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肝心の事を誰も説明してくれません。
昨日、池上さんの番組で、電力自由化は競争で電気料金を下げるのが主たる目的と言ってました。

今まで電気は基礎インフラなので全国の10電力会社が地域独占していて競争が無かった、
だから電気料金が高止まりしていた、だから自由競争原理を持ち込む事で料金を下げるのが目的だと言いますが、

独占で競争がないのは電気だけではなりません、それを放送しているテレビ局は戦後ずっと独占で競争がありません。
その他、鉄道運賃、タクシーと事実上政府の許可制で自由に料金が決められないものがたくさんあります

自由競争万能ではないと思います。特に電気のような基礎インフラの分野は民間会社というのは名前ばかりで国の縛りがあると思うし その方が健全だと思います。

本当に電力会社が民間会社なら東電も政府が介入しないで放置すれば被害者救済も出来ないでしょう。

シャープは潰れてもいいが日本航空や東京電力は潰さない、でしょう。

質問1・
電力会社が独占故、電気料金が高いというなら政府が介入して値下げさせればいいのではないか?

質問2・
電力自由化により電力会社を選ぶことが出来るようになり、原発がいやでクリーンエネルギーがいいという人はクリーンエネルギー発電している会社と契約すればいいと
言ってましたが、その会社と契約すると自分の家と隣の家は中身の違う電気が来るのですか?
電気の中身を知ることが出来ますか?

質問3・
生協が電気を販売するそうです、識者が解説してましたが、「地産地消で理想的な方向だ・・」
地域の生協で電気を買うと生協の発電した電気がくるのですか?

質問4・
電気の中身が同じなら、契約する電気会社が発電しようがしまいが関係ないのでは・・だったら、そもそも電力会社以外から電気を買う意味があるのか

A 回答 (3件)

政治家が介入する組織が腐敗するのは世の常です。

天下り先の企業とかね。
社会インフラで一定の収入があるがばかりに、それはもはや利権と化していると見られるわけです。

NHKの会長職みたいに、ろくな知識も技能も、そして人格さえ怪しい人がポッと就任し、数年会長の座に居座るだけで、給与とか、退職金で国民から集めた視聴料金の一部(もはや税金ですね)を1億とか2億とか、ポッと盗っていくシステムがあるでしょう。

東電もそういう風に見られていたわけです。
震災で東電のその社風が問題視されました。放射能は出てないよ。→実は出てた。みたいな、3歳の子供のいいわけような経営体質。政治家の覚えてませんみたいなね。

電力自由化すれば、そんな利権のお遊びをやっている余裕はなくなります。
他がどんどん効率化して安く安く電力を提供すれば、東電の電気を買う人が居なくなるわけですから、そうなれば東電の利権自体が無くなる。
効率化に精を出すはずだ。

と、そういった理屈でしょう。
政治が介入すれば、利権争いでますます腐敗する。そのイメージを一新しなきゃ。みたいな感じなのが今の自民の方針だと思います。
質問1の回答になってますかね?


電気は電気で見分けは付きませんが、何処の会社にお金を払うかで、日本社会のエネルギー供給の形も変わる可能性もあります。
みながクリーンエネルギーで発電している電力会社から電気を買うようになれば、クリーンエネルギーでない電力会社は淘汰されるかも知れませんね。
それを期待しているわけです。
質問2,3,4ですかね。

けどねぇ、どうなりますかね? エネルギー問題は国防に直結するので、話は単純ではないですし。
郵政みたいな半官半民中途半端なことになりそうですよね。今政治やってるのあの自民党とこの野党ですからねぇ・・・

ちょっともう、今の政治家総入れ替えとかしないと何をやってもダメかもですよね。
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この回答へのお礼

すごい共感できるご意見だと思います。
質問項目多すぎでしたね ごめんなさい

回答ありがとうございました

お礼日時:2016/02/28 18:50

質問1・


電力会社が独占故、電気料金が高いというなら政府が介入して値下げさせればいいのではないか?

電力税などの物品税で課税はできても、ダンピングはできないようになっています。
なぜなら、法律で儲けて良いことが前提になっているからです。

質問2・
電力自由化により電力会社を選ぶことが出来るようになり、原発がいやでクリーンエネルギーがいいという人はクリーンエネルギー発電している会社と契約すればいいと
言ってましたが、その会社と契約すると自分の家と隣の家は中身の違う電気が来るのですか?
電気の中身を知ることが出来ますか?

PPS(特別電気事業者)にも寄りますが、全国規模の大手と、小規模事業者の違いがあります・・・が、基本的には一旦電線に通すと、一般電気事業者の電気となんら変わりません。基本的にはその地域で流通している電圧の電気になります。

質問3・
生協が電気を販売するそうです、識者が解説してましたが、「地産地消で理想的な方向だ・・」
地域の生協で電気を買うと生協の発電した電気がくるのですか?

2で解説してますが、小規模事業者になり、地域は限定されますが、生協などで生産した(太陽光などで)電気を一旦一般電気事業者を経由して契約者に供給されます。
不足分は一般電気事業者からそのまま供給されますので、その分は生協に買い取らせます。生協は一定額(あらかじめ決まった額)で買わされます。

質問4・
電気の中身が同じなら、契約する電気会社が発電しようがしまいが関係ないのでは・・だったら、そもそも電力会社以外から電気を買う意味があるのか

PPSでもいろんな業者がいるので、メリットも様々です。
一番は、主力商品と抱き合わせで販売できることです。
特に、電気料金のように、毎月一定料金の決まった現金の入る事業はおいしいのです。
特に電気は、買わない訳にはいきません。
ガスや水道会社もセットしやすいでしょう。

ま~でも自宅で太陽光を導入している人には無関係ですけどね。
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この回答へのお礼

大変ご親切な回答をありがとうございました

お礼日時:2016/02/28 19:13

>質問1


 たとえばここで公的資金(税金)を注入するとか補助金を給付すると事実上の国営企業になってしまうなど、ますます競争原理が働かなくなると思われます。
 一時期のフレーズにあった「官から民へ」に逆行する政策になります。


>質問2・
 本来は電源構成を公表するはずが、今日付の朝日新聞記事によると経済産業省が電力事業者の事務処理負担に気を遣って公表を義務づけていないと批判しています・・・が、いちおうは制度として存在するようです。
 経済産業省のWEBサイトで調べられることになっているようです。


>質問3
 理屈の上では可能だが実際には電力の確保ができていないので、現時点では机上の空論になります。

>質問4
 少し意味が不明瞭だが、電力の小売り自由化というのは、電力事業者以外も市場参入が幅広く認められることを指しています。


 地域独占と言っても、競争がないわけでもない。
 たとえば電話会社のNTT西・東ですが、2社しかなくてもこれで競争原理が働いています。(昔と比べれば通話料期が安くなったものです)

 蛇足かもしれないが、20世紀も終わりに近づいた頃に米国で電力バブルが崩壊して大変だったが、日本も同じ二の舞になるのではないか?と心配でなりません。
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この回答へのお礼

参考になりました ありがとうございます

お礼日時:2016/02/28 18:47

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