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天皇陛下は日本にとって必要である、漠然と今日まで思ってきました。いまでも思っていますが、ふと「どうして必要なのか?」と言われて立ち止まってしましました。

なぜ必要なんでしょう? いくらか調べましたが納得できません。
以下調べた内容と、私の感想。
①世界は敬意を払っている。すべからず最高の存在として相対してくれる。
 私「世界が敬意を払わなかった必要ないということでしょうか」
②ローマ法王やエリザベス女王よりも偉い
 私「日本人にとってはそうかもしれませんが、他国では普通そうは考えないでしょう」
③皇室外交されていた、それが他国にすごい良い影響を与えている
 私「そうかもしれませんが、じゃあ外交しなかったとしたら、陛下はいらないんでしょうか」
④首相がコロコロ変わる国なんて信用できない。陛下がいるだけで信用されている
 私「米国は4年に一回変わっていますが、私はアメリカをそれなりに信用してますが」
⑤天皇陛下は日本の創始者である。その末裔である。また世界最古の王室である。
 私「確かにそうかもしれません。文化的に重要な感じしますので、これが正解? でも、それって文化的重要性が高いってことですよね。なくなったら日本が困るようなものじゃないんですか」
⑥天皇がいなくなれば日本でなくなる
 私「天皇陛下(日本の創始者の血族)がいなくなって日本でなくなる意味が分からない」
⑦やめる理由がないから。
 私「それって必要ないって意味ですよね」
⑧天皇の生み出す経済効果が莫大である。
 私「そうなのかもしれませんが、莫大じゃなかったら必要ないってことですか?」
⑨陛下がいなくなったら、日本は大混乱。政治も全くできなくなる。
 私「確かに混乱するでしょうが、最終的に何とかなるんじゃないでしょうか。他国は何とかなっています」
⑩憲法一条で、天皇というものが担保されているだろうが
 私「憲法がなければ、天皇はなくても良いという意味なんでしょうか」
⑪天皇に政治家の任命権があるからだ
 私「それは、総理大臣か、あるいはそんな部署をつくって委任すればいい話じゃないでしょうか」

上記は、先に他の質問で回答者が言われた回答ですが、自分が屁理屈家なせいかいまいち納得できません。また、こんなに天皇陛下を否定する言葉が浮かぶ反面、私はいまでも陛下を尊敬する気持ちがあります。

これまでの歴史で、陛下が大きな事件を決定したことはほとんどありません。せいぜい太平洋戦争の終戦を決定したくらいで、影響力がある、といった程度でした。しかし、それでも昔は影響力がありましたが、いまは象徴天皇といわれ、政治に対する影響力はほとんどないといっても良いと思います。なおさら必要である理由が薄れてきてしました。

ちなみに皇室の維持には60億超ですから、国民一世帯あたり130円くらいなので、他国と比較(GDP比)しても非常に質素倹約されているのは分かります(総選挙なんて一回あたり600億以上かかりますし)。親善などにも非常に精力的で、祀りごとにも欠かさずお勤めされていることは存じています。それでもなお、陛下の存在意義というものが、いまいち説明できません。

質問は 「天皇陛下(皇室)は存続すべきか否か、そしてその理由とは」 です。

短文でも長文でも肯定でも否定でもかまいませんので、できれば枝葉ではなく、本質的なご意見をお願いします。
※古事記は読みました。神道や陛下に関わる日本の習慣・風習もある程度理解したつもりです。……それでも存在理由をうまく説明できないんですが;;

A 回答 (17件中1~10件)

#6です。

なかなか興味深い意見が出そろってきましたね。以下は感想というか戯言ですので、参考になれば幸いです。

前回も出した司馬遼太郎やイザヤ・ベンダサン名義で出版した山本七平氏などは「日本人が国(土地)と国家を分けて考えることができない」ことを見抜いています。日本人が天皇や日本国家を論じるとそこの部分があぶりだされてきます。

