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同じ化学反応をイオン反応式と化学反応式で表せという問題があるのですが、
原子や分子って、普段はイオンではないんですよね?
でもどうして、イオン反応式でも表すことができるのですか?

A 回答 (3件)

くどいですが補足します。

私は「式」より「物質」派。
真空容器中で金属ナトリウムを加熱して融解し攪拌します、塩素ガスを少しずつ流し込みます。大量に流し込むと容器が融ける程の発熱が起きます。粉末状の食塩だけが残ったら反応完了。こんな「激烈」なのが私の好み。
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>原子や分子って、普段はイオンではないんですよね?


原子、分子、イオンというように、別のものです。
科学って、ひとつひとつの用語には神経質なほど厳格ですからね。
例えば、モルの定義・・
【引用】____________ここから
1. モルは、0.012 キログラム(12グラム)の炭素12の中に存在する原子の数と等しい要素粒子 (elementary entities) を含む系の物質量である。
2. モルを用いるとき、要素粒子を指定する必要があるが、それは原子、分子、イオン、電子その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であって良い。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[モル - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AB )]より

イオンとは、
【引用】____________ここから
電子の過剰あるいは欠損により電荷を帯びた原子、または原子団をイオン(英語: ion)という。電離層などのプラズマ、電解質の水溶液、イオン結晶などのイオン結合性を持つ物質内などに存在する。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[イオン - Wikipedia( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA … )]より

基底状態の元素から電子が過不足になったものがイオン。また分子のような集合体でも電子の過不足でイオン--多原子イオン

 ですから、電解質の水溶液中の反応はイオン式でも表せます。

例えば、NH₃とHClの中和反応
気体どおしの時は
 NH₃ + HCl → NH₄Cl
でよいですが、水中では
 NH₃ + H₂O → NH₄⁺ + OH⁻ Kb = 1.8×10⁻⁵
 HCl → H⁺ + Cl⁻
のまま、蒸発乾固すると
 NH₄⁺ + Cl⁻ → NH₄Cl
ですが、水溶液の反のであってもイオンを省いて、 
 NH₃ + HCl → NH₄Cl
と書いてもよい。わかりきっているから。
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>原子や分子って、普段はイオンではないんですよね?


済みません、あなたは化学屋ではない。食塩は「普段はイオンではない???」
こんな感じ:
2Na + Cl2 → 2NaCl
Na^+ + Cl^- → NaCl
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