お酒の脅威

こんにちは。お酒が麻薬や覚醒剤より依存的身体的侵襲が強いのはなぜですか？
医学的見解でお願いします。

No.1 回答者： localtombi 回答日時： 2015/12/14 16:57

ＷＨＯの報告では、アルコールは「依存薬物」のひとつして捉えています。

コントロールを失う精神的疾患です。
もう少し具体的に言うと、アルコールは大脳の中の理性をつかさどる前頭葉に軽い麻痺を起こさせます。楽しくなったり陽気になるのはそのためですが、飲み過ぎると今度は運動機能をつかさどる小脳にまで麻痺が進み、歩くことはもちろん意識も朦朧とします。
脳は、普段には感じられない状態がアルコールによって引き起こされることで、それが気分的に楽しい、快楽や快感となって学習することで、逆にお酒がなければ気分がすぐれず焦燥感に陥るということになります。
要するに、手軽にそういう状態になれることが、依存を身近にしているとも言えます。