逆に諸外国においての「象徴」というのはどのようなものなのかを考察するのも面白いでしょう。
個人的に一番興味深いのは先にも出したカンボジアの例で、あまりにも国が原始レベルまで分解・崩壊してしまったので、人間個人として尊敬と信頼を得られる元国王が就任せざるを得なかったのが今のカンボジアです。つまり人間はこれほどの文明に至っても「原始的な信頼関係」がないと社会を構築できないわけです。

カンボジアは今の領土形態が続くかぎり、また王族が馬鹿な浪費や人々の尊敬を棄損する行為を行わない限り、長く「20世紀の動乱を納め、21世紀に新しい国家のためにまとめ役になった誇り高いリーダーの子孫」として、その時々の王が尊敬を集め、長く王国が続くと思います。

で、今回は別の例を出します。たとえばタイです。
タイは民主主義に移行しているのに、貧富の差が大きいことや共産主義一派の運動などもあって、保守派と革新派の対立が激しい国です。民主的な勢力の争いが激しくなり、デモが空港占拠などを行って経済的な損失や政治が機能不全になると、軍部がクーデターを起こして掌握してしまいます。
 これが何回も繰り返されているのですが、それでも国が崩壊せず(隣は軍政のミャンマーですから)民主政治に戻るのは、軍部が国王に忠誠をちかい、国民もそれを信頼しているからです。
 「軍部は国王を裏切らない。国王は立憲君主制を望んでおられる」と思っているから、一時的な措置が終わると民主主義に戻っていくといえます。
タイ国王のもっとも重要な働きは権力ではなく、正当性と正統性に基づいた権威であって、権威は国家の安定のためにとても重要な働きをするのです。

また日本以外の国は常に「異国・異民族との戦争」を考えないといけません。
となりの中国などは、唐までは漢族の王朝ですが、その後は近隣の蛮族に侵入され、特に最後の王朝である清は女真族の王朝であり、漢族は被支配民族で辮髪を強要されたわけです。
 その後は植民地化され、最後は日本の支配を受けたので、日本の敗戦後にはすでに漢族の王朝は無く国民党や共産党などがその後の支配を争って泥沼の戦いを行うことになったわけです。
 そしてその戦いを制した共産党が中国全土を支配するわけですが、さすがに「国民党やその他との争いに勝ったから中国を支配するのは共産党」とやってしまえば、色々な政党の支持者がいる中国全土で批難が巻き起こったでしょう。カンボジアも同じ状況だったからこそ国王が復権したわけですが、中国にはすでの漢族の王が居なくなってから長いために結局「日本を追い出したのは共産党、だから共産党が中国政府を作る」という半分以上フィクションで正当性を主張するしかなく、それが今の反日教育につながっている、といえるわけです。

さらに言えば、権威でもあった王制を革命で廃止したフランスは、革命後市民派であったはずのジャコバン派が恐怖政治を引いたり、ナポレオンが皇帝になったり、ナポレオンを倒したら王政復古、そして第一共和制、と第三共和政でようやく落ち着きを取り戻すまでに80年以上の時間がかかっているわけです。
この間、なんの権力もない庶民は振り回され難民となった人も多いと思います。

このようなことを考え合わせた時に、隣の国の大統領制がいまだに権力はあるものの権威を持つに至らないのは当然だといえるでしょう。一度失われた権威・正当性を再び安定的なものにするには相当に時間がかかるといえます。

日本の為政者はその時々の動乱時に「民になるべく迷惑をかけずに、早期に政治安定を取り戻す」ということを考えていたのではないでしょうか。鎌倉幕府の成立、秀吉による太閤関白就任・徳川慶喜の大政奉還など、日本は最終的に天皇の権威にすがることで、政治的動乱を早期に縮小させることに成功しています。
そういう点では、戦後の昭和天皇による全国御幸はとても意義のあることであったといえるのではないでしょうか。

