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TVで、星座別の適正職業や離婚率など、やっていました。パーセントで表示してありました。その差に意味があるのかちょっと疑問の調査もありました。

調査母集団の数が少ないものもあったからです。よく占いは統計学だという主張がされますが、ある傾向について100人そこそことか数百人レベルで統計されてしまうのもどうかという気がしていますが、その道の研究家などは、どの程度統計をとっているんでしょうか? たとえば離婚率にしても、平成に入ってからの日本人離婚カップ全員を対象にして、それで明らかに相違があるとかいうのであれば、そういうこともあるのかとは思うのですけど・・テレビでやっていた調査集団は小さすぎましたね。 

否定・肯定の別にかかわらず、調査するにはそれなりの大きさの母集団(いったいある件について調査したと言えるのは何人以上なのでしょう・・)を対象にするべきだと思いますが・・。

A 回答 (4件)

 #3です。

とても冷静なレスを入れて頂けてホッとしました。丁寧な返信に心から感謝致します。

 さて、またまた余計な回答になってしまうかもしれませんが、一応西洋占星術の歴史のようなものを書いておきますので良かったら参考にしてください。

 西洋占星術は「天動説」を元にした理論体系です。
 その天空に輝く星の中でも、独自の動きをしてその秩序を乱す星のことを古代人達は「神」であると考えました。
 この神である「惑星」と星の動きを正確に記録する事で古代人達は天変地異を事前に予測することが可能となり、そこから星の動きが将来の出来事を予測するという考えが生まれたわけです。
 つまり、これはちゃんとした観測と統計であって、科学的な「暦(こよみ)」による自然現象の予知なのです。そういう意味で占星術は古代人には大変重要なものでした。
 ここに霊的な考え方が入ったのは、「天球」という考え方からです。プラトンの時代、惑星(神)はそれぞれ地球の外周を包んだ透明な「球」の上にある、と考えられました。この球はそれぞれその神の持つ性質を受け、そこを通るものはその性質を受け取るとされました。その強さや意味は神々の位置(アスペクト)による、とされ、天の彼方から飛来する人間の魂は地球に辿り着くまでに天球を通ってその性質を受け、その為に産まれた時間と場所によって人間の性格が決まる、とされました。
 逆に、人が死ぬと天の彼方に戻っていく際に、纏(まと)った性格は一枚一枚はがれ落ちて行き、純粋な魂に戻ると言います。これが今で言う西洋占星術の起源です。
 ここで重要になる神は「肉眼で観測できる神(惑星)」であり、それらは地球に近い順に力が強いとされ、「月水金日火木土」+「黄道十二宮」ということになります。
 西洋で「7」という数字が尊ばれるのはこの惑星(神)が7つだからです。太陽と月は今では恒星と衛星として知られていますが、当時はこれらも惑星として考えられていました。

 気象の観測という意味では、十分なというか、現在でも利用されているくらいなレベルの観測と統計があったことは間違いありません。
 そういう意味では占星術は国家レベルでの十分な統計があったとも言えるのではないでしょうか。勿論離婚の統計なんて取っていないと思いますが。
 ただ、一応現在の占星術の統計の基本としては、300件のケースを集められればそれをデータとして認める事が出来るという話を読んだ事があります。
 でも、それだとちょっと少ない気もしますね。
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この回答へのお礼

再度の投稿ありがとうございました。
西洋占星術の起源、まったく知らない分野でしたが、分かりやすかったです。嫌いでじゃないのですけど、こういう本は難しくてめんどくさいので、まとめてくれると助かります。

天象の観測の細かさという点では、決して侮れないものを持っていますね。

ただ、単なる自然現象の予測にとまらず、霊的な意味に繋がっていくというのは、中国の占星術などは、まさしくそうですね。とくに国家的な意味での。天文官は、国家と天子の玉体を天象で占うわけですし、中国の星座は国家機構をそのまま星座にしたようなものですからね。あ、多分詳しくご存じですね。日本も陰陽師は、国家公務員でしたから似ていますね。

チベットのダライ・ラマも亡命される日は、星占いのラマに占わせ、うまく逃げおおせたとか、そんな話がたしかあったと思います。

日本密教の宿曜道は、西洋のホロスコープと、中国・インドの星宿のあわさったものですが、恐ろしいほどの的中率だとか言います。

そんな話を聞くと、やはり当たるのかなぁなどと思ったりもします。ただ、


>一応現在の占星術の統計の基本としては、300件のケースを集められればそれをデータとして認める事が出来るという話を読んだ事があります

これは、ちょっと寂しいかも。
あと、密教占星術に明るい人の言葉にありましたけども、結局、術者の霊感というか見立てが大きいそうで、これもやっぱりいわゆる科学とはちょっと違うということの現れですね。そう考えると、統計・統計ということ自体、あまり意味がないのかもしれません。

別に、12星座中一番もてる星座なのにちっとももてないからと、星占いにケチをつけるためにこんなスレッド立てたわけではないサソリ座の男からでした・・(汗)。

お礼日時:2004/07/13 21:55

こんにちは。

ちょっと質問の意図を外す回答になってしまいますがご了承ください。

 占いが統計の結果かどうか以前の問題として、生年月日から離婚率等を割り出すのは全くの無意味だと思います。
 例えば不特定多数の人間にシャッフルしたトランプを引いてもらい、その人に職業を聞いて、トランプの数字とそれを引いた人の職業との関連性を統計で割り出したとしても、その統計に意味があるとは思えません。
 同じように星座による統計もあまり意味が無いと思います。

