プロが教えるわが家の防犯対策術!

夫36歳、妻30歳、子0歳、
夫会社員、妻専業主婦。
夫保険未加入、妻加入済み。
健康診断は夫婦揃って視力以外A評価、共に非喫煙者です。

妻は昨年長男を出産し、その際仕事も退職しました。妻は結婚前に加入していた保険にそのまま加入していますが(太陽生命、組曲best→月々6900円)、介護保険や死亡保険が付帯していることと、夫が保険未加入のため、保険の見直しを考えてます。

夫→終身医療保険、収入保障保険
妻→終身医療保険
子→学資保険

終身医療保険は掛け捨てで考えて、妻の6900円をそのまま二人分当てる予定です。
収入保障は定期死亡保険と悩みましたが、保険料を少しでも抑えたいため、収入保障(掛け捨て65歳まで)を考えてます。そこでいくつかリストアップした結果

【終身医療保険】
・メットライフ生命 フレキシィ
・オリックス生命 新CURE
・メディケア生命 メディフィットA

【収入保障】
・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『家族のおまもり』
・チューリッヒ生命 収入保障保険
・三井住友海上あいおい生命『&LIFE 収入保障保険』
・メットライフ生命『収入保障保険 マイディアレスト』


夫は家系的に長生きで持病持ちやガンもいないので、最低限の医療保険を考えてます。
妻は母が胃ガンを経験しており、家系的に胃腸にストレスが来るようで、また、祖母は糖尿で本人も甘い物に目がないことから糖尿の心配もしてます。が、今は至って健康体です。

収入保障は万が一、夫の身に何かあったことを考えて、最低限の収入を確保するためのものです。妻も幼少期の育児を終えたら社会復帰する予定てす。

①上記の内容を考慮して、オススメの保険、プラン。

②支払いを渋る、または保険会社としての信用、評価。

③万が一のがんに備えて、医療保険のがん特約に加入するか、それてもがん保険を別に考えるか

上記①②③をトータル的に考慮して、オススメを教えていただけると幸いです。

また何度か店舗型保険取り扱い店に行きましたが、営業色が強く、イマイチ信用できなかったので、こちらに質問させていただきました。
現時点での収入を考えると、なるべく保険料は抑えて加入したいと思っております。

A 回答 (1件)

主婦系AFPです。

税金と福祉方面に強いです。
(バイトしてるけど仕事で一切FP業務を行っていない/独立開業も考えていない/基本的に知識は家族と自分の為に使っている)

長くなるので、先に結論からいきます。

①上記の内容を考慮して、オススメの保険、プラン
残念ながら、オススメは終身『生命』保険です。
最低でも不足する生活費を計算する必要があります。
医療保険でも死亡保険金がわずかながら出ますが、その金額は全て葬儀代で吹っ飛ぶと考えた方が良いです。

後程説明しますが『会社員』ですので医療保険そのものをつけないorつけても最低限で十分です。
なお収入保障保険ですが、住宅ローンがある場合のみ検討しても良いです。
医療保障は、原則貯蓄で賄うようにしてください。(後述)
それでもほしい場合は、③を参考にしてください。

②支払いを渋る、または保険会社としての信用、評価
私が中学生の時に体験したのは某大手生保(ニュース漁れば出てきます)。結果的に解約したそうです。
なお、今のご時世不払いやらかす保険会社は速攻で行政指導が入ります。
告知義務違反を行えば、当然ですが支払いがなされません。
それ以外にも、よく約款等を読まないと何が免責なのか分からないこともあります。
この辺りは店舗型保険取扱店で説明が無かったとしたら、ちょっと問題があります。(営業姿勢として)

③万が一のがんに備えて、医療保険のがん特約に加入するか、それてもがん保険を別に考えるか
がん治療についてどこまで備えるかがポイントになります。
基本的に医療保険(先進医療特約は必須)の中でカバーできてしまいます。
しかし、がんセンターや大学病院等で治療を希望する場合は入っておいた方が良い場合も。

なお、最低でも3大疾病(心疾患・脳卒中・ガン)と妻用の女性疾病だけでもある程度のカバーが出来ます。


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本題はかなり長くなります。

≪保障の考え方≫
まず、公的保険制度からどの位のお金が戻ってくる可能性があるか調べる。
治療の内容によっては、補助金が出ている事もあります。
必要に応じて調べたり、市役所の窓口で聞いてみると良いでしょう。

