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格安SIMのMVMOってなぜ携帯通信キャリアの回線を利用させて貰ってるのに自前で全てインフラを揃えてる携帯通信キャリア(ntt docomo,KDDI au、softbank)より安く提供出来るんですか?

自前で全て用意してる会社が通信インフラを貸し出してなぜ自前より安く提供出来るのか理解出来ません。

貸す側より借りてる方が安く提供出来るなら、NTTもauもsoftbankも借りたら安く出来るわけですよね。

借りたらいいのでは?

MVMO業者はインフラ投資のお金がいらないから安いっていう人がいるけど、携帯通信キャリアはインフラ投資分を上乗せして請求しますよね?

なぜインフラ投資分を上乗せせずに貸すのかも理解出来ません。

安く貸せば自社の顧客を取られるわけですよね?

なぜ安く貸して自社の顧客をわざわざ奪われてる戦略を取るのか理解に苦しみます。

電力自由化の電力会社も然りです。

なぜインフラを安く貸す必要がある?
欠点しかなくないですか?

A 回答 (3件)

>自前で全てインフラを揃えてる


>携帯通信キャリア(ntt docomo,KDDI au、softbank)より
>安く提供出来るんですか?

 サポートや営業などのコストが異なること。
ショップなどがなく、事業規模が小さいぶん、低料金を打ち出しやすい

 使えるデータ通信量や通信速度に制限がある

>NTTもauもsoftbankも借りたら安く出来るわけですよね。
>借りたらいいのでは?

 一概には言えない!
サポートや営業などのコストが異なる等の
様々な理由から

>安く貸せば自社の顧客を取られるわけですよね?

 一定以上のシェアを占める電気通信事業者には
「特定の電気通信事業者を不当に優先的な扱いをして
利益を与えたり、逆に不当に不利な扱いをして不利益を与えないこと」という
足かせがハメられるのです。

 これによって「MVNOしたい」と言う業者がいたら
無下に断ることが出来ないのです。
 そうしてドコモだけが安い料金で回線を貸出し、
それによってMVNO事業を展開したい業者が集まってます。

・ソフトバングの回線を借り受けてMVNO事業を
展開する業者が少ないのはソフトバンクがMVNO側に
提示している回線を貸し出す際の接続料が高い
・auがMVNOに回線を借しているのは二社
・ドコモは20社近く。

※2015/07 現在
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2016/01/27 21:54

接続料というのは大手のキャリアが好きに決めることはできないのです。


設備費(原価)+適正な利益 以上の接続料は取れません。
接続料は「公平性」が重視されて決定され、大手キャリアが一方的に
有利なように決められないのです。

国が審査と認可が必要なのです。

基本的に国を覆うような巨大ネットワークは、それを作り上げた
企業のものではなく、公共物であるというのが国の基本的な考え方です。
#実際国の支援なくしてネットワークは作れません。

また、国は特定の業種で寡占化が進み競争がなくなるのを嫌い、
シェアの大きな企業に様々な足枷をはめるのが普通です。

MVNOが大手キャリアに対抗して営業が可能なのは、こうした国の方針に
守られているからなのです。
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> 格安SIMのMVMOってなぜ携帯通信キャリアの回線を利用させて貰ってるのに


> 自前で全てインフラを揃えてる携帯通信キャリア(ntt docomo,KDDI au、softbank)より
> 安く提供出来るんですか?
設備そのものを整備・維持・運営する必要が無く
また、顧客サポートに費用を掛けない からです

24時間、365日フル稼働を強いられる基地局が消費する電力コストだけ取ってもバカになりません
電池で駆動するスマホとは比較できない規模の電力消費量をもつ基地局が
いったい いくつ現存運用されてると思ってるのでしょう

> 自前で全て用意してる会社が通信インフラを貸し出して
> なぜ自前より安く提供出来るのか理解出来ません。
MNOが提示する価格には
・インフラに掛かる費用
・アウトソーシングされるサポート費用
・会社が見込む利益
・端末代
が含まれてます

MVNOが提示する価格には
・会社が見込む利益
たったコレだけです。これが安く提供できる本当の理由

>貸す側より借りてる方が安く提供出来るなら、
> NTTもauもsoftbankも借りたら安く出来るわけですよね。
それなら逆に聞きますが
大手キャリア(MNO)は どこから借りるのでしょう?
全てのキャリアがMVNOと化したら
いったい どこの企業がインフラ整備を行うのでしょうかね

借りる対象はインフラそのものであって
その整備・維持・運営には莫大な投資が必要という
原理原則を真っ向無視してるようですが
まさか 知りませんでした なんて言いませんよね?

