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【哲学】ニーチェ→サルトル→?

ニーチェ→サルトル→の次は誰ですか?

ニーチェ→サルトル→の源流を組むサルトルの次の哲学者の名前と○○主義を教えてください。


ニーチェ→サルトル→以外の源流を組む哲学もあるんですか?

A 回答 (2件)

私は、西洋哲学の歴史的な流れを語るほどに、いろいろと著作を読んでゐるわけではありませんので、直接の回答はできません。

OKWaveでは同じ質問にいくつかの回答がついてゐますから、そちらを御覧ください。

そもそも
ニーチェ→サルトル→?
といふ図式が出てくるのが不可解です。アホの私の頭では、ニーチェとサルトルは単純にはつながりません。ニーチェはキリスト教の腐敗を批判しましたが、聖書の世界を否定したとは思へません。強大な力の必要性を説きました。人間の世界ではどうしても神が必要になる、その神を追ひもとめてゐたのではないでせうか。宗教をふくめた人間そのものを肯定したのがニーチェです。当時のドイツの尊大な学者についてかう書いてゐます。
「学者はこうして自信をもって、その本能によって、宗教的な人間は、自分よりも価値が低い劣った人種だとみなすのである。」
(ニーチェ『善悪の彼岸』第3篇58 中山元訳 光文社文庫 140,141ページ)

先日別の質問にも回答いたしましたが、ネット情報ですませてゐたのでは、プラトン、アリストテレスなどの名前だけでありがたがつて、表面的に高尚な哲学だと信じこむだけです。私なら
プルタルコス→エラスムス→ニーチェ
です。哲学カテゴリのみなさんの見解もさまざまです。マキアベリやモンテーニュの名をお出しになる方もいらつしやいますし、タレスはアルケーだ、アウグスティヌスを崇めるのだ、マッハ以前の哲学はゴミだ、ウィトゲンシュタインの前で沈黙すべきだ、などなど諸説あります。ナナミさんも御自身でお決めになるのがいちばんよろしいかと存じます。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2015/12/02 20:11

「神は死んだ」という言葉から


「実存が先立つ」という主張への流れに
着眼した質問だと解釈しました。

‘より進歩した世の中と比べて相対的にあいまいで盲目的な‘拠り所から
‘より具体的で客観的で確固たる土台に立脚した‘拠り所への流れ
ということだと、
精神科学を踏まえた価値体系の構築が
その役を担えるのではないかと思います。

「神は死んだ」というのは
産業革命以後の発展で
既存の拠り所であった神がないがしろにされ
同時によちよち歩きの物質科学による
人間性阻害の蔓延という事態に
「なんてことをしてしまったんだ、我々人類は。」
という危機感を持ったことによるセリフみたいですね。

そういう時には既存のやり方にとらわれない超人の出現が望まれる
くらいの解釈が可能だと思います。
それは日本流でいえば守破離の離の段階のやり方に通じ
聖書でもアブラハムとイサクのエピソードは
そういう段階へ促されることの象徴の場面なのではないかという気がします。
象徴的な記述から具体的な説明へという流れは確かにあるように思います。

離と超人というのは
価値観における収斂的進歩みたいな位置づけができるようで
面白いと思っています。
こんな感じで人間にとって普遍的な価値観というものが絞られていくのかもしれません。
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