日本人は異民族支配を受けたことも無ければ、民族存亡のふちに立ったこともほとんどありません。アメリカのように雑多な文化が混じることで生じる摩擦もありません。

国という一定の土地の広がりがあること、その土地を自分たちの領土と考えること、そして実際にその国を治めることは同じではありません。自分たちの土地と認識していても「自分たちの国家」にできない民族は現代でもたくさんいます。
 だからこそ、トルコのケマル・アタチュルクなどは民族の英雄として記憶に残るわけです。

海外から見れば大和朝廷を作った始祖である神武天皇などは、偉大な英雄として扱われるでしょう。なぜなら、いまだに彼の作った王朝が現存している国があるからです。

日本人は土地があってそこを「国」と人々が認識すれば「国家」がなんとなく出来上がるものだと思っています。しかし、世界の紛争や歴史を見てみればそうでないことが分かります。そういう「権威と権力が一体になって自分の民族の国を持てる」こと自体が大変だからこそ、日本をみるとびっくりするのです。

天皇の祖先たちが代々やってきたことは「国家作り」という点では世界的にまれに見る偉業であるともいえます。なぜなら、
・まず日本列島のそれぞれの権力者(豪族など)を一つにまとめ上げ
・それを統一して「日本民族」を作りだし
・権力と権威を一定時間保持して、正統性を作りだし
・その上で、自分は権威だけ保持して権力を時流に乗った者に渡し
・それによって、日本という国家形態は維持させ
・結果として史実だけでも1500年以上、神話も入れれば2600年以上、同じ国家を維持している
のです。島国という恵まれた環境にあるとはいえ、イギリスやスリランカなどを見てみれば「必ずしも統一国家が残っている」わけではないといえるでしょう。

昭和天皇にしても今上陛下も皇太子殿下も、とても素晴らしい人格者だと思います。ネパールのような事例がありますから、王族の人格はある程度重要だとしても、それ以上に「天皇制」が日本にとって必要な制度なのです。

一時の時代的要請でこれを壊すのは簡単です。革命だってありえるでしょうし、女系容認だけでも長い目でみれば天皇制に影響を及ぼすでしょう。70年前、敗戦した時にソ連が日本を分割統治をしてたら、今天皇制がどこまで変化していたか分からないぐらいです。

でも日本人はそういうことに非常に鈍感です。「天皇制は無くならない」という前提で議論が行われるぐらい、日本人の心の奥底に根付いているからです。

だから、先にも書いたように「天皇制が終わるということは、今の日本国が終わること」なのです。
その後にできる天皇制のない政府は、日本列島という土地にある別の国なのです。

私はアメリカに行って、自分がはっきりと「日本人」であることを意識しました。日本人である、ということは日本の国土を愛し、日本の文化を愛し、日本の存続のために努力する、ということです。日本の存続には天皇制の継続が含まれるのです。ですから皇室が存続しなくなれば、私は「日本人」ではなくなってしまう、と考えるわけです。
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この回答へのお礼

こういう回答楽しいですよね、ありがとうございます。
というか、 phjさんは、もしかして歴史の学者さんとかですかね。
反論したいわけではありませんが、重箱の隅も叩けないような回答なんで、思わずそんな気がしました。

カンボジアについて先ほどwikiで調べた程度の知識しかありませんが、国王であることの正当性がそのまま国にも適応されるということですね。タイについて先般ニュースでよく取り上げられたので知っています。軍部のクーデターは、まるで着地点が最初から決まっていたかのようにみえました。そしてタイ国王の存在が天皇と被りましたね。

>天皇の祖先たちが〜箇条書き最後まで
私は天皇という存在は、時々の時代を切り取った小さい単位検討すべきものではなく、これまでの歴史と今後の日本という、タペストリーの中にあってこそ本当の意義が出てくるものだと思っています。
そうを考えると、女系天認も、まず伝統を守る努力を追求したうえで検討すべきではないかと考えます
良ければベストアンサーに選びたいと思います。他にも興味深い意見などがあれば、回答頂けたらと思います。

