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マルクスは共産党宣言のなかで相続権の廃止としていますが、なぜですか?

A 回答 (3件)

http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen2. …
①賃労働すなわちプロレタリアの労働は、プロレタリアに財産をつくりだすか? けっしてつくりださない。それは資本をつくりだすのだ。すなわち、賃労働を搾取する財産、新しい賃労働をうみだし、あらたにこれを搾取するという条件でのみはじめて増殖しうる財産を、つくりだすのだ。現在の形態では、所有は資本と賃労働の対立においてうごいている。
②ブルジョア社会では、生きた労働は蓄積された労働をふやすための手段にすぎない。、、、  したがって、ブルジョア社会では過去が現在を支配し、、、、、 ブルジョア社会では、資本が独立性と個性とをもっていて、生きている個人は独立性も個性ももたない。
③共産主義革命は、伝来の所有関係とのもっとも根本的な断絶である。
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もっともすすんだ国々では、つぎの諸方策がかなり全般的に適用される
⇒ 三 相続権の廃止。
http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen1. …
❶ブルジョアジーとは、近代資本家、すなわち社会的生産の諸手段の所有者で、また賃金労働者の雇傭者の階級のことである。
❷これまでの封建的な、すなわちギルド的な工業の経営方法では、新しい市場とともに増加する需要にもはや応じえなかった。マニュファクチュアがそれにかわった。ギルドの親方は、工業的中産身分におしのけられた。いろいろな同業組合間の分業は姿をけして、個々の作業場そのものの内部の分業があらわれた。 だが、市場はますますひろがり、需要はますますふえた。マニュファクチュアでも、もう不十分になった。そのとき、蒸気機関と機械とが工業生産を変革した。マニュファクチュアにかわって近代的大工業が、工業的中産身分にかわって工業的百万長者、全工業軍の指揮官たち、すなわち近代ブルジョアが、あらわれた。  大工業は世界市場をつくりだした。これは、アメリカの発見によってすでに準備されていたのである。世界市場は、商業に、航海に、陸上交通に、はかりしれない発展をもたらし、その発展がまた、工業の拡大に作用した。そして、工業、商業、航海、鉄道の拡大に比例して、ブルジョアジーは発展し、その資本をふやし、中世からうけつがれたすべての階級を背後におしやった。  これで知られるように、近代ブルジョアジー自身が、長い発展行程の産物、生産と交通との様式におけるかずかずの変革の産物なのである。
❸ブルジョアジーは、世界市場の開発を通じて、あらゆる国々の生産と消費とを超国籍的(コスモポリティッシュ)なものにした。彼らは、産業の足もとからその民族的な基盤をとりさって、反動家どもをいたくかなしませた。古来の民族的産業はすでに破壊されてしまい、また、日に日に破壊されている。それは、新しい工業によって駆逐されてゆく。そして、この新しい工業を採用することはすべての文明民族の死活問題となる。それは、もはや国内の原料ではなく、きわめて遠い地方で産する原料を加工する工業であり、その製品は、自国内ばかりでなく、同時に世界のあらゆる地域で消費される。国産品によってみたされていた昔の欲望にかわって、もっとも遠くはなれた国々や風土の産物によってはじめてみたされる新しい欲望があらわれる。昔の地方的・一国的な自給自足と隔離のかわりに、全面的な通交、諸民族の全面的な依存関係があらわれる。そして、精神的な生産においてもまた物質的生産と同様である。個々の民族の精神的産物は共同の財産となる。民族的な一面性や偏狭はますます不可能になり、多くの民族文学や地方文学から、一つの世界文学が形成される。  ブルジョアジーは、すべての生産用具の急速な改善によって、また無限に容易になった交通によって、あらゆる民族を、もっとも未開な民族までも、文明にひきいれる。彼らの商品の安い価格は、中国の城壁をもことごとくうちくずし、未開人の頑固きわまる外国人ぎらいをも降伏させる重砲である。ブルジョアジーはすべての民族に、滅亡したくなければブルジョアジーの生産様式を採用するように強制する。彼らはすべての民族に、いわゆる文明を自国にとりいれること、すなわちブルジョアになることを、強制する。一言でいえば、ブルジョアジーは、自分の姿に似せて一つの世界をつくりだすのである。  ブルジョアジーは、農村を都市の支配下に屈従させた。彼らは、巨大な都市をつくりだし、都市人口の数を農村人口にくらべていちじるしく増加させた。このようにして、人口のかなりの部分を農村生活の愚昧からすくいだした。ブルジョアジーは、農村を都市に従属させたように、未開国と半開国とを文明国に、農業国民をブルジョア国民に、東洋を西洋に、従属させた。  ブルジョアジーは、しだいに、生産手段、所有および人口の分散をなくしてゆく。彼らは、人口をよせあつめ、生産手段を集中し、所有を少数者の手中に集積した。その必然の結果は政治上の中央集権であった。それぞれに利害を異にし、法律や政府や税制のちがう、ほとんどただ連合していただけの独立の諸州が、一つの国民、一つの政府、一つの法律、一つの全国的な階級利害、一つの税関線に、結集された。  ブルジョアジーは、彼らの百年たらずの階級支配のあいだに、過去の全時代をあわせたよりもいっそう大量で、いっそう巨大な生産力をつくりだした。自然力の征服、機械、工業と農業とへの化学の応用、汽船航海、鉄道、電信、全大陸の開墾、河川航路の開発、
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ブルジョアが盛大に活躍する社会を否認するには、ブルジョア的所有を否認する必要がある。⇒ (1)個人や家族、企業の所有する土地所有を収奪し、国家の所有にして、土地利用する場合は地代を取り国家の経費にあてる。(2)個人や家族、企業に対する強度の累進税。(3)個人や家族による相続権の廃止、、、(5)金融や資本は国家の独占事業にする。(6)運輸機関を国家の手に集中。(7)装置、設備、生産や流通や情報のシステム、知的権利、土地や水利、大気、港湾、地下資源などの国家管理での強化。、、、(10)教育や職業や就業先選択に対する国家管理
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反共国のアメリカで、マルクス主義を学ぶと言うことに奇異、疑問を感じます。

