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力率についていまいちピンときませんので質問させていただきます。
http://www.jeea.or.jp/course/contents/06201/

以下は上記サイトの抜粋です。

「電力負荷は一般に遅れ力率で、力率が悪いと同一の電力を使用する場合は電流が増大し、電力損失の増加、電圧降下の増大、設備利用率の低下、などいろいろの弊害が生じ、電気料金も高くなります。
 力率を改善する方策として、通常は進相コンデンサを接続し、遅れの無効電力を打ち消す方法が一般的でありますが…」

電流が増大するのはなんとなくわかるのですが、電力損失の増加は何故なのか…あと、電圧降下の増大ってどういうことなのかよくわかりませんが、とにかく力率は一般に100%に近い方がいいのですよね?ただ、そのメリットがいまいちピンときません。コンデンサーを加えるなどして、力率を高くすることはできるということですが、消費電力自体は変わらないのですよね?つまり電気代が大きく安くなるというわけではないのですよね。

消費電力=電流×電圧×力率 ということですが、力率を大きくすることで消費する電力は変わらないけど流れ込む電流が小さくなるので、その分ブレーカーのアンペア数を有効に使え、一度に使える機器を多くできる…といったメリットがあると解釈できそうですが、そういうことでしょうか?

部分的でもかまいませんので投稿お待ちしております。

A 回答 (6件)

高圧で受電している需要家にとって、電気室に進相用コンデンサーを設置して力率を改善しても、設置コストが掛かるだけで、直接のメリットはほとんどありません。


しかし、電力会社は力率が85%以上になると、改善した分だけ、つまり力率を95%にすると差し引き10%、電気基本料金を割引します。
この理由は、力率を改善すると、同じ電力を少ない電流で送ることができて送電線に余裕ができ、その分多くの電力を他の需要家に売ることができるからです。
つまり、営業的に協力した分、電力会社からそのおこぼれを頂けるというのが、力率割引制度として表れているのです。
力率改善には、そのほかにもメリットはありますが、これが大きな理由となっています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変よくわかりました。

お礼日時:2015/12/23 00:18

何を言っているんだ、質問するなら事実関係をよく調べなさい。


力率が高ければ電気料金は安くなります。
電気を作る発電機の容量が力率が低い方が大きくなるので、電力会社は力率の高い利用者の電気料金を下げているのです。
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>はい、考えておりませんでした。


>ただそれがどう関係するのかわかりません

送電線に流れる電流が倍になったら
送電線の電圧降下と消費電力はどうなりますか?

簡単な話ですよね?
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この回答へのお礼

あ、わかりました。送電線などを含めた抵抗での消費電力は4倍ということですね。

お礼日時:2015/12/23 02:54

送電線を含む配電設備が抵抗を持つということを忘れてません?



因みに、日本では電力の5%が配電設備の抵抗に消費されてしまいます。
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この回答へのお礼

はい、考えておりませんでした。ただそれがどう関係するのかわかりません。
力率=抵抗値÷|インピーダンス| 
という式は関係ありますでしょうか?

お礼日時:2015/12/23 00:14

一般家庭の低圧受電の場合は、力率はそれほど問題になりません。


ただし、高圧受電の場合は、標準力率が0.85で、これより力率が低い場合は電気料金が高くなります。(逆に力率が高い場合は、割引してもらえます)
したがって、コンデンサー等で力率改善をして、力率を0.85以上にすると有利になります。
低圧受電でも、リミッター契約の場合は、力率が低い機器が多いと、最大電流が大きくなるので、リミッターを大き目に選定しないと、リミッターが落ちることが多くなる可能性はあります。(ただし、従量電灯の場合は、力率の低い電気器具はほとんどないので、これは考えなくても良い場合が多いでしょう)
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この回答へのお礼

電気料金にそんな仕組みがあったのですか。初めて知りました。大変参考になります。

お礼日時:2015/12/23 00:03

> 電流が増大するのはなんとなくわかるのですが、電力損失の増加は何故なのか…あと、電圧降下の増大ってどういうことなのか…


⇒電流が増えれば、その電流の経路における抵抗損失が増えます。
 抵抗損失は、i^2*rの電力損失であり、i*rの電圧損失です。

後者については、上記損失が低減できる、ということです。少し感覚が異なります…
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この回答へのお礼

なるほどそういうことですか。ありがとうございます。

お礼日時:2015/12/22 23:32

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