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初めまして。今年から私立大学に通っている文系学部の一回生です。以下、長文となりますが流し読みでも目を通して頂けると幸いです。
夏休みも明け、これから秋学期というこの時期に、今通う大学を中退し、国公立美大芸大進学の為に浪人をするか切実に悩んでいます。私立美大芸大は学費面の問題から今のところ視野には入れていません。
幼少の頃からずっと絵を描くことが好きだった私は、美大芸大に進学することへ漠然と憧れを抱いておりましたし、自分の技量に関係なく学ぶなら美術を学びたいと昔から心に秘めていました。しかし公務員である両親は夢見がちだ、将来性がない、趣味の範囲でとどめておくべきだと芸術分野への進学には否定的で、またそのような意見に萎縮してしまい積極的に自らの夢について口に出したことはほとんどありませんでした。そんな状態で迎えた高校三年生の受験時期、両親からは大学進学を強く勧められ、さてなんの分野に進むのかと迫られた時点でようやく私は一言、美大へ進学したいと呟いたのですが「お金がかかる上に将来性がない。今までそんなこと一言も聞いたことがない、思いつきで進路を決めるな。娯楽なら趣味でやれ」と全く取りつく島もない有様で、情けないことに言い返すことも出来ずそこで沈黙してしまいました。学びたい分野への進路も絶たれ、明確な目的を持つことが出来ない私を見兼ねた両親の言われるがまま私の学力で手が届く両親が勧める大学に進学し、今に至ります。入った学部も興味のある分野というよりかは単に入試をパスしやすい学部、というので選んだのが正直なところです。それでも入学以前は大学に入れば何かが見えてくるかも、変わるのかも、と淡い期待を抱いて進学しましたがいざ生活してみるとそんな事はなく、ただただ空っぽな時間が増えただけでした。さして興味の持てない講義の為に登校し、携帯電話をいじったり居眠りをする学生の中に紛れて出席、莫大な自由時間にバイトを入れるという生活を繰り返すうちこの現状に疑問を抱くようになりました。自分の一生に一度きりの18歳、19歳はこんな風に終わってしまうのかとひどく悲しく虚しい気持ちになりました。それと同時に受験生の頃見て見ぬ振りしてきた自分が本当にしたいこと、進みたい先についても頻繁に考えるようになりました。美術を志す人々の中で刺激を受けながら勉強して、美術に対する知見を広げてあわよくば将来はデザインや「描くこと」を生かした職につきたい。漫画やアニメ、ゲーム等いわゆるオタク文化に関連する企業に勤めたいとも考えています。でもそれはあくまで『あわよくば』の域で、それが甘くない道のりで非現実的で夢見がちなことは重々自覚しているのですが、就職云々を抜きにしてもこの一度きりの人生に小さい頃から憧れた美大芸大へ進学したいと強く思っています。
しかし大学中退など、ましてや美大への再受験の為など切り出そうものならあの両親から罵詈雑言を浴びせられることは目に見えています。それを考えると決心が萎み、自分の考えが間違っているのではないかと不安になってきてしまいます。

肯定、否定どちらでも構いません。皆さんの意見を聞かせて下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

「あわよくば」と思っているのでしたら、止められたほうがいい。


それは建設的じゃないから。
条件が厳しいわけだから、尚更のこと「将来像を確定させる」ことをして望まないと、途中でドロップアウトしてしまう可能性が高いよ。

人の「決心」ほど、あてにならないもんはない。
どんなに重要な事項でも、その場その場でころころ態度が変わるというのが、普通の人間の行動なんです。
だからこそ、日一日の中で「そうだ、間違ってない!」と確認しながら行かないと、結果としてすぐに横道にそれていってしまうのです。
思い込みでもなく、夢というほどあやふやでもなく。
大丈夫、出来る!と自分を励ませるくらいの情熱がほしい。

