ソビエト連邦ってどういう国だったんですか？

ワルシャワ条約機構で強力な軍事力を持っていて

スプートニクとかミールとかで航空宇宙技術もすごかったみたいですけど

ガガーリンの青かった発言とか

なぜアメリカに対抗できたんですか？

No.5 回答者： riderfaiz 回答日時： 2016/03/31 18:04

それまでの世界はいわゆる帝国主義、大統領か国王を頂点にした国家社会主義で民衆を支配し、発展途上国を植民地支配して世界的な覇権を競い合うことが正しいと考えられていた時代です。

第2次世界大戦が終わり、新しい時代の社会は民主主義であるべきだと考えられ、民主主義を基本とする国家の運営方法として資本主義と共産主義の2つの考え方が台頭してきました。欧米を中心とする資本主義に対して中国、ソビエトを中心とする共産主義が対立関係に入りましたが、共産主義のほうが新しい思想だったためにその国家形成は実験でもありました。またイデオロギーの対立に見えますが、実際にはそれ以前のスペイン、フランス、イギリス等の欧州国家による世界的覇権競争の主人公が米ソに替わっただけで、植民地という形態をとらない世界的覇権の競争でもありました。そこでソビエトとしては共産主義のほうがすぐれていることをアピールして共産主義を採る国を増やす必要がありました。だから天然資源に恵まれていたソビエトはその財力を活かして周辺の小国を共産主義国として支配下に置き、アメリカの科学技術に対抗するべく研究開発に多額の投資をしてきました。特に宇宙開発の分野ではアメリカより一歩先を行っていたので最初の友人宇宙飛行はソビエトが実現したのです。

No.4 回答者： uen_sap 回答日時： 2016/03/31 15:53

何を質問しているのか分からん。

なぜアメリカに対抗？
経済力があったからですよ。要するに金があったのです。
アメリカと違うのはその金の使い方が軍事に偏っていたことです。
最後に民衆の同意を得られず、ソ連は消滅しました。
ちっとは、勉強してから質問しなさい。余りにも質問がマクロ過ぎて、何を解説すればよいのか？？？

No.3 回答者： tanzou2 回答日時： 2016/03/31 07:29

なぜアメリカに対抗できたんですか？

　　　　　↑
対抗できたのは、軍事力だけです。
巨大な北朝鮮みたいな国家でした。

北朝鮮は、日本に比べると、ゴミみたいな
小さな国ですが、軍事力だけはあります。
それと同じです。

米国に対抗できるようにするため、民需を
無視して、予算を軍事につぎ込んだのです。

宇宙開発は軍事のためでした。

そのため、国民が貧しくなり、不満が溜まり
結局内部崩壊を起こして、分解し、今のロシア
になりました。

No.2 回答者： trajaa 回答日時： 2016/03/30 21:02

立ち上げのきっかけは

ナチスドイツ敗戦の際に、ドイツ人の技術者などを連れて行きエリート教育に利用したこと

その後は全体主義国家の特徴であるトップダウン＋一点集中の効果で、ロケット技術とか陸戦戦力は一流を維持した

しかし、そのしわ寄せは国民生活に広く及び
戦前の製造設備を長年に渡って使い続けるなど、技術革新も無ければ効率化も行われなかった

だから、衣類や食料生産や軽工業製品などは、三流国レベルでしかなかった

それに対する国民の不満は強権で抑圧した

No.1 回答者： ペンシル 回答日時： 2016/03/30 20:57

ソ連とは、

共産主義、あるいはマルクスレーニン主義というイデオロギーを信じる人々による政治結社、ソ連共産党が独裁支配するファシズム国家のひとつです。イメージ的にナチスドイツと同じ感じの国です。１９１７年、帝政ロシアを革命で打倒して建国しました。共産主義に反対する人々を大量虐殺したり、侵略戦争を仕掛けたりしていましたが、初期の独裁者たち（初代レーニンとその後継者スターリン）が死ぬと、少し落ち着いて普通の独裁国家になりました。
経済体制は計画経済といい、商売をする人たちがその場で決めるのではなく、国家がいくらの値段で売るか、取り引きするかをすべて決めていました。
このため非効率で資本主義国に比べると経済的には貧しい状態でした。（ちなみにファシズム陣営は資本主義国）
第２次大戦を勝ち抜いて、支配下の国を合わせると地球の半分近くを支配し、その人口、資源、軍事力は膨大なものとなり、世界最強のアメリカ合衆国と互角に戦える唯一の国となりました。
アメリカと共に大量の核兵器を保有してにらみ合い、５０年の冷戦を（戦争にはならないけど敵対状態が続く）戦い抜きましたが、
経済効率が悪く、取り引きの値段を国が決めてしまうために、どれだけ働いても利益が出ない、あるいは流通システムに無駄がありすぎ、無駄が大量に出るなど、問題が多く、最後まで経済の効率化を達成できませんでした。
アメリカとの軍拡競争もあり、年々悪化する財政負担に耐えられず、ついに「このままではもう無理」と考え、共産主義を放棄、民主化を決意します。
これによってアメリカとの冷戦も終了しました。
しかしソ連はついに立ち直ることなく、クーデター騒ぎなどを起こしつつゴタゴタの中で、国民にあいそをつかされ「ソ連は解散する」ということが決まり、国家としては滅亡しました。
連邦を構成していた共和国がそれぞれ独立し、今では別の国となっています。
その中で最強の国家が、現在のプーチン大統領率いるロシア連邦です。