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100年前アインシュタインが予測していた、重力波とはなんでしょうか?宇宙戦艦ヤマトみたいに時空を飛ぶことが、できるということでしょうか?物理の得意な方教えてください。

A 回答 (3件)

大きな、厚いゴムの板を想像してください。



そこにパチンコ玉を数十個ばらまきます。

それから、そこに大きな鉄の玉を置きます。

すると、ゴムの板は凹みますから、
パチンコ玉は大きな鉄の周りに
集まってきます。

これが重力です。

つまりゴムの板は空間であり、鉄の玉を置くことに
よって、空間がゆがむわけです。

そのゆがみのために、パチンコ玉が、鉄に吸い寄せられる
ように集まってくる。

ゴム板のゆがみは、鉄玉を置いた位置から、周りに
広がり、パチンコ玉を集めるわけです。

この、ゴム板のゆがみが伝わるのが、重力波です。
波のようにして、伝わり、パチンコ玉を吸い寄せます。


鉄の玉が重すぎて、ゴム板に穴が開くときがあります。
これがブラックホールです。

穴の出口がホワイトホールになる、というわけです。
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アインシュタインの相対性理論が導くこの世の成り立ち(時間も空間も含めて)は、私たちが日頃から身の回りで体験したり実感できる理解をはるかに超えていて想像を絶し、イメージしようにもピンとこないところがあります。

私自身もそうで、何が何やら実感が湧きません。

私たちは時間と空間はまったく別の次元の、お互いに関係がないものと思ってきました。ですがアインシュタインの相対性理論では時間と空間は相互に関連したものとして取り扱い、そういう概念を時空と呼んでいます。時間と空間はお互いに絡んでいると言われても、残念ながら私たちはそんな世界の実感は湧かず、具体的にイメージできません。

アインシュタインの一般相対性理論によれば、質量(重さと思ってもよい)をもった物質が存在すると、それだけで周りの時空に歪みができるのだそうです。その物質が動くと(池に石を投げ込んだような感じで)時空の歪みも波動のように揺れ、その揺れ(波動)が周りに伝わって行くのだそうです。それが重力波です。

私たち自身も質量を持っていますから、自分の周りに時空の歪みを生じさせています。ですが、その歪みの程度があまりにも僅かなために私たちはその歪みを感じ取れず、これまでの科学技術をもってしても検知できませんでした。
しかしその物体が超巨大になると時空の歪みも大きくなり、ブラックホールのようなとてつもない大質量の物体が宇宙のどこかで衝突・合体したりすると、その波動(重力波)が地球にも伝わってきて科学技術の粋をこらせば検出できるのではないか、ということで、米研究チームがこれを成し遂げました。

これから重力波の検出能力がもっと高まれば、宇宙や天体の新たな姿が分かってくると言われています。私たちはこれまでは光や電波を使って宇宙や天体を観察してきましたが、重力波はすべての物質を通り抜けどれだけ遠方でも到達するそうなので、宇宙のかなたからやってくる重力波を観測することによって光や電波では分からなかったことが判明してくると言われています。宇宙の始まりの様子も分かってくるのではないか、と見られています。

重力波を利用して宇宙戦艦ヤマトみたいに時空を自由に飛べるようになるとは思えませんが、想像を絶するようなことなので、何とも言えませんね。
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この回答へのお礼

わかりやすくありがとうございます。どんな物や人でも、まわりに影響を及ぼしているのですね。

お礼日時:2016/02/13 13:16

まずは以下の解説を。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B …

ここの「概要」の説明が難しすぎる場合はGoogleなどで「重力波」とか「重力波とは」とかいったキーワードで検索されるといろいろな解説ページが見つかると思います。
また、主要な新聞に掲載されているこの件に関する記事の中や近くに重力波とは何かを素人にわかりやすく説明した付属記事があるかもしれません。
ご自宅で新聞をとっていない場合はお住いの市町村の図書館へ行かれると置いてあるはずです。

参考まで。
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