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 先日、国盗り物語の1・2を読みました。歴史はにがてだったのですが、読書は好きなので入りやすく斉藤道三という名前しか知らなかった人物が名前を変えながら、歴史も変えていくという姿がとても印象的でした。
 ただ、知人に話したところ『3・4も読め』と半ば強制的に薦められました。1・2がおもしろかったので3・4も読もうという気持ちはあるのですが、仕事で忙しく中々読めません。知人とは上司で、仕事を理由にすると『あの程度の仕事ならそんなに時間はかからないだろう』ととりあってくれません。私の能力不足が問題なのですが、出来れば感想を言い、返却してしまって その後で自分で購入して時間を気にせずにじっくりと読みたいのです...。
 情けない質問で本当に申し訳ないのですが、どう言った内容になっているのか・どんな感想を持った方がいらっしゃるのか知りたいです。教えて下さい。

A 回答 (4件)

ふたたびこんにちは



#2の方への補足で質問されていたことについてまたおじゃまします。

まず、京に残ったお万阿の方は晩年油屋をたたみ隠居し尼になります。財産があったので暮らし向きは贅沢なものでそこへ道三討ち死にの知らせが入ります。知らせを持ってきたのは赤兵衛です。赤兵衛は道三が京から去った後も京と美濃を行ききし手紙や金銀を運びました。道三の死後彼は頭を丸め僧になります。

次にお万阿のもとを訪れたのは光秀です。光秀が道三の最後を語り終えたときお万阿は道三のことを「思えばこの世に2人とないおもしろいお人でした」と微笑したまま大粒の涙をこぼします。 私がこの小説を読んだのは20年も前ですがこのシーンはくっきり脳裏に刻まれました。 微笑したまま泣くという姿に感動したものです。

耳次についてはちょっと記憶に残ってないですごめんなさい。 

光秀が本能寺に至る経緯はとてもひとことでは言い表せないのでここでは書きません。ご自身で読まれたほうがいいでしょう。もし、上司さんから突っ込まれたら「殺される前に殺したんですね」でOKです。本当はそれだけではないんですが。これ以上は複雑で難しくて、といえば上司から語ってくれますよ。たぶん。
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こんにちは



国盗物語3・4は信長が主人公。もちろんすごく面白かったですよ。
さて、3・4ですが前半は道三が信長を愛し教育し滅びていく様が信長側の視点で描かれます。道三は息子義龍に滅ぼされていきますが自身の財産を(有形・無形問わず)すべて信長に譲りたいと考えています。信長も一般的にはとても信用できないうわさの「蝮」を心から慕うんです。道三の最後の戦いの時、勝てる見込みのない戦なのに信長は道三を助けに走るんです。皆、やめろこっちまで滅びてしまうってとめるんですが「蝮、死ぬな!」って館を飛び出すシーン。泣けました。

また、後半は光秀と信長の関係が描かれています。
小説は本能寺の変で幕を閉じますが光秀が信長を恐れ追い詰められていった様子が政治的な立場、また感情両方からたっぷり読めます。

本当にお奨めの本です。時間ができたらゆっくり楽しんでください。

あ、そうだこの小説には秀吉と家康はまったくと言っていいほど登場しません。それがかえって信長と光秀の関係を浮き上がらせています。

また、この本を薦めたということはその上司さんは同じ司馬先生の「新史太閤記」も好きなはずです。こちらも名作ですから機会があったら読んでみてください。
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私は読んだことがないのですが、1・2が面白かったし、購入しても良いということならば、


「とても気に入ったので手元においておきたいし、お借りした本を汚しても申し訳ないので、自分で購入しました」
と、言えばよろしいのでは?
本好きの人間は、つい自分の気に入った本を好意を持っている人に読んでもらいたくて、押し付け気味になることがあるのですよね。
それはそれとして、お仕事をきちんとなさっていれば、そんなに気になさらなくてもいいのではと思いますが。

この回答への補足

 ちなみに1・2を読んで、2の終わりでお万阿と別れる(京へは戻らないという)シーンがありますが、その後の展開でお万阿・赤兵衛・耳次はどうなっていくのかが気になっています。そして光秀が信長を裏切った原因とは何なのか・ご存知の方、いらっしゃいましたら教えて下さい。

補足日時:2004/07/02 17:38
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この回答へのお礼

 ありがとうがざいました。
私自身、断りきれなかったことが原因なのでkimtomさんのおっしゃる通りだと反省しております。
 ただ、何と言うか・・・私だけではなく同期の仕事仲間の上司との関係もありますので こういった形を取るを得ない状況になっております。上司も普段からお世話になっている方なので、気を悪くさせたくないという気持ちも実際にもっています。
 今回はあくまで本の内容を知りたいと思って質問させて頂きましたが、予想以外の意見を頂けたという事に驚くと同時に 今後このような事があった時には是非、参考にさせていただこうと思いました。

お礼日時:2004/07/02 17:37

随分と昔ですが、全巻読みました。



各号別の展開は覚えていませんが、斉藤道三の娘が織田信長に嫁ぎます。 この信長と舅とのやりとりは結構おもしろいものがありました。

その後は、信長を中心にストーリーが展開され、明智光秀との最初の出会いから、本能寺の変まで、また信長と室町幕府15第将軍とのやりとり、など歴史の裏側にスポットを当てたスケールの大きい小説だったと記憶しています。

また、登場人物の性格描写もとても興味深かったですよ。

今でも覚えているのが、信長が上洛した時に、「都だから、さぞかしおいしい食事が食べられるだろう」 という事で、幕府(?)に仕えていた有名な調理人に最高の食事を用意させるのですが、信長には不満だったようで、首をはねろ、と命じます。
 
しかし、仲介する人がいて再度の機会を調理人に与えました。 今度は信長が 「さすが都の料理だ」 大満足だったんですねえ。 

後日、その調理人に 「なぜ最初から信長殿が満足される食事を用意しなかったのか?」 という質問に、調理人のこたえは 「最初は都における最高の食材で、最高の味付けで料理を用意しました。 しかし、不満だという事で、二回目はまるで反対で、都の優雅さとは縁遠いような、思い切り塩辛くした下品な田舎料理を用意したのです。 それが、信長様の好みに合ったようです。」 というエピソードが面白かったですよ。
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この回答へのお礼

 ladybegoodさんありがとうございます。
おもしろかったエピソードを具体的にあげてもらえれば有り難いと思っていたので私にとってとても貴重な意見でした。2巻まで読んだところでの織田信長・・・吉法師はかなり好き勝手をやっているイメージですが、意志の強さをもっている人のようですね。
 ためになりました。

お礼日時:2004/07/02 17:27

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