会社員の場合
・雇用保険
雇われている方全員強制加入。保険料は会社と本人(ただし折半ではない)。
会社を辞める時に渡される書類の中に、細長いちょっと厚手の紙に番号と名前が印字されてます。アレが雇用保険の保険証。
辞めた時点での勤務期間と辞めるまでの半年間のお給料の平均(ボーナス除く)により、受給期間と給付日額が決まります。
なお、受け付けて給付される期間は最大1年間。書類を貰ったらすぐにハロワに向かわないと、貰えなくなる恐れがあります。
手取りベースで、およそ1ヶ月当たりのお給料の45~80%程度です。貰える期間も90日~240日(夫の年齢枠)。
問題が発生する場合は、自己都合退職の時。この時はペナルティの意味もあって受給開始が最長3ヶ月遅れる上に貰える期間も90日~150日(全年齢)と短くなります。
このため、最低でも半年分の生活費を貯蓄しておく必要があります。

・健康保険
病院にかかった時に提示して3割の金額を窓口で払うアレです。会社と本人が保険料を折半してます。
病気で入院した場合、4日目から傷病手当(給付基礎日額の60%相当)が貰えます。
それだけでなく、一定以上の支払いが発生した時には「高額療養費」といって医療費の一部が戻ってきます。
窓口で一気に10万以上払えない場合、入院前にあらかじめ総務と話を通しておけば「高額療養費貸付制度」(戻ってくる予定のお金を病院に振り込んでもらう制度)を使えるので、窓口負担も減ります。
今、大きい病院ならば大抵クレジットカードも使えるので、平常時でも意識して調べておくと大金を持ち歩かなくて済みます。
そのためにプールしておく目安は、『3食の食事代+差額ベッド代+自己負担しなければならない医療費(最低80,100円)』・・・・・・50万見積もっておけば大抵は問題ないでしょう。

・労災保険(労働者災害補償保険)
いわゆる「労災」が起こった時に支払われます。保険料は全額会社負担。
治療代は全額労災保険が支払ってくれます。万一の時も遺族に対して年金が支給されます。
4日目から給付基礎日額の60%相当の療養補償給付(通勤災害の時は療養給付)が支払われます。

・厚生年金
制度が複雑過ぎる上に、色々問題を起こしてる制度です。しかし国が責任を持って見ているので、不安でしょうが信じるしかない。
なお、死亡時と重度障害時に『一番強い』保険です。

死亡保障を考える際に、一番最初に確認するのが「死亡保障を掛けたい人が何号なのか」です。
御主人の場合、会社員のため2号。専業主婦をしていらっしゃる奥様の場合は3号。
(この辺は、日本年金機構のHPを読んだ方が勉強になるでしょう)
国民年金(1号)と違い、2号はそれなりに優遇されています。特に3号は国会で見直しを掛けたい動きがある程優遇されています。

ちなみに、お子様が未成年の段階で何かしら障害が発生した場合、保険料を納めなくても障害年金が受給されます。
今、この時点でご主人がお亡くなりになれば「遺族年金」が支給されます。18歳の誕生日までお子様の分の加算もあります。



≪保険を考える上での重要点≫
1:住宅ローンを利用する場合
2:先進医療を利用する場合
3:3大疾病(心疾患・ガン・脳卒中)の場合

特に住宅ローンは無理のない金額で支払えれば理想です。
そうもいかない場合は、資金ショートをさせないためにも最低1年分の返済余力を貯蓄で賄う必要があります。
そのために使えるのが収入保障保険です。
なお自営業向きの保険なので、会社員が使うほどのものではありません。
団信(団体信用生命保険)に入っていれば、お亡くなりになった時の住宅ローンを考えなくて良いです。

救急搬送された先が先進医療を行っている病院だった場合、助けるために了承せざるを得ないような誘導をしてきます。
この場合、備えがあるか否かで色々と変わってきます。
あと、希望する治療法が先進医療だった場合も同様です。

3大疾病の場合は「長期化+慢性化+障害が残る」という最悪のシナリオがあります。
しかし公的制度が充実しているので、一番かかる手術時入院の保障を受けられれば、何とか乗り切れます。


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かなり端折ってますが、おおざっぱに書けばこのような理由があります。
保障の計算式については、主婦向け雑誌のマネー特集に載っていたり、図書館の家計関係の本が揃っている所に詳しい本があるかもしれません。
(色々知ってもらうために、あえて書きません)
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