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1912年に起こった「護憲運動」。「護憲」とは、立憲政治、憲法を擁護することですが、この護憲運動は自分たちの意見を政治に反映して欲しかった民衆が起こした運動であって、立憲政治や憲法を擁護してもらいったかったがために起こしたわけではないのになぜ「護憲運動」なのですか?

A 回答 (3件)

この時代の「護憲」が意味するのは、議会政治擁護・藩閥政治打倒です。

現代では非民主的側面ばかりを強調されがちな明治憲法ですが、当時は議会政治・民主政治の唯一のよりどころでした。
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反桂太郎運動のことを言っているのですね。


桂太郎の議会停止や選挙干渉等に対して盛り上がった民衆運動ですから、護憲はキャッチフレーズ的であったとしても、それほど違和感を持つことはないのではないですか?
桂太郎内閣は倒れました。民衆運動で倒れた唯一の内閣です。
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本音と建て前です。



自分たちの意見を通したい、といっても通りません。
だから、憲法を護れ、という口実にするわけです。

その口実に説得力があれば、多くの人たちが賛同し、
自分たちの意見が通りやすくなります。

それを狙ったわけです。

イラク戦争では、米国は大量破壊兵器の存在を
口実にして、イラクを侵略しましたが、大量破壊兵器は
存在しませんでした。
慌てた米国は、民主化に切り替えました。

イラク戦争は石油目当ての戦争であったことは、多くの
国際政治学者が指摘しているところです。
石油が本音で、大量破壊兵器や民主化が建前です。

このように大義名分、口実がお粗末だと、批判される
ことになります。
批判だけならまだしも、イスラム国誕生という副作用
が発生していまいました。

人間社会にあっては、建前や口実、というのは大切な
モノなのです。
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