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英文を読んで分からないところがありました。先にその英文を引用します。

My brother was serious dreamer to whom all things were possible. He grew up to become an excellent musician. It was he who, years ago, taught me how to dream large and lucky ー which is something all young people should learn to.

上記の英文中における to dream large and lucky に違和感を覚えました。はじめは、ここでの large と lucky は共に形容詞だと思ったのですが、そのように考えると dream の補語になるということになってしまい、辞書を引いても dream がうしろに補語をとれるというのは書いておりませんでした。それでは、副詞なのかとも考えたのですが、文脈上やはり形容詞であるような気がしてなりませんし、実際に辞書を引いてみても large に関しては副詞としても機能するという記載がありましたが、luckyには形容詞としての使い方しか載っておりませんでした。そこで質問なのですが、件の英文中の dream と large and lucky との関係性を教えて頂きたいです。

説明が下手で大変申し訳ありませんが、ご教授頂けたら嬉しいです。何卒よろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • 補足です。
    dream の動詞としての使い方で dream a dream という表現するがあるというのを聞いたことがあり、件の dream large and lucky では不定冠詞とdreamが省略されているのではないかとも考えました。ただ、今回のような省略のルールは聞いたこともないのですが、考え方としてはやはり間違っているのでしょうか?

      補足日時:2016/03/11 19:05

A 回答 (4件)

返答が遅くなりました。



「think big」における副詞的「big」は コリンズにも一応載っていました。( http://www.collinsdictionary.com/dictionary/engl … ) 一つの辞書のいう事が必ずしも真実かというと、そうでもありませんが、何かの足しにはなります。

「eat healthy」の「healthy」の副詞的解釈に関しては ( http://www.boston.com/news/globe/ideas/articles/ … )

上の二つの表現は慣用的に使われるので、それについての言語的考察も多く存在します。

「dream large and lucky」はイディオマティックな句ではないので、それに対しての文献はやはりありません。

ですが「think big」の「big」が副詞なら「dream large」の「large」も副詞と考えるのが意味的にも自然です。(副詞的用法を認めている辞書もあるそうですし)

「lucky」に関しては「large and lucky」という一塊と見るのが一番すんなりとします。
「largeが副詞で動詞を修飾して、luckyは形容詞で(暗に示された)主格の補語である」と考えるのは、可能性は否定しませんが、反直感的というか、わざわざそう解釈するのは不自然だという気がします。

直接関係はありませんが、「Think different の言語学」( http://www-h.yamagata-u.ac.jp/wp-content/uploads … )という日本語で書かれた興味深い論文がありました。斜め読みしましたが、この類の表現の文法性の曖昧さ、複雑さ、解釈の可能性の多様さをよく表していると思います。
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この回答へのお礼

何度も丁寧にご回答下さりありがとうございました。
large and lucky は文法的に曖昧な表現だったということですね。やはり英語というのは一筋縄ではゆかないと思いました。今回、回答者様にご提示頂いた文献も読ませて頂きます。
また質問した際にはご回答頂けたら嬉しいです。

お礼日時:2016/03/21 12:06

・下の回答で「辞書というものは基本的に保守的なので、伝統的な品詞付けを好みます。


と言ったのは、一部を除く単純形の副詞の使用は、あくまで非標準的なのものであるからです。

・『「large」はそういう風には使いません。』とも言いましたが、考えてみるとそのように使えなくもないです。ただ「big」「huge」のほうが一般的ですかね。
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この回答へのお礼

御礼遅れて申し訳ありません。
丁寧にご説明頂いてありがとうございました。
神経質な性格でどうして分からないところがあるので、後一つだけ質問させて下さい。それで、luckyに関しては手持ちの辞書には副詞としての使い方は載っていなかったのですが、それでもluckyを副詞と考えて良いのかどうか教えて頂けたら嬉しいです。また、何か参考文献などありましたら併せて教えて頂きたく思います。よろしくお願い致します。

お礼日時:2016/03/17 13:08

「(dream) large and lucky」はどちらかというと(単純形)副詞です。



同類の「Think big.(デカく考えろ。)」、「Eat healthy.(健康的な食生活を。)」などの言い方も、「big」や「healthy」それぞれ動詞を修飾している(どのように考えるか、どのように食事をするのか)のであり、行為者の状態を描写するものではありません。

特に「dream large and lucky」の「large」が主語の様態の表現だとは思えません。
例えば「big」や「huge」は「大物だ」とか「人気だ」という意味での「デカい」として使えますが、「large」はそういう風には使いません。あくまでサイズや規模です。よって「large」が補語として行為者の状態を説明していると考えると意味が可笑しなことになります。(?夢を見る+(体が)大きい)

辞書というものは基本的に保守的なので、伝統的な品詞付けを好みます。この場合、辞書が副詞だと言っているかいないかはあまり関係ありません。(副詞だと言っていれば好都合ですけれど)
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一種の準補語的な用法でしょうか。



準補語というのは本来補語を取らないような動詞について
主語がその動作をするときの状態を表すものです。

marry young
die happy
などでおなじみ。

ただその場合、普通は主語が dream するときの状態となりますが、
Dream というのは未来への希望を表すので、
主語がそうなる、くらいの感覚。

夢見て、大きく幸運になる

大きく幸運になるような希望を持つ

arrive safe and sound
無事に着く

これも動詞を修飾する副詞でなく、
arrive するときの状態です。

これも着いた時に無事
と前から見ることも可能です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
a dream が省略されたものだと思っておりましたが、そうではなかったのですね。
凖補語というのは習った記憶があります、ですが今回の英文がそのような用法だとは思いませんでした。応用が利かず恥ずかしい限りです。
また質問した際にはご回答頂けたら嬉しいです。

お礼日時:2016/03/14 16:13

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