ちなみにー、
ある動画投稿者が「天皇って、ゲームでいえば日本国のセーブデータだよ」と言っていましたが、言い方は不逞ですが、ある意味ちゃんと考えているな、と思ったことがあります。
何かあったとき、そこに集まって立て直しがきく、中継地点とかセーブデータとか、そんなもんだと言っていました。もちろんそれだけではないと思いますが、なるほど、一面は捉えているなと思いました。

お礼日時:2016/02/07 01:52

私は、無くなっても良いと考えています。


ただ強くそう願っているという訳ではなく、今居るのだからまぁ続けても良いのかも知れない、程度に考えています。

大元を正せば中国の真似っこで、その中国では天子がコロコロ変わったのに日本では一応ずーと継承されてきた。それは凄いけど、元が継承されてないのに、真似っこが継承する意味あるの?とも思いますし、今後100年200年とか1000年とか先を考えると、時代遅れで要らないのは明白、ぶっちゃけさっさと無くしたほうが未来の為だと思っています。

まぁこういうのは、天皇マンセーで飯を食ってるやつが結構いて、むちゃくちゃ世間体も省みずにヒドイ論法で言ってくるんで、そういうのを読んで笑い飛ばすのが一番楽しいのかもね♪
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
中国の真似かどうかについては、記録がないので大本を正すことができません(古い天皇がいた時代には文字がないのです)。そのため「真似とはいえない」という結論になります。ただ、大王から天皇と、呼び名を途中で変えていますが、呼び名を変えるとき中国の『皇帝』は参考にしているかもしれません。
あと、君主制(時代遅れって、君主制のことですよね)が時代遅れかどうかも、明白となっていません。なぜならば、先進国の35%くらい。新興国の15%くらいが、いまだ君主制だからです。明らかに不都合であることが分かっているならば、恐らくどの国もやめているでしょう。ただ共和制の国の方が多いことは事実です。
天皇マンセーで、ひどい論法をしている人がいるのは、、、、少しと言わずたくさんいますね。学者でも天皇万能説ばりの理論を展開する人が。またネトウヨの、しかも低年層はとくに酷いです。ニコニコ動画とかで猛威を振るってますね。まあ、天皇死ね、とかと言わない分だけマシかもしれませんが。

お礼日時:2016/02/07 00:56

no10ですが、華麗にスルーされてますね。


意味がわからなかったのか、それとも何か癇に触りましたか?

天皇は国民にとって必要か不要かではなく、政府・今までの為政者にとって排除しようにも排除できない存在なんです。
理解できますかね?
まとめの薄っぺらいことと言ったら、保守が聞いて呆れますよ。

大政奉還が成立し、一旦天皇に主権が戻ったのをご存知でしょうか?
徳川氏、その前の豊臣氏も織田氏も、実際的には日本の統治者でしたが、形式上は大和政権から続く役職につき、天皇に変わって政治を行っていたと言う形式です。
つまり、「天皇が日本の政治を行うよう、部下である徳川氏に命令していた」つまり委任していた。という様な形式だったわけです。

戦国時代も平安も鎌倉も、日本国は日本国だったのですよ。江戸時代を歴史で徳川王国と言わないのは、そういう訳です。
徳川氏は王ではなく、あくまで執政官だった訳です。


大政奉還が成立して、天皇主権に戻りはしましたが、当然既に天皇には日本国を維持する力も能力も無くなっています。
そういうわけで、天皇が政治ができないんじゃしょうがないなぁ。やっぱり私が天皇に変わって天皇の神国を統治しますよ。
私達が全面的に委任されますよ。
と徳川慶喜など佐幕派等の大名たちが結局日本国を統治する予定だったのが、薩長連合がクーデターを起こして、それを横取りして出来たのが明治政府です。

