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タイトル通りです。
ふと疑問に思いました。

小学:私服
中学:制服(一部私服??)
高校:制服(一部私服)
大学:私服

どうして中高時代だけ制服にする必要があるのでしょうか? それほど中高に特別な思い入れがあるのでしょうか?

ちなみに私は一貫して私服が良かったです。
毎日何着るか考えるのが楽しいからです。

もし「学校に所属しているという意識を持ってもらいたいため」が理由なら、じゃあ小学生と大学生はどうなんですか? と問いたくなります。

経緯と理由を教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

元々制服が作られたのは近代的な軍隊が作られてからです。


戦国時代の武将や足軽は、思い思いの自由な服装だったため、鉢巻きや旗だけ支給して敵味方を区別していました。

近代になると「統制」が重要な課題になったため、制服を作り、集団行動が働くようになります。制服とは「集団行動をするため」のものなのです。

小学校では基本的に制服はありません。これは小学生を生徒ではなく児童と規定しているように、精神の未熟な子供であるため集団行動ができない、と考えているからです。まあ、1年生と6年生ではあまりにも心身の成長がちがいますので、集団行動そのものが難しいでしょう。
しかし、同じ学帽(黄色帽子とか)をかぶったり、運動会での集団演技などで、規律と集団生活の基本は学んでいきます。
また、地域性の強い場所では、小学校であっても制服があったりしますが、これは昔の貧富の差を感じさせないために行われた場合もあります。

日本に限らず、諸外国でも私立学校は制服がありますが(ハリーポッターなんて小学生から着てますね)これは私立学校の理念を表してそれに準じた規律を身に着けるため、という理由が大きく、特にヨーロッパの寄宿学校は元々が男子校で軍隊的であった(私立にいくようなエリートはそのまま軍隊でも士官になることが多かった)という名残が大きく影響しているといえます。

日本において中学高校に制服があるのは、旧制中学からの名残も部分も多く、これも外国の私立高同様に軍隊の影響があります。旧制中学には軍事教練があり、彼らは士官になれる教育を受けていたからです。
この軍隊に通じる部分の他には、やはり規律と帰属意識を高める、という目的が強いでしょう。

戦後の教育になっても、中学・高校時代は思春期でもあるので、特に大量生産大量消費の時代には、大量の労働者を作りだすために、画一的な教育(要するに詰め込み教育)が行われ、それに対する反発心などを押さえるために制服が利用された、という経緯があります。スカート丈を計るのはそういう意図からすれば十分に意味があったわけです。

大学というのは、中学や高校と違って「教師が押さえつけてでも勉強を詰め込む」という場所ではありません。学問をやりたい人が勉強のために入るのが大学です。制服の目的である規律とか帰属意識というのは大学の学問・研究にはむしろ邪魔であるといえます。

しかし、実をいうと日本の大学には制服があります。旧帝大は制服を定めていましたし、慶應や早稲田も制服の規定があります。ただ、着なくてもよい、ということで、戦前の帝大は卒業式に天皇や皇族が来賓したため、必ず制服を着用していたようです。

ただこの制服も明治期は高価なため普及せず、大正・昭和期の好景気の時代に普及しますが、太平洋戦争の時代は学徒出陣として学生服のままゲートルを巻いて鉄砲を担いで出兵していったようです。逆をいえば、戦前の日本に限らず、多くの国家が制服と軍隊を非常に近しいものとして見ていたといえるでしょう。

個人的に非常に疑問なのが、戦後、あれほど軍隊を結びついているはずの制服を日教組が廃止させなかったことです。日教組の基本利点は「教え子を再び戦場に送るな、青年よ再び銃を取るな」であり、だからこそ天皇制や日の丸に反対しているのですが、軍服に通じる制服を廃止しようと提案したことは無いようです。

やはり思春期の少年少女を管理し教育をするためには、必要と考えていたからだと思います。
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小学校でも制服のところはありますよ。



制服にする理由は、服装や着る服を気にかけずに済むからです。ゆとりのない家庭では、流行にあった服とか格好いい服など、子供に好きなだけの服を用意してやれないでしょ。決まりきった制服にしてしまえば、着る服で家庭の事情などの格差が出ないようになります。

もうひとつは、服やファッションに余計な関心が行かないようにするためです。とくに中学・高校となると勉強に精を出さないといけません。目が勉強以外に行くと困るから、気になる着る服も制服化しているんです。
ずっと前は、中学・高校の男子は丸坊主でした。髪型に余計な関心が行かないようにと。

「学校に所属しているという意識を持ってもらいたいため」ではありません。勉強だけに神経を集中させるためです。
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基本的に集団生活が必要な組織に属していたら制服です。


社会に出てもスーツやユニフォーム、祭の法被などがあります。
服屋さんですら、自社製品を着ているのである意味では制服です。
例外として個人主義の集団であれば、不要でしょう。

しかし小学校だと制服を採用してしまうと、成長に応じて何度も買い替えが必要で、教育を受けさせる義務のある親の財政を圧迫します。
(義務教育を受けさせるのが困難になる)
だからお金持ちの多そうな小学校だと、その心配がないので、制服を採用しているところありますよね。

そして大学は集団生活の場ではありません。
学部や学科はありますが、それはクラスではありません。
個々が勉強しにくる場であって、仮に退学するにしても「はい、どうぞ」の場です。
そんな大学ですら、部やサークルによっては制服があります。
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私は大阪市内在住ですが、大阪市内の市立小学校でも我が母校は私服ですが、隣の小学校は制服です。

こればかりは伝統なのでしょうか?(笑)

 こういう経験があります。
私は営業職ですが、お得意先の女性事務員が週の一日だけ私服なんです。
私服を着られると、一瞬誰かわからなくなります。
制服を着ることで個性が無くなると考えられがちですが、逆に顔の個性が際立つんですね。体型と顔でしか判断できないからです。
 そう思えば、制服とは管理者が個人個人を顔で見分けをつけるということに最も徹しています。

 毎日何を着るか考えるのが楽しいのは、おそらく少しの間だけだと思いますよ。私服OKの高校の女子は「なんちゃって制服」を着ている子が多いですね。中高生の日常の本分はファッションに気や時間をとらわれることがないようにということかもしれませんね。保護者的にも制服のほうが初回は確かにお金がかかりますが、結果的にはお金がかからないと思います。
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1つは業界との癒着が有るのでしょうね・・・


小学校でも金持ち校は制服でしょう
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生徒の統制(目的)、その意識(学校側)、の違いです。



小学生はまだいうことを聞く世代、…統制不要。
大学生は言うことを聞かない、…統制不可能。
だから、服装自由。
中・高生、…生意気盛りで押さえつけが必要、だから、先ずは服装統制から。

教科書(検定制度)も同じです。自由に育っては困るので思想統制が必要です。
大学は対象外です。言えば言うだけ反抗されるだけ。
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http://style.nikkei.com/article/DGXNASJB1803O_Y3 …
にあるように, 「小学校に制服があるのが当然」という地域も存在します.
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気になって色々調べてみたのですが、



・貧困の差を見せにくくする

・他校生との見分け

・生徒集めの要

・外見以外で人を評価する

・ルールを守れない生徒を割り出す

という理由が多かったです。
私立では宣伝として使われている部分が大きいようです
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学校によって違いますよ。


わたし、中学、高校、私服でしたよ。
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