので、安心しました。
ただ、本人の意向を踏まえると、夜間のパットの交換は難しいと思いますので、パットの当て方で対応してみるつもりです。

お礼日時:2015/10/07 22:14

とりあえず、助言する前に、情報提供をお願いします



①眠剤服用の有無
②尿量(夜用パットでは一晩では対応できない尿量か?目安は1000mm超えか?)
③尿道の位置(位置に個体差があります)
④防水ラバー導入は可能か?
⑤尿意の有無・便意の有無。および夜間の便回数

文章から察するに夜間のトイレ誘導が困難だと思われますので、パット対応にしろ、オムツ対応にしろ、排泄の総量でも方法が変わりますので・・・なるべく良眠させるための措置の必要もあります

補足情報として可能ならば以下の情報も
①乾燥機の有無(ガス・電気)
②日常的な洗濯の頻度
③パットなどの汚物処理の頻度
④床ずれの有無および皮膚疾病の有無
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この回答へのお礼

情報が遅くなり申し訳ありません。
①眠剤なし
②尿量は多分パットで対応可
③不明ですが太っています
④防水ラバー?おむつカバーのようなものであれば難しいです。
⑤自分でトイレに行くことがあるので尿意はあるとも言えますが、椅子に座っていてズボンまで濡れていても気づいていないこともあります。トイレで尿が出ている様子はありません。布団に入ると、起こすまでトイレにいきません

補足
①洗濯機と浴室乾燥(電気)
②週4回程度(失禁による洗濯は、週1回)
③パットは一日に5枚ほど。今のところ自分でかえている
④皮膚疾患なし

朝方のぞくといつもズボンを脱いでいたり、パンツとズボンが、お尻がほとんど見えるくらいずれている状態です。
尿量が少ないときは何とかパットに収まっているのでしょうね

お礼日時:2015/10/07 14:53

トイレに行かないのであればオムツカバーはどうですか?全体が尿を吸収してくれます。


でも「オムツ」に抵抗があるのでしたら、リハパンの中に当てるパッドにテープ付きがあると思うのでテープ付きのパッドを使用しては?
テープが甘ければ、両面テープを使うとか。もしかしたら尿が気持ち悪くて脱いでるのかもしれませんね。
防水シーツにカバーをかけて、防水シーツとわからないようにして巻きスカートを作ってはどうですか?寒いからこれを腰から下に巻いて寝てね?と。

リハパンにパッドをあててるなら、普通のパンツにパッドをあてるのもありだと思います。面のほうが違和感ないですし。

大変ですね。ご苦労さまです。

追伸、布団の横にポータブルトイレをおいても、トイレに座らないでしょうか?トイレまでいくのが億劫というのはないですか?
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この回答へのお礼

いろいろとありがとうございます。
巻きスカートは思いつきませんでした。
試してみます。

お礼日時:2015/10/05 15:45

難しい問題ですね。



自尊心もあるので、行動とのギャップに
義母も悩まれていると思います。

大変ですが、無理強いは禁物のようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2015/10/05 15:45

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