明治政府になり憲法などは制定され、神国、つまり日本国民にとっての神といえる存在である天皇、しかし政治の役には立たないこの神の一族をどうするかという話になった時、「そうだ、象徴ということにしてしまおう」ということになった訳です。
日本国はそのまま日本国のママ、執政官、政治家たちが天皇に任命されて政治を天皇の代わりに行っている体裁にしよう。そうなったわけです。

今や天皇は完全に象徴にされ、ある意味壮絶な人生をおくることを半ば強要される状態にはなっていますが・・・

学者によっては「明治政府の時、日本国、つまり天皇王国、大和政権の体制が終わった、滅んで新しい国家になった」と唱える人もいるようですが、そんなの認める人は少ないですよね。

やっぱり明治政府以前の日本国は、明治政府後も、少なくとも建前は現在の日本国に連なって継続しているという訳です。


統治される国民側が、天皇が必要か不要か論ずることを否定はしませんが、私から見れば無意味なことだなぁとは思います。
統治する側にとっては、なんの力もない、しかし日本国民におそらく日本国民の中で最も愛されている神・・・天皇の存在を排除することは、日本でスムースに政治を行いたい以上は、排除するのは現実的ではないどころか、無茶苦茶に悪手になるわけです。
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この回答へのお礼

色んなところで問題起こされている方ですよね、
ここでも問題起こされると思ってスルーしてました。まさかスルーしたのにパスが返ってくるとは思いませんでした。

まあ、二度目なので一応返答しますが。
短い文で天皇の存在意義を説いたら、ああいった文章になると思っています。
明治維新の歴史は複雑ですが、それなりに勉強してから質問しました。書かれたことは存じています。
明治維新にできた大日本帝国には「天皇がこれを統治す」(若干省略)とありますが、変更前の文が統治ではなく「しろしめす」でもありました。そこから感じ取るに、確かに明治のころから象徴的であったこと思われます。しかし、それをいうなら江戸時代以降はずっと象徴でしたし、江戸時代以前も例外的な事例はあったにせよ、大概の場合は象徴としてありました。明治より象徴になった、というより以前から象徴だったものを明文化した、と捉えるべきだと思います。

天皇が壮絶な人生を……まあ、そうですね。
学者によっては……さて、いましたっけ? 太平洋戦争敗北時には、一度日本は滅んだ、という学者なら何人か知っていますが。
統治される側が論ずること……国民主権の時代ですからね。また日本国憲法にも、国民の総意に基づく、とありますから。別におかしいとは思いませんが。
政治をスムーズに行うために、天皇の排除は現実的でない……なぜ天皇が排除されるとスムーズにいかないのか?→国民に愛されており、それゆえ権威がある。なくなると政府の権威が失墜する→なぜ日本国民に愛されているかというと、つきつめると天皇という存在は日本の創始者であり文化であり歴史であるから→誰でも好意的に解釈する→TVでも好意的に放映される→また国民に愛される。そういうことだと思います。

できることなら、回答はしないでください。

お礼日時:2016/02/06 09:48

年配の方はよく分からないので置いといて、若い人たち、つまり未来のリーダー達は天皇のことを意識しているでしょうか?天皇って言われて、そういえばそんな人いたな、程度の認識の人が多いと思います。

戦後直後の日本に天皇が居なければ今頃大変なこと担っていたでしょう。天皇が処刑されなかったのはアメリカが天皇を屈服させたほうが日本人が大人しく自分のもとにくだると思ったからです。しかし天皇はもう昔のようには私たちの生活に影響を与えません。つまりもう天皇の需要がないということですね。なので天皇は要りません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうとございます。
確かに、若い方のほとんどは「天皇って……日本国の象徴?」くらいのイメージでしょう。戦後、天皇陛下と皇族方の活動はありましたが、現状鑑みるに同じようなことが起きる可能性は低いでしょう。マッカーサーが陛下を殺さなかった理由は、ひとえに政治的意図からです。お話されていることは理屈が通っていると思います。