そして「自分が求めるもの」と「他人が求めるもの」というのも、大概は大きく違う。
自分が持ち出す「理想」というものは、他人の壁の前では粉々に砕けることが良くある。
自分をどうにか求める場所に出したところで、それでもまた壁が立ちはだかるんです。
…そして、それをみんな「受け入れなきゃいけない」のは「自分」だってこと。
結果も、情熱の反動も、その全てを。

厳しいのです。
だから反対されるなり、無下にされるなりした、お父さんたちの気持ちもよくわかる。
芸術家の目にはなれなくても、私たちは「ユーザー」にはなれるし、間接的にクリエイターと接触して話をすることもあるわけです。
そこから得た感想というものは、ご両親にもわかるはずなんです。
人生経験の量ですよね。
出来れば夢なんて持たないで欲しいし、傷ついて欲しくもないです。
親から見たら、そう思うのは当然と思います。

…でも、それと「あなたの思惑」は別物ですから。
だから、質問にも書いてあるけれど「親が云々」は、この際考慮には入れないで下さい。
以前は親の思惑がまさり、君の情熱が負けた、それだけのことですから。
前回に勝るだけの情熱と、強かさというものを身につけていかないと、また負けますよ?。
世間に勝つ前に、親に負けてたらダメでしょ?。

厳しいこと言うけど、夢をかなえるっていうのは、色んな物を「踏み倒して」進めるだけのバイタリティーが要るんですよ。
誰でもが可能なものじゃなくて「選ばれた者だけが可能なもの」だと知って下さい。
こう見えて、世の中は残酷さでいっぱいなんですから。
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私立の美術大学を卒業して、ゲーム会社に就職した者です。



質問文を拝読して、mtp-dtさんはとても真面目な方とお見受けしました。
お恥ずかしながら、私が同じ年齢の時には、そこまで真剣に自分の将来の事を意識してはいませんでした。
ただ漠然と絵を描く仕事がしたくて、高校2年の夏に美術大学への進学を決めました。(一般的には少し遅いです)親の理解もあったので、とても恵まれていました。
今回、そういったことを棚にあげて回答をさせて頂くことを、お許し下さい。
少しでも、mtp-dtさんのお役に立てればと思います。

>就職云々を抜きにしてもこの一度きりの人生に小さい頃から憧れた美大芸大へ進学したいと強く思っています。

失礼ながら、mtp-dtさんは、就職についてはどのようにお考えなのでしょうか・・・?
質問文を拝読して、どこか、『美術大学に入学すること』が目標になってしまっているように感じました。(すみません、そうではないとは思うのですが)

やはり大学というのは就職に至るまでの手段であると思いますので、大学に入り、そこで学んだもので最終的に就職する、という気持ちは大切であると私は思います。

親御さんにお話するにしても、おそらく卒業後の進路についての事は議題に上がるでしょう。
親御さんは美術大学からちゃんとした給料、雇用形態の企業に就職できるのかと問われると思います。
その時に、『私は美術大学を出て、こういった業界に行く!』と言い切らなければ、きっと理解はしてもらえないと思います。

そう言った点から、美術大学を調べると同時に、進みたい業界の研究をして、親御さんを説得する材料を集めることをお勧めします。

美大生の進路としては、【デザイン会社、広告会社、映像製作会社、アニメ会社、ゲーム会社、画家、漫画家、イラストレーター】などであると思います。

私はゲーム業界とアニメ業界についてしか研究していないので他については何とも言えませんが、この二つについては多少お伝えすることができます。

ゲーム業界の雇用形態、お給料など詳しい事が知りたければ、企業のHPなどの採用情報をご覧になると良いと思います。
ちなみに、残業代などはでませんが(裁量労働制と言う制度によるものです)他の一般的な職業とあまりかわりません。

アニメ企業は、まず固定給ではありません。1枚数百円(も無いかもしれません)で、書いた枚数だけお金が貰えます。
固定給の正社員で雇用しているアニメ会社ですと、私は京都アニメーションしか知りません。
この会社は京アニ塾という独自の塾をもうけていて、そこから社員を選ぶ事が多いようです。


