プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは、初めて質問させていただきます。
先日先物日経225ミニをはじめたばかりのものものです。
現在大証(夜間)の先物とCME先物の価格を比較したところ、大証16735,CME16870でした。日経平均の終値が16852ですので、大証の先物価格があまりにも安すぎると思うのですが、なにか理由があるのでしょうか?明日はSQ日なのでそれがかんけいしているのでしょうか?もしご存知の方がいらっしゃいましたとご教授ください。おねがいします。

A 回答 (1件)

>現在大証(夜間)の先物とCME先物の価格を比較したところ、大証16735,CME16870でした



① 比較時刻は同じですか? 大証は深夜3時に終了しますが、CMEは明け方までやっています。
② CME先物は、円建てをご覧になっていますか? CMEにはドル建て日経先物というものもあります。詳しくは書きませんが、ドル円と日経平均の値動きが正の相関関係にあるときは、理論的にドル建ての方が高くなります。

大証日経先物とCME円建て日経先物の価格を同時刻に比較した場合、差はありません。せいぜいBID-OFFERが開いているか否かの違い程度です。そうでないと、簡単に裁定で稼げてしまいます。


>日経平均の終値が16852ですので、大証の先物価格があまりにも安すぎると思うのですが、なにか理由があるのでしょうか?

株の理論先物価格の計算式を簡単に書くと、以下のようになります。

理論先物価格 = 原指数 + 金利 - 配当

今は、「金利<配当」ですので、先物価格は原指数より当然に安くなります。

仮に、午後3時丁度時点で日経平均原指数が16852、先物価格が16735であれば、その差額の‐117が、市場の総意の「金利 - 配当」であることを(概ね)意味しています。

>明日はSQ日なのでそれがかんけいしているのでしょうか?

SQ前に需給で価格がブラされることはあっても、同じ日経先物間(大証、CME円建て、SGX)で価格差が生じるほど、SQが影響を及ぼすことはありません。繰り返しになりますが、裁定で簡単に稼げてしまうからです。つまり、仮に価格差が発生したとしても、瞬時に(=ミリ秒単位で)修正されます。

先物と原指数間の価格関係も同じです。先物価格は、「理論先物価格 = 原指数 + 金利 - 配当」の計算式に基づき動いているからです。先物の方が先に動くということであれば、「原指数 = 先物価格 - 金利 + 配当」とお考えいただいても、結構です。

少しでもご参考になれば、幸いです。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

kyohayakin さん、 丁寧なご回答ありがとうございました。
➁ のご回答が大証の先物が110円程度低く表示されていた原因だったようです。 その後、
※日経平均先物6月限は配当権利落ち日(3/29)までの期間、配当の価格分安く取引される為に先物と日経平均の価格差が発生します。
3月の日経平均の予想配当落ち額は112.3円ですので、先物理論価格は日経平均より(金利分考慮無しで)112.3円安くなります。 と欄外に表示が出ていました。 
 kyohayakin さんの回答はとても丁寧でよりわかりやすくなぜ先物と日経平均の価格差がでるのか、また、裁定により価格差がなくなるのか勉強になりました。ありがとうございました。

➀ については、ほぼ同時(表示誤差のため2,3分の誤差がありました)に確認し、東証の終了時に比べ関連指数(石油や為替など)はほぼ同じであることを確認したうえであまりにも大証における先物価格が安すぎるため質問させていただきました。

お礼日時:2016/03/12 17:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!