とはいえ、天皇擁護派ですし、せっかくなのでこれまで出てきた回答の要約。
要約「天皇陛下は、日本の創始者であり文化・文明発端でありまた現在も中心にある。日本国の正当性を体現した存在であり、それゆえ天皇なくして日本とは言えない。またその存在は現状憲法によっても担保されている」
要約にしちゃ長いですね、まとめたらこうなりました。
解説
文化的存在である(つまり神社や寺、盆・正月などと立ち位置が同じである。文化は金にならないからという理由で、神社や寺などは全部取り壊すべき。神輿はゴミなので捨てるべき。天皇は廃絶すべき、という発想はおかしいのではないか)。
日本国の正当性を担保している(No.6参照。要は日本がどうして作られ、どうして今日まで続いており、どうしてそれが正しいのか、を唯一説明できる存在である)。
日本の創始者である(つまり日本人のルーツであり、日本の最初の伝統でもある。日本の文化・伝統の根本を破壊してた場合、日本といえるのか。まあ、民主主義じゃないアメリカはアメリカではない、ってなところでしょう)
長いですね;;。
つまり、天皇を不要としたら、日本人が大切にしてきた「神社」「お祭り・神輿等」の全否定になるよ(古事記読む必要あり)、同じく正月、節分、七五三、春分秋分などの行事も全否定になるぞ、ってことですかね。それらがお金や利益をほとんど生み出していない、お金にならないものはいらない、という理屈は成り立たないのではないか、という考え方です。あと日本国の正当性がなくなり、憲法の否定にもなるぞ、という考え方です。
文化は人にとって必要なことと思います。ましてや日本最大の文化の象徴であろう天皇陛下を、要らないと結論づけるのはどうかなぁ、と思います。
これらの回答は、 AlanLeviさんの回答のさらなる回答になるものではありません。ただこういう考え方もあるようです。
長くなってしまいましたが、もしさらにご意見があるなら、お願いします。

お礼日時:2016/02/06 02:41

存続は賛成。

理由は憲法第一条のとおりです。例えばアンケート調査しても賛成反対どうでもいいに分かれるでしょうね。理由は賛成派は貴方の質問内容、反対派は貴方の意見と同じかも。だから貴方派が政権を取ったら廃止するなりどうかするなりすればいいことですね。陛下は従うでしょうから。叔父は特攻隊で死んでくれました、お国のためでも陛下のためでもなく父母兄弟のため死んでくれました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
先般のNHKのアンケートでは、85%以上が皇室支持、という回答だったそうです。支持しないが8%でした。
あ、ちなみに、私は皇室支持者ですから、政権とったら(ありえない)、もちろん存続の方向で考えますよ。
①〜⑪の質問は、あのように否定されたらどのように回答すればいいか、という考え方です。
日本の憲法はアメリカ主導で作られた憲法ではありますが、第一条の条文は、、、、気取った言い方になるかもしれませんが、とても素晴らしい内容だと思います。

お礼日時:2016/02/05 18:32

不要です。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私は皇室存続に賛成の立場なので一応申し上げますが、
皇室は文化・文明の中心といっていいほど日本と関わりが深く、また日本国の正当性を担保する存在です(過去の回答例を参考にしました)。
天皇陛下は神道の根拠といっていい存在ですから、天皇陛下の否定は日本にある8万余りの神社すべての否定と同義です(古事記よめば、天皇否定された場合、神社全部の否定につながるのが分かります)。
なぜ、それを不要と言えるのでしょうか?
などと偉そうな感じになりますが、まあ、擁護派なので、反対派の方の意見も聞いてみたいです。
もし意見があれば、ぜひお願いします。

