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体操選手は意外に握力がないそうです。20代半ばであれば平均で50キロ近い数値があるはずですが、あのマッチョな上半身からは想像も出来ない低い数字。鉄棒、吊り輪等で長時間器具を握っていないといけないのに、どうやら握力と体を支える持続力は違うらしい。

片方35キロであれば、両手で70キロ。同選手の体重は精々55キロ程度なので、それを支えられる握力の数値と、あのマッチョな上半身があれば問題ない......らしい。因みに「強く握っていてはあの演技は出来ない」とは本人の弁。

有れば有った方が良い様な気が大いにする握力。体操選手には全く必要ないのか? しかし、あれだけの肉体をしていて、自然と握力が付かないのは不思議です。敢えて付かない様な工夫が有るのでしょうか? それとも、35キロでも長時間握っていられる特殊なトレーニングが有るのでしょうか?

A 回答 (1件)

昔、器械体操をやっていました。



>鉄棒、吊り輪等で長時間器具を握っていないといけないのに
あれ、実は握ってないんです。プロテクターという装備があって、にぎりの部分に芯が入ってるんですよ。その芯を鉄棒や吊り輪にひっかけてるだけ。要は引っかかって回ってるだけなんです。

>「強く握っていてはあの演技は出来ない」とは本人の弁。
強く握るのは素人だけです。強く握れば握る程、車輪などの回転力が落ちますしめちゃくちゃ危険です。マジで手首の骨折ります。後輩が鉄棒を握り過ぎて手首の骨を粉砕骨折しましたよ。車輪の勢いを強い握りで止めてしまい、体だけは勢いが止まらず回転が継続する。手首が鉄棒に巻き込まれる形で折れてました。ボキボキとものすごい音がして身震いしました。

>有れば有った方が良い様な気が大いにする握力。
有っても困りませんが、器械体操の演技に関しては普通は握力はほとんど使いません。まぁ、中には握力が必要な技もあるかもしれないけど僕は知らない。
平行棒もあん馬も鉄棒も吊り輪も握る系の競技は回転するでしょ?回転する場合は持ち手は緩やかで柔軟でなければ回転できません。持ち手でガチガチに握っていては回転なんて到底出来ませんよ。器械体操は遠心力で吹っ飛ばない程度にひっかけられればそれで十分なんです。
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この回答へのお礼

丁寧に有難うございます。

それにしても、あれだけ鍛えた体に握力35キロはどうも不釣合いで理解不能です。

お礼日時:2015/11/19 11:36

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