赤狩りの嵐は、過去、でしょうが。反共国のマルクス主義の解説者は、偏向、と悪宣伝になっているのは、今も変わらない亊だと思います。
共産党宣言はマルクスとエンゲルスの共作の短編で。目を通したのは、50年ばかり前になり。ほとんど思い出しませんが。断片を繋ぐと
ヨ-ロッパに一匹の怪物が俳諧している。共産主義の怪物が・・
世界の歴史は階級闘争の歴史である、・・
プロレタリアの団結をもって、ブルジョアをして戦慄せしめよ・プロレタリアは失うべきなにものをも持たない。そして勝ち取るべき世界がある。万国のプロレタリア-トよ団結せよ。
と言うような、革命への宣言文章で。相続権の廃止などは書いてなかった筈です。
生産財私有の禁止、土地私有の禁止・遺産相続の禁止・が共産主義の3本の柱、と言うのは。後付けの定義か、それ以前の空想的社会主義の定義か?でしょう。共産党宣言を資本論か何かと勘違いをされているように見えます。
マルクス主義を理解するには、唯物弁証法、という考え方を理解しなければなりません。
弁証法とは、形而上学に対する弁証法であり。ご質問はいかにも形而上学的です。
マルクスはアリストテレスの形而上学を、知恵を台無しにした。と「形而上学批判」で言っています。愛、を唱えた西洋思想が、憎悪、の歴史を繰り返しているように、マルクス主義も、心、の思想、愛=憎悪、の思想なのです。
ついでに、余計な亊を言えば、日本は1000兆円を超える赤字国債を抱え。それとほぼ同額の国民の預貯金があります。赤字国債が払わねばならない借金であるなら。最後の手段は、遺産相続を禁止し。
遺産を国債返済に充てるしかないかも?。日本もそれが言えない反共国家なのでしょう。
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100億の金を持っている人間は工場を建てて労働者を搾取するからです。


ですからそうならないように工場は全て国のモノにして労働者に正当な賃金を払うというのが共産主義の考え方です。
失敗しましたけどね。
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この回答へのお礼

なるほど!わかりやすくありがとうございます。参考になりました!

お礼日時:2015/10/15 12:48

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