プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ニュースでも、小学1年生の子どもが教師を殴ったり、通行人に暴力を振るったり、といったものを耳にします。
小学校の暴力も過去最多と聞きますし、最近の子どもはキレやすくなってしまったのでしょうか?
親の教育のせいなのでしょうか?
思い当たる節がある人は解答お願いいたします。

A 回答 (4件)

まず「キレる」というのは、どういった現象でしょうか?。


「怒りによる衝動が、理性による抑止力を越え、暴力などの行動となって発現するもの」
…といったところでしょうか?。

つまりキーワードは「怒る原因」「理性による抑止力の程度」「暴力行動というものの認識」です。
怒る原因というものに、今も昔もそう大差はないでしょう。
理性による抑止力も、おそらくは昔と今でそうは変わらない。
今の子は、知的な言い回しは得意ですが、それは親が「そう対処することを強要している」結果だと思います。
「親が子供に宿題を絶えず出している」という感じですね。
…知的には見えますけど、様々な出来事に対して、昔の子供より知的だということではありません。
そういった意味で、減ったり増えたりで「そう変わらない」という判断です。

問題は「暴力の認識」です。

昔のほうが「暴力が身近だった」というのはあります。
先生は体罰をしますし、親は平手打ちしますし、兄弟が多くて殴る蹴るですからね。
他人はそうじゃないか?というと「いじめ」があります。
ケンカだってしました…私らの頃には大分下火だったけど。
おっかない人は、先輩でも、他校の生徒でも、大人にだっていました。

けれど、そういったものはちゃんと「序列」がつきました。
ピラミッド形に、上には天敵がちゃんといて、親父は怖いけど、親父の親父…爺ちゃんは怖くなかったし、味方だった。
家庭内でも序列があり、それ故の均衡が存在した。
だからこそ「正義」というものが、ちゃんと存在も出来ていたのです。

今は違います。
先生は自身の保身のために体罰を辞めました。
兄弟が少なくて、ひとりっこだと、家庭での喧嘩も出来ない。
他人は「法律」を過剰に恐れるあまり、他人には手を出さなくなった。
ケンカなんかした日には「暴行事件」とか言われる始末です。

こんな「ヤワヤワ」な世界ですから、人間が本来持っている「暴力衝動」というものは「悪」であるという認識以外には語れなくなったのです。
しかし…人間は、時にどうしても言葉ではなく、直接的な行動でないと相手に「心」を伝えられないという時があります。
…それは「SEX」だって同じですよね?。
行為を通じての気持ちの伝達という意味ではそうです。
SEXを「悪」だという人は、少数派だと思いますし、それ抜きでは子孫繁栄も無理です。
暴力も同じ所に存在している「はず」なのですが、現代人はなぜか暴力だけを「隔離する」ことを選択しています。
そしてそれを「法律」というもので雁字搦めにし、厳しく規制しているのです。

本能を「知」で規制するということ。
それは争いを避け、人命を守るという意味では成功したかに見えます。
しかし実際では、ニュースに載るかどうかは関係なく、どこかで親が子供に暴力を振るっているし、幼い命がそれで消えているのです!。
現代人は、自分たちの方策によって、結果的に暴力というものを「影の世界」に追いやり、見えないようにしてしまいました。
見えないモノを掴むことは無理ですから、それは昔は存在した「秩序」というものが使用できなくなった、ということでもあります。

私は暴力を肯定する気は更々無いのですが、暴力は「使うやつは悪魔だ」とは、言いたくはありません。
暴力を行使するのは、誰でもが同じようにありえることです。
「人として当たり前のこと」そして「暴力はあるけど、安々と使うべきではないもの」という「天秤」が、今の世の中は壊れてしまっている…いや「壊してしまった」のですね。
秤が、基準がないものを知るにはどうしますか…そうです「やってみるのが手っ取り早い」ということです!。

子供が果たして切れやすくなっているかはわかりませんが、それは「数字」じゃ出ないんですよ。
「それ」は「偶発的」に「起こる」ものであり、どの子も隠し持っている「時限爆弾」ですから。
連鎖的に爆発する可能性だってあるんです…子供固有の問題じゃないんです。
暴力というものに対しての考え方「感じ方」の問題なのです。

子供だけを見ていると、真相は見えてきません。
世の中全体を見ていく上で、現象のひとつとして見れば、何が原因かというものは自ずと見えてくるものです。
    • good
    • 0

ある脳科学者によると(実名も把握しています)、


キレる脳、と、食生活も、因果関係が認められたそうです。
詳しくは忘れましたが、要するに、ジャンクで偏った食事やおやつじゃジュースなどが、
キレる性格形成の一因に「ある」とのことです。

幼児期に、我慢などを躾けなかった保護者に育てられれば、当然、我慢のできない人間になるでしょうしね。
幼児期から、子どものご機嫌を取る親、
褒めるだけで叱らない親、
暴力を肯定する親、
感謝や喜びを学ばせない親、
などなど…。
    • good
    • 1
    • good
    • 0

いいえ?最近の子はものすごくおとなしくなっています。

それは犯罪件数などに表れています。
小学校の暴力が過去最多というのは「報告された」件数であり、昔はそもそも報告、集計していなかったのです。
虐めだ校内暴力だあっても教員と親との間で処理されていましたので。今のように裁判だなんだと外に出ないで
済んでいたのでした。
私の時代は中学校の校門で他校の生徒が木刀もって集団で襲撃してくるとか「日常」でしたよ。

現在一番犯罪暴力がおおいのは高齢者です。
そして団塊の世代が年金生活に入ってきますので、高齢者犯罪はますます増えるでしょう。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!