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itがa flowerを指す状況において、次が非文で
Peter gave Mary it.

次が正しい文
Peter gave Mary a flower.

と、ある本に書かれてありました。

何故でしょうか。

A 回答 (3件)

その本にどのような説明が書いてあったのか正確でないのでなんとも言えませんが、「新情報、旧情報」とかの文言を使った説明は有りませんでしたか。


例えば、「旧情報のMary」は前に、「新情報のa flower」は後のというのが文法的なせつめいになります。
同様な理由で、itがa flowerを指す状況においては、「Peter gave it to Mary.」となります。
目的語がどちらも人称代名詞の場合は複雑ですが、普通は「Peter gave it to her.」となります。「Peter gave her it.」「Peter gave it her」とは現代英語ではなりにくいと思われますが、そうとも言えない現状があるみたいですので、難しいですね。このことについては、「Shakespeare における 'Give it me' 型二重目的構文」という論文に詳しく書かれていますので、興味があれば以下のサイトでお読みください。
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstr …
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この回答へのお礼

皆さん返答ありがとうございます



質問の発端は次の書籍です

日本語に主語はいらない
金谷武洋


次の例もあります

非文
Peter gave her a flower

正しい文
Peter gave her it


結論は、英語には代名詞はあるが日本語には無い、です。
理由は、itは代名詞である。品詞"代名詞"が存在するのはその必要性があるからである。その必要性とは代名詞と名詞が置換できない例が存在するからである、です。

日本語にも代名詞的な単語("それ","彼"等)があるが、名詞と互いに置換しても成立する→日本語には文法的に代名詞という存在はない

では何ゆえに日本語に"代名詞"があるのか→それは英語文法の影響だ。鹿鳴館よろしく。

英語文法の影響ゆえに、日本語にも主語があることになってしまった→主語はいらない


これが作者の主張の骨子です。

「旧情報と新情報」を題名とする部分は
 助動詞「は」と「が」
章でありましたが、代名詞とは無関係のようです(書籍全文は未読)。


書籍の性格・目的は別にして、この部分については高校生向け文法書に載るような確定した文法事項では無いようですね。
実体験もしくは母国語話者として非文ということでしょうか。

なお、英語の語調(高低高低...)には言及されていません。

お礼日時:2016/03/16 04:24

あと、put on a dress が


put it on となるように、
リズム上、it は動詞と直接つながるのがふさわしく、最後に(前置詞なく)ポツっと終わるのにはふさわしくないのです。
他に競合する単語がなければ別ですが...
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形の上では SVOO は SV もの to 人と書き換えられますが、


前者は何を与えるか、後者は誰に与えるかに焦点が置かれます。
つまり、末尾に焦点。

だから it のような、音の弱い、前に出てきたものを受ける単語で終わるのはよくないとされます。

ものが it で表されるなら、人の方に焦点があって
give it to Mary
とすべき。

逆に、人が her のような人称代名詞の場合に
give her a flower のような英語がふさわしくなります。

どちらも人称代名詞の場合
give it to her とするのが普通ですが、
イギリス英語では give it her も使われます。
(人とものが逆じゃないの?と思うのが普通でしょうから、あえて使うべきものじゃないです)
it は人称代名詞の中でも特に弱いので、
give it her のような英語が可能となります。
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