莫大な費用を捻出できない弱小ベンチャー如きに
インフラを任せると どうなるかなんて
既に外国が実証済みですよ?

「カリフォルニア電力危機」として有名な事故が
ソレですから思い出して調べてみて下さい

> なぜインフラ投資分を上乗せせずに貸すのかも理解出来ません。
MNO:MVNOの契約は インフラに掛かる費用 で契約します
MVNO:ユーザの契約は このインフラに掛かる費用 を
損益分岐数(利益見込み数)で割った額面だから「安く」提供できるというカラクリです

この原理が理解できれば
MVNOはインフラの能力をフル活用できないサービスである
という本質がある事に気が付く筈です

結果的に言えば昔からあるとおり「安かろう悪かろう」でしか無いという話です

> 安く貸せば自社の顧客を取られるわけですよね?
自社の顧客がMVNOに逃げたとしても
自社網を使うMVNOであったのならインフラを利用している顧客数に増減はありません
つまり、MNOキャリアの掌の上で右へ左へ動いてるだけの話です

> なぜ安く貸して自社の顧客をわざわざ奪われてる戦略を取るのか理解に苦しみます。
他のMNOキャリアにMNPで逃げられるとARPUが確実に減りますが
自社網を使うMVNOなら間接的にARPUを計上できるのが経営的に楽だからです

例えば10人のスマホユーザをA,B,Cと言うMNOキャリアが奪い合ってる状況で説明します
MNOキャリアAの契約中顧客は3人
MNOキャリアBの契約中顧客は3人
MNOキャリアCの契約中顧客は3人
新たに1人の顧客が どこのキャリアにしようか 悩んでるとします

この状況にキャリアA網を使うMVNOキャリアdが
格安プラン+スマホセットをぶらさげて参入してきたので
悩んでいた新規顧客はココを利用する事にしました

この流れはMVNOキャリアと契約中顧客にも波及し
各MNOキャリアから各1人がMNPしました

その結果 表向きは

MNOキャリアAの契約中顧客は2人
MNOキャリアBの契約中顧客は2人
MNOキャリアCの契約中顧客は2人
MVNOキャリアdの契約中顧客は4人

という勢力図に変わりましたが 実態としては

MNOキャリアAの契約中顧客は6人
MNOキャリアBの契約中顧客は2人
MNOキャリアCの契約中顧客は2人

という構図になったワケです

この時、MNOキャリアAは宣伝を大々的に打ったワケでもなく
また新しい料金サービスを展開したワケでも無く
特段、費用の掛かる何かをしたワケではありません

それなのに棚からボタ餅で以前の倍に利用顧客数が増えたわけです

しかも正規ユーザ数は減ってますから
手厚いサポートに掛かる費用負担も軽減され利益率向上に繋がります

尻の軽い顧客を長く繋ぎとめる為に色々な策を展開しても
利益を出す為の原資たる顧客は非常に流動的で
中長期的な投資計画は稟議が通りづらい
というのが大手企業の体質です

それに対しMVNOとの契約は
主にインフラの帯域や通信量といった
「枠」が基準となるので契約単価は個人契約よりはるかに高く
契約も1年~5年と中長期スパンで締結されるので
安定した収入を保証しますので利益率の激減を防ぐ効果が出ます

これを見ても尚、顧客との個別契約に注力するより
MVNOとの企業間契約の方が良いと判断できない人は
経営の資質以前に脳に問題があると言えるでしょう

> なぜインフラを安く貸す必要がある?
別に安くはありませんよ
安く見えるのはMVNOが損益分岐点として契約顧客数を高く見積もっているからです
そして顧客が「安さ」求める限りMVNOの疲弊体質は これからも変わらないでしょう
「安さは正義」という馬鹿な考えが治らない限りMVNO事業に手を出し
失敗して潰れていくMVNOが出るのは必至ですから
そんな企業と心中するつもりが無いなら
MVNOの利用は慎重に選択した方が良いです

>欠点しかなくないですか?
安さ と 安全 を天秤に掛け 安さ を取れば
高速バスの事故案件のような結果が待ってるのは
誰でも理解できる筈ですが不思議な事に
何故か「皆が使ってるから」という
根拠の無い自信で確信を持って間違った選択をする
そんな日本人が増えてるようで本当に悲しくなります

ネット社会で言えばLINEがソレですから本当に嘆かわしい限りです
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