とりあえず、今の大学を辞めてしまう前に、画塾に入って勉強をしてみてはいかがでしょうか!それによってやって行けるかどうかも見極めることができると思います。(美術大学に入っても合わなくて辞めてしまうこも多いです。)

画塾であれば、大学に行きながら通うことも可能でしょうし、費用も、バイトをしていれば賄う事ができると思います。現役の美大志望の高校生も学校に通いながら画塾で勉強するのですから、状況は同じです。


長くなってしまい、申し訳ありません。
厳しい意見もありますが、世の中には講義を投げ出し遊んでいる大学生も多いです。
そんな中、学びたいと真剣に考えているmtp-dtさんは、素敵だと私は思います。
応援しています、頑張って下さい!
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美大生の母の立場から回答します。


ちなみに自分も美大受験経験あり。経済的な問題で専門学校へすすみました。
就職云々の話は抜きにして話をします。

私も高3から方向転換してその道を目指した立場なので気持ちはわかります。
しかし一番引っかかるのが…ここです。
<国公立美大芸大進学の為に浪人をするか切実に悩んでいます。私立美大芸大は学費面の問題から今のところ視野には入れていません。

美大芸大受験の実態を理解されてるのかな?と。
国公立はどの分野も難関ですがこのジャンルはとくに難関で大変な倍率です。
今まで経験ゼロだとすると一体何浪を覚悟してるのだろうか?と。
高校の3年間デッサン等の経験を積んでも現役では難しい世界。
あなたにどれだけの才能があったとしても一浪でパスできると考えるのは無謀です。
そして浪人するからには美術予備校に通う必要があります。
これがかなりの授業料です。浪人年数がかさめばそれだけ費用が嵩みます。

つまり金次第、というのが現実的な話、です!
親御さんの理解なしでは到底厳しい、非現実的な話です。
膨大な自由時間にバイトできるなら今の大学に通い通して膨大な貯金をしてください。
今の大学を卒業すれば親御さんもとりあえず納得されるでしょうし。
効率よく単位を取ってあとの時間はとにかくバイトに明け暮れることです。
親御さんがびっくりするぐらいの金額を貯めましょう。
その通帳を見せて、これでも足りないのでお願いしますと頭を下げることでしょう。
熱意が伝わればあるいはわかってくれるかも知れません。
才能だの何だのはそれからの話ですよ。

ここからは余談です。
私の娘は芸術専攻のある高校で美大受験に備えました。
現役で私立美大へ入り今4年です。
高校時代の仲間の数人が浪人し、一人は一浪で東京藝大へ。
一浪で入ればかなり優秀だとご理解ください。
一人は現役の時と専攻を変えて私立美大へ。
2浪以降の方の行く末はちょっと不明です。

一方で家庭の都合で学費はかけられないという人がいて、この子はまったく分野のちがう公立の短大へ行きました。
しかしこの子は高校時代からオリジナリティある作品を手がけていて賞を取ったこともあります。
短大卒業後はアニメ制作会社に就職しました。
反対に美大を卒業した私の同級生は公務員として30年勤めています。

あなたは「美大芸大で学んでみたい」という夢を追いかけてるわけです。
なら美大芸大に入ることだけ考えるんですね。
入った後のことなんて考える余裕はないんです。
実力の問題でもお金の問題でも二重に死ぬ気にならなきゃ入れないですから。
もし美術分野の仕事に就くのが目的であれば、むしろ必ずしも美大なんかに行かなくて良いわけです。
大学に行かなきゃ出来ない仕事じゃないのですから。
大学に行っても出来ない場合も多いのですから。
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美大を卒業しても公務員や事務員になれます。


