プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今度、自分の1番興味のある事柄をテーマにして論文を書くことになりました。
私はミュージカル鑑賞が昔から好きなので、何かそれに関連するものがしたい
ということで「宝塚歌劇団」をテーマに選びました。
しかし、私は実は「宝塚歌劇団」の公演は今まで1度も観たことが無いのです。
ですが、女性が男性を演じ、それが多くの女性ファンの支持を受けているという実態にとても興味を持っています。
「宝塚歌劇団」に関連する論文を書くのに、何か面白いテーマは無いものでしょうか?
ここ数ヶ月間、ずっと考えているのですが考えが一向にまとまりません。
どなたか良いアドバイスがありましたら、どうかよろしくお願いいたします(><)

A 回答 (5件)

まず、お伺いしたいのですが、何学部ですか?(というか論文、とだけなので、特にジャンルはないのでしょうか?)



宝塚歌劇団の論文、と言ってもあまりにも広範囲で、なんともいいようがないのですが・・・。
論文テーマというには漠然としていますが、私が「宝塚って不思議だなぁ」と思うポイントをざっと書くとこんな感じです。(分け方は適当です)

【法律関係】
・タカラジェンヌはなぜ「生徒」と呼ばれるのか
⇒宝塚歌劇団ができたばかりの頃、芸能に従事する人に対し、税金のようなものがかけられるので、「生徒」とした、という話を聞いたことあります。そのあたりの法制度のこととか。

・宝塚歌劇と著作権
⇒阪急(宝塚歌劇は阪急の1部門です)と東宝で、演劇著作権関係の会社を作っているはずです。

【経済・経営】
・宝塚と地域経済
⇒現在においても、大消費地でもない宝塚市に2500人規模の劇場をもち、黒字経営をしている(と思われる)ということ自体、不思議さを感じます。(小林一三さんの阪急経営戦略とはいえ)

・宝塚歌劇とマーケティング
⇒「日本の商業演劇で儲かっているのは劇団四季と宝塚だけ」という通説が正しいならば、それはなぜか。

・宝塚歌劇のメディア戦略
⇒数年前から衛星放送を開始した宝塚のメディア戦略など。

【社会学的?】
・宝塚の男役とジェンダー論
・宝塚歌劇の組織論
⇒宝塚歌劇団は役者からスタッフにいたるまですべて自前です。何でもアウトソーシングが主流の現在、徹底した自前主義の組織論はとても不思議です。

【歴史・文学】
・日本芸能史における宝塚歌劇の位置付け
・宝塚の歌劇(レビュー)作劇手法の特徴
・宝塚歌劇の演劇的浄化(カタルシス)

【建築】
・劇場空間としての宝塚大劇場
⇒エプロンステージのついた劇場、2500人収容で最後列の端の人まで舞台が見える工夫など、面白い空間です。
また女性客が圧倒的に多いが故の工夫もあると思います。

【技術・製作】
・宝塚歌劇の大道具製作と移動技術
⇒年に数回の全国ツアーや、時には海外にまでもって行くセット類。あれだけの規模の大道具を持ち運ぶ技術って気になります。

・・・何が面白いかは人によるかと思います。
大事なのは「宝塚ってここが不思議だなぁ」と思うことではないでしょうか。不思議と思えるところがあれば、特に見る必要はないと思います。
ただ、宝塚に興味を持てば、不思議と思えることも見えてくるでしょうし、不思議と思う気持ち、問題意識を強くするためにも、本当は観劇したほうがいいんですが。

下の方も書いておられるように、特に東京では観劇チケットの入手が大変困難です。
そこで力を使い果たしてしまって、嫌になったら元もこもないですね・・・問題意識をもち続けてがんばってください。(正直、最近のチケット不足で私は歌劇から足が遠ざかり気味です)
    • good
    • 2
この回答へのお礼

こんばんは!ご回答どうもありがとうございました。
解りやすく説明してくださり、とても参考になりました!
「不思議だなぁ」と思ったことは研究しがいがありますよね。
james55様が参考に挙げてくださっていたテーマのうち
「宝塚の男役とジェンダー論」に
ものすごく興味が湧いてきました。私が1番不思議だなぁと思うのが「男役」の存在ですし
こっちの方向でいってみようと思います。(私は社会学部です)

お礼日時:2004/07/12 22:26

宝塚大好きっこですv



皆さんおっしゃってるように、一度見に行ってはどうでしょう?
もしムリだとしても、ビデオなどで見るとか。。。
その方が一番最適だと思います。

ちなみに、私が好きな理由としては、やはり女性が男性の役を演じる。という事かな。
男性でカッコイイ人。と宝塚でカッコイイ人だと、やっぱり少し違いますし。
男役を演じる人は、とてもカッコイイし、娘役を演じる人は、もともと女性なので、より女性らしく演じようとする。
そんな所も宝塚の良いところだと思いますね。
男役と娘役を比較して考えるのもイイかなぁ。と私は思います☆
また、宝塚は90年続いてますが、ファンの年齢層もスゴイですね! 私は中3なんですけど、小学生から大学生、社会人・・・・ おばあちゃんくらいの年齢の人も見に来ます。
やっぱり何か引かれるものがあるんでしょうねv

