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黒船について、wikiから引用します。
<この当時の蒸気船は、蒸気機関を使った航行は港湾内のみで行うものであり、外洋では帆走を用いる。>
この当時とは、ペリーの来航のころです。
なぜ、港湾内で蒸気機関を使うのですか? 狭い港湾内で方向転換などを行うには、風まかせの帆では操船が不都合なのでしょうか?

A 回答 (3件)

>なぜ、港湾内で蒸気機関を使うのですか?



発想が逆です。
波がある海で「黒船の蒸気機関」では動かなかった、波のない港湾内では「黒船の蒸気機関」で動くことができたということです。

日本にきた黒船の蒸気船は、外輪船といって、スクリューとは違う仕組みで動いていました。
構造上、波のあるところではうまく動けなかっただけです。
スクリューになってからは蒸気船は波のある所でも動けるようになりました。
(ようするに蒸気機関かどうかではなく、外輪船かスクリューかの違いのほうが問題だったのでしょう。)

ちなみにペリー来航のころは外輪船からスクリューにかわる過渡期ですね。

>狭い港湾内で方向転換などを行うには、風まかせの帆では操船が不都合なのでしょうか?

単に風によって船を操作するより、外輪回すだけのほうが動かしやすいからでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<波のない港湾内では「黒船の蒸気機関」で動くことができたということです。>
のですね。おそらく、波の大きい海では、外輪が空回りしたのでしょうね。

お礼日時:2015/10/10 11:20

今のヨットでも港湾内ではエンジンで走れるようになっています。

太平洋を蒸気機関だけで横断するとなると、船一杯の石炭を積んでも足りないくらいです。ですから外洋の港口は帆船で走っていました。しかしいざ戦闘となると自由に走り回れる蒸気機関が戦力になったのだと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<今のヨットでも港湾内ではエンジンで走れるようになっています。>
昔は、狭く混雑する港の中で、
<自由に走り回れる蒸気機関>
が必要だったのですか?

お礼日時:2015/10/07 19:25

>狭い港湾内で方向転換などを行うには、風まかせの帆では操船が不都合なのでしょうか?



そのとおり。千国船や北前船のような木造船だと小回りが利き、縄で岡側から引っ張りもできますが、黒船は鋼鉄船。何トンぐらいの大きさかまでは調べていませんが、当時としては大型船。
風任せでは自由な操船は難しかったと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<当時としては大型船。>が
<風任せでは自由な操船は難しかった>
ということですね。

お礼日時:2015/10/07 13:31

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