美大以外でも、大学で学んだ事と関係ない仕事に就く人の方が多いでしょう。
「将来性がない」という意見は気にすることは無いと思います。

私が心配なのはこの2点。
「自分の技量に関係なく学ぶなら美術を学びたいと昔から心に秘めていました。」
「莫大な自由時間にバイトを入れる」

芸術系の大学は、ある程度完成された人たちが更に上を目指して集まる場所です。
大半の学生は基礎を入学前までに習得しています。
また美大を目指しているなら、バイトは画材の購入に必要なだけに留め、余った時間で絵の練習をしていると思います。
「自分の技量に関係なく」とか「莫大な自由時間」なんて言葉が出てくると、日々腕を上げる努力をしていないように感じます。
実際は日々努力していると思いますが、他人に見える形で努力しないと、ご両親を説得するのは無理だと思います。
大学の授業料は憧れだけで承認できるほど安くありません。
覚悟を伝える努力も必要ですよ。
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なんか順番が逆なような気がする。


美大に受かるだけの実力があれば誰もなにも言わないよ。受験しなおして、そもそも受かるの?
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<国公立美大芸大進学の為に浪人をするか切実に悩んでいます。


恐らくあなたのご両親は、社会科学系のご出身の方と漠然と思います。「夢見がちだ、将来性がない、趣味の範囲でとどめておくべきだと」。このような反応をする方々は大体その系統の出自が多いのです。
しかし、私自身は、芸術の世界に身を置く人間ですが、あなたのご両親と同じように、発言すると思います。
実は、私の子供達も、やはり芸術の世界におります。彼等が、将来に向けて夢を語る時に、私は自分の立場上あなたのご両親のようには、さすがに云うことは出来ませんでした。で、どうしたか。約束させました。授業料は出してあげるが、仕事にかかわる材料費は自分で捻出せよ。と。彼等はアルバイトをしながら、材料費を自分で工面してきました。努力の甲斐あって、やっとではありますけれど自活出来るようになりました。
《そのお覚悟があるかということにつきます。》貧乏してもよし、生涯満たされなくてもよし。そのお覚悟が出来ていれば。やることです。あなたの才能について、私は知る由もありませんから、無責任になりますが。それしかありません。

 あなたの年齢で遅い等と云うことは、全くありません。マイヨールという歴史的にも高名な彫刻家はご存じでしょう。マイヨールは40歳過ぎて、彫刻家をめざし、世界的大家になったの人です。
当然、満たされた人だけではありません。
モディリアーニは誰もがしっているような、高名な画家ですが、あの才能があってして、認められもせず、極貧の中に死んでいるのです。脅かす訳ではありませんが、《お覚悟が出来ていたらおやりなさい。》です。

<美術に対する知見を広げてあわよくば将来はデザインや「描くこと」を生かした職につきたい。漫画やアニメ、ゲーム等いわゆるオタク文化に関連する企業に勤めたいとも考えています。>

この様な安易な考え方では、何も出来ません。
仮に、上手く美大に合格出来たとしても、その先にどのような道が待ち構えているのかを、「好きな美術の世界で生きたい」等という朧気の中では、認識することが困難であることは、言明出来ます。
《お覚悟が出来ていたらおやりなさい。》です。徹底的に頑張るしかありません。

 厳しく申しあげましたが、本当に厳しい世界です。自分の才能に一抹の不安があるような場合にはお奨め出来ません。
その場合には、食べる為の保険としての現在の学業を修め、それによる収入の道を確立して後、時間を作りプロフェッショナルを目指すべきです。何ら恥じるべきことでもありませんし、そのような道から作家になられた方々も沢山おられるのです。

頑張って下さい。
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俺はもう遅いと思うけどな。

絵に関する賞を取りまくったか、美術予備校でデッサンは「すでに」完成しているか。大学って上手い奴の一握りが就職を優しく教授推薦で保証されるけど、半数以下は放ったらかしだからね。2回生からは、あなたのために、使えない者の諦めさせる厳しく優しい本音が始まる。大人になった今はそれを優しいと理解できるが、作品を並べられた上での、合格させたことから謝罪される、全否定のロジックに耐えられるかい?
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