お礼日時:2016/02/05 18:22

あなたのルーツ、日本人みんなのルーツだからです。


2000年の歴史をほぼメンバー固定で見ていくと武士も貴族も庶民もコジキですらルーツとなります。神話の時代からどんどん子孫が増えていきますし各地域の豪族たちと親戚関係となっていき天皇から枝分かれした源氏や平家は武士となりねずみ算的に拡がりそのまた武士の子孫が農民になったり商人になったり…隅々まで拡がっていきます。武士では源氏が家康、真田、島津、明智、武田など…そこらまたまた枝分かれしていきます。
メンバー固定でやって来たから2000年の歴史で日本人はみんなどこかで皇室と繋がるのです。
日本人はみんな親戚で様々な神々の子孫となりその大元が皇室となります。
普通の庶民もだいたい50代も遡ればどこかで繋がることになるそうです。
もちろん神話も含めた物語ですが、日本人にとってよい物語ではないですか。
どこの国にも物語があるし聖書もコーランも物語で人間にはメンタルを整えるため古今東西で物語が必要なものなのです。
あなたのルーツも皇室なのですよ…国民の幸せをいつも祈る天皇陛下ってありがたい存在ではありませんか。あの信長(平家でもある)ですら敬いましたよ。頭下げないのは左翼と外国人だけで日本人なら大昔からやってきた当然のことです。
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この回答へのお礼

熱い回答ありがとうございます。
日本みんなで大家族ということですね。そんで宗家が皇室。
できることなら左翼も集まって、同じ日本人同士一緒にやろうぜみたいな空気が作れたら幸せですねぇ。
確かに神話から考えれば、恐らく最初の人であろう神武天皇の系譜から辿っていくと日本人みな一つのルーツにまとまりますね。
たましろさんの回答は読んでいるだけで和みました。もし他にそういった考え方があれば、教えてください。
いや、本当に

お礼日時:2016/02/05 18:03

いろいろな回答されているんですね。


でも、基本的にはそれらは全て後付(屁理屈ですね)の理由で、一番重要な根源部分が抜けています。

最初に、あなたは「為政者」側ではない以上、天皇の存続について完全な納得感を得ることは無いでしょう。

どう考えれば納得できるかと言えば、あなたが「為政者側の立場」で考えれば良いのです。

もしあなたが総理大臣になって、これから日本を纏める仕事をはじめるにあたって、皇室を不要なものとして排除することが出来るでしょうか?
恐らくそれは不可能です。
国民の反発が予想され、そんなリスクが高い政策は取れないという結論に達するはずです。

日本の天皇の歴史は古く、日本人の精神的な部分に大きな影響力を与え続けていますね。
仰られるように、なぜか尊敬してしまうという心理です。

日本の歴史を紐解くと、大和朝廷の力が衰えた後、様々な為政者が出てきては消えていきましたね。

源氏や平氏、足利氏、織田氏、徳川氏等など。
ですが、その間途切れる事なく、天皇家は天皇家で有り続けました。
ある時を境に、その時の為政者が、かつての大和政権の権威を利用して、日本を統治する様になっていったのです。

言ってみれば、日本は未だに天皇家の大和政権の「王国」なのです。
征夷大将軍や摂政、関白、現在は総理大臣など、「大和政権」の役職はいろいろな人に変わりますが、でも日本は未だに大和政権なわけです。

大和政権の力はとうの昔に衰え、天皇家自体は自分の家を存続するかどうか、それさえも決定することが出来ない状態になっていますが、それでも国王なのです。

長年の天皇家の権威を利用すると言う歴史の中で日本はそれが当たり前になり、日本人の文化として、精神的に深い影響力を残すようになったのです。

為政者側からすれば、そういう精神性になった国民に、「自分が国を統治する正当性」と言う大義名分を、天皇を使うことで、非常に気軽に簡単に、国民に示すことができるのです。
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盗賊社会は、城落としを基本ですから理解出来ます。