・・・と長々とかいてしまいましたが、まづは一度宝塚をご覧下さい☆
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは!ご回答どうもありがとうございました!
女性が演じる男役がやはりファンの心をひきつける大きな鍵になっているのでしょうか?
夏休みに、宝塚を観に行ってみるつもりです★

お礼日時:2004/07/12 22:19

私も宝塚が好きで良く見に行っています。


論文は書いたことがないので、どんなテーマが良いか分かりませんが参考になれば幸いです。お勧めのホームページを載せておきます。

「論破ぁるーむ」http://www.ujura.jp/
通称「8」公式の場ではタブーとされている話を、ユニークかつ ちょっぴり意地悪な視点で語り合う会議室です。楽しいウワサ話から白熱する 議論まで、自由に語り合っていただければと思います。
↑というだけあって厳しい意見もありますがファンの生の声が聞けるので良いと思います。

「宝塚GARDEN]http://www.zuka.co.uk/
通称「お庭」 何か分からないことがあれば、ここのQ&Aで質問すればたいてい答えて貰えます。

「宝塚ファン」http://allabout.co.jp/entertainment/takarazukafan/
管理人さんが元タカラジェンヌです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは!ご回答どうもありがとうございます。
興味深いサイトをたくさん教えていただきまして…感謝です!
宝塚に興味はあったものの超初心者の私にとって知らないことだらけです。
こちらで宝塚についての知識を得たいと思います!

お礼日時:2004/07/12 22:14

 パソコンの前に座ってあれこれ考えるよりも


まず劇場に足を運んで、実際に宝塚歌劇というものを自分の目でごらんになって下さい。
見たこともないものについておもしろいテーマなど浮かぶはずがないじゃないですか。
ましてや論文のテーマを他人に決めてもらおうなんて論外です。

 ただ、東京はチケット入手困難なので
そんなに気楽に見に行けるわけじゃないですけどね。
でも見ないことには話が始まりません。
宝塚大劇場なら、夏休み期間の平日はサマーチケットといって
学生は割引料金で入場できます。
それ以外でも、平日公演なら当日券でも観劇可能です。
ごらんになった上で、改めてわからないところなどを質問なさって下さい。
少しは手助けできると思いますから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは!ご回答どうもありがとうございました。
仰るとおり、PCの前で考えるよりも実際に観るべきすね。
衛星放送では何度か観たことがあるのですが、この夏休みに1度生の宝塚を観劇してみたいと思います!

お礼日時:2004/07/12 22:04

宝塚歌劇は、1914年(大正3)年4月1日の第1回公演から、


ちょうど今年は宝塚歌劇の90周年ですね。

下記のようなテーマはいかがでしょうか。
【なぜ宝塚歌劇は成功したか】
女性だけの劇団でショーやオペレッタ風の音楽劇を演じる大衆的な演劇形式がなぜ成功したかを、
色々な角度から書くと面白いでしょう。
有馬温泉の湯治の客をつかんだ、
足を高く上げるラインダンスで男の客をつかんだ、
宝塚音楽歌劇学校を創設して団員の歌、踊りのレベルをあげた、
ベルバラなどフランス風の貴族の物語を取り入れた、
男役の主役がファンの幅を広げた、
等、色々な要因があります。
haiji-様の視線でいろいろ考えられてまとめられるといいでしょう。

【なぜ宝塚歌劇は作られたか】
箕面有馬電気軌道株式会社の小林一三がなぜ宝塚歌劇団を作ったかというテーマも面白いですね。
最初は宝塚のレジャー施設への客の誘致が目的であったようです。
宝塚少女唱歌隊がそのために作られました。
その辺から書きはじめると面白いでしょう。

「宝塚歌劇団」の公演は見に行きますとはまります。
ぜひ夏休みに宝塚歌劇を見にいって下さい。
そしていい論文をお書き下さい。
下記のサイト細川周平「初期宝塚歌劇の文化史」を参考資料としてお役立て下さい。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/vmakita/ezuka …

参考URL:http://kageki.hankyu.co.jp/,http://web.kyoto-inet.or.jp/people/vmakita/ezuka …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは!確かに「宝塚」の成功の鍵となったものがたくさん存在しますね。
何から始めてよいのやら全く検討もつかなかったのですが、おかげさまで(ぼんやりとですが)考えがまとまってきました。
参考URLもさっそく興味深く拝見させていただきました。
この度はどうもありがとうございました。頑張って書きます!

お礼日時:2004/07/12 21:59

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!