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夏目漱石の夢十夜の第一夜に次の一節があります。
「じゃ、私の顔が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。」
そこに、写ってるとは、どこに写ってるんでしょうか。
以前から気になっていたので、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

この文の前後に「ひとみに自分の姿が写って」という表現があるので、「そこ」は「女のひとみ」でしょう。



ただ、「そこに、写っている」と言う女は、すでに自身の体を離れて、主人公と並んで女自身の顔をのぞいているのではないでしょうか。

それで、主人公は「女は死ぬんだな」と思ったのだと思うのですが。
(青空文庫で読んできたばかりですが)
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この回答へのお礼

明快な回答有難うございます。

お礼日時:2004/06/30 12:30

これは、


「そら、そこに、(あります。)(私の目に)写っているじゃありませんかと、・・・」
と、いうことだと思います。
漱石に限らず、近代の作品には、こういう省略の仕方は多いようです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2004/06/30 12:30

前後から考えて、女の目だと思っていたのですが。

それだと変ですか・・・?
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2004/06/30 12:31

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