苦しい自分達は、城持ちのせいに責任転嫁し中間を集め社会壊して生産力の無い社会を作り全てを貧困に引き摺り込む自然現象でしょう。それで生存出来る筈が無い現象ですね。
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この回答へのお礼

電波な回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/02/04 18:25

やれやれ・・・



>自虐ループに嵌らず自己肯定できますか? について
>可能です。歴史と文化のある日本で、尊敬している父と母に求められて生まれました。
>それだけで、①〜⑪で不要と言われても対抗できます。

別にお前が世界から尊敬されているとか偉いとか、誰も思ってねーよ。

質問の内容を応用すると、お前(というか全ての人間)について↓の事が言えるということだよ。
「父や母に求められなければお前は必要ないという事でしょうか。」
「友人に求められなければお前は必要ないという事でしょうか。」
「会社で求められなければお前は必要ないという事でしょうか。」

↑を突き詰めると、現在、成立している他者との関わりについて

【世界との関係を全て否定された場合、それでもお前は自分の「存在」だけを理由に自己を肯定できるのか】

ということを問われているんだ。
それに対してお前は「父と母に求められている」事を絶対不変のものとして反論している。

回答側に「できれば枝葉ではなく、本質的なご意見をお願いします。」といって、この程度の読解力ですか。


もしかして、
お前の目的は、自分と天皇の全ての「価値」を同様に否定して、一個の人間としての存在に落とした上で価値を否定することで、天皇を否定するという「自爆テロ」か?


お前は皇室を尊敬している振りを装っているが、質問文の内容からは否定論に誘導しようとしているとしか思えない。
「「天皇陛下(皇室)は存続すべきか否か、そ」の回答画像8
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この回答へのお礼

いやいや、いまさらですが、
>「同じ内容の問いを自分にしても、あなたは自虐のループには嵌らずに自分の存在を肯定できますか」っていう問いがおかしいでしょ①〜⑪の天皇の意義に対する回答を私に当てはめるってこと自体が。
 自虐ループって言葉を、自虐しないで済むか、と捉えた場合、自己肯定の手段として日本国と両親に誇りを持てれば、人として自分はダメな人間と思わずに済むって意味です。まあ、こじつけみたいですし、本来の質疑にも関係ないので、これ以上はよすとして、重要なのは、その下です。

>否定論(天皇の)に誘導しようとしているとしか思えない。
 これ逆です。私が上記のように否定された場合、どのように対抗すればいいんですか、という意味です。上記のことをかかなければ、また同じことかかれてしまうでしょ。「皇室外交やってるから天皇は必要なんです」とか。
 それを踏まえたうえで、今回みなさんの回答を私になりにまとめました。これならば私の否定論に対抗できますでしょう。
 これまでの回答(No.1〜7まとめ)で「天皇陛下は、日本の創始者であり文化の文明発端でありまた現在も中心にある。また日本国の正当性を示しており、それゆえ天皇なくして日本とは言えない」というような回答になると思います。
 これを、最初の質疑形式に直すと

回答「天皇陛下は、日本の創始者であり文化の文明発端でありまた現在も中心にある。また日本国の正当性を示しており、それゆえ天皇なくして日本とは言えない」
 私「天皇陛下が、創始者でなくて、文化文明にも関係なくて、国の正当性を示していない場合陛下はいらないってことですか?」
 その通り、その場合は陛下は必要なくなってしまう。しかし、現実問題として陛下が創始者で、文化・文明の中心で、日本の正当性を体現しているから必要なのです。これが③の「皇室外交しているから必要」などという、やってた方がいいけど、なくてもいい、みたいな枝葉の回答なら、じゃあ外交してなかったらいりませんよね。という反論もなりたちますけど。さきの回答なら否定しようがないでしょ。これを本質的な回答というんじゃないでしょうか。違うと言われるなら、今一度お願いします。

お礼日時:2016/02/04 18:16

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