 ただし、例えば対人関係において相手が占いを「信じている」なら、その人間の行動をある程度予知することが可能です。
 例えば朝のテレビの星占いを見ている異性が職場にいたとして、その占いで恋愛運が絶好調という表示があった場合、それを利用してその異性に近付く事が可能になるかもしれません。また、その人のラッキーアイテムなどをさりげなく身に付けていれば、相手の方から自分に近付いて来てくれる可能性もあります。
 そういう意味において、占いが意味を持つことは十分に考えられます。

 結果として、占いの情報を「信じている」人は、「占いで言っていたから」、という理由で離婚や職業、またはパートナーなどを決定してしまい、その結果として占いが「当たる」ことになります。

 これを「予言の自己成就」と言います。

 これは統計とは無関係に起きる現象ですが、これをあえて統計で数値化した場合、かなりな確率になるだろうことは想像できます。しかし、それが統計としては全く意味が無いことは言うまでもありません。
 つまり、占いは意味の無い関連をあたかも意味があるかのような統計に無理やり変換して成り立っている理論、とも言えるわけです。

 占いは裏を知れば知るほど、人心掌握の手段として有効な事がわかってきます。
 そういう占いによる「制御」にかからないように、十分注意をして生きて行きたいものです。

 「信」+「者」=「儲」

 肝に命じておきたいですね。

 

この回答への補足

う~む、占い肯定派の意見も聞きたいなぁ~。書いてくださった方々、ポイントは、もうちょっと待ってくださいね<(_ _)>。

補足日時:2004/07/13 01:06
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>ちょっと質問の意図を外す回答になってしまいますがご了承ください。 占いが統計の結果かどうか以前の問題として、生年月日から離婚率等を割り出すのは全くの無意味だと思います。

いえいえ、占星術の底をうがつもっともな指摘です。私ももちろんそこも疑問には思っていますが、まー、そこは置いておいて、とりあえず、星の巡りと人間の運勢なり運命に関係あるのだという占星術とその主張する統計学というものの蓋然性について疑問をしぼってみました。こういう話題になると、理屈はさておき・・となります。それで、ではその経験と統計というのは、ちゃんと取ったのでしょうか?という疑問になったわけです。おっしゃることはもっともだと思います。


>これを「予言の自己成就」と言います。
そうですね。このようなことは、形態は違っても日常よく見聞きし、またみずからも経験しそうなことですね。星の並びと生年月日に意味があるのではなく、読みとる側の心の問題というわけですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2004/07/12 17:32

よく、健康志向の番組でも3名で実験した結果なんかを元に大々的に、効く!とやってますね。



統計学の考えに基づいて母集団を決めているのは「トリビアの泉」くらいしか見たことがありません。
有意差を提示している番組に至ってはゼロではないかと。

星座が12もあるし、性格のパターンが絡んでくるので、かなりの数が必要であると思います。
しかし、有意差は結果にもよるので、あらかじめ母集団の数をあらかじめ正確に決めることは不可能であるとは思います。(トリビアでも、母集団は○○○くらいの数であれば大丈夫ではないでしょうか、と曖昧な表現しているのはそのためですね)

つまり、結果が離婚率90%と1%のような大きな違いが出ていれば、成立するデータだとは思います。

でも1200の母集団なら1星座につき平均100人。
離婚率のような2択であっても結果に相当な差が出ないと苦しいデータだとは思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あらかじめ調査集団の人数を、割り出すのは難しいですか。それにしても、あれは少なすぎですね。誤差のうちであることが素人目にもあきらかなのもありましたが、理屈はなんとでもつくという良い例でしょうか。もっと人数を増やしたら、調査結果が変わるのもいくつもでたはずです。やはり、統計学を言うからには、もっと人数を増やさないといけないとは思いますね。でないと、よほどの違わないと、誤差のうちになってしまいます。

てなことを考えていくと、占いの本にある数千年の経験による統計学ってのも怪しく感じてくるんですね・・・・ホントに調べたなんかなぁと(^_^)。

私は占いを否定しているわけではなくて、なんとなくそういうこともあるのだろうとくらいには信じてますけど、統計うんぬんは、どうも誇張した宣伝文句という感じがしなくありません。素人考えでは、霊感のあるような人が、経験と勘でエイヤッと編纂したら、結構いけてたので、世間に受けた、それを発展させてきたというのが近いんじゃないかと思いますが、占星家などは、どう説明してくれるのか気になるところです。古代の経験とか伝承はともかくとして、現代において、統計学的な視点に基づいて、信頼できる数の対象に調査をいれてるんでしょうかね・・。もし、本当に離婚率や職業にしても、平成に入ってからの離婚者全員を対象にして調査とかでき、かつ数学上有意差があると認められる結果が出るなどすれば、占いもれっきとした統計学だと言えるでしょうし、学問として成り立つのかなとは思いますが。。。

お礼日時:2004/07/12 04:17

 答え・・・では全くないので恐縮ですが、私も番組を楽しくみながらも、otorisanと同じことを強く疑問に感じていました。

ということで、otorisanの意見におおいに賛成!!といいたくてここに書き込んでます。
 1200人のアンケート調査の結果、と番組の画面右下のテロップにありましたが、これくらいの少ない集団でこのような番組を安易につくるなんて・・・と思ってしまいました。
 日本全国広いので、それぞれの県によって偏りがでたりもすると思います。せめて、千人単位ではなく、万単位での調査を大々的に行って欲しかったなぁ~、なんて思っていました。できるなら、このような番組は個人的には大好きだし、楽しいので、もっと大規模な調査をしてから番組にしてほしいです。
 (まったく回答にならない投稿でごめんなさい・・・m(^-^)m)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですね。地域性もあるでしょうね。どうやって調査対象を選んだのかもわかりませんが、1200人として、もし各県に配分しても一県30人弱ではね・・・。欲を言えば、世界各地の資料も欲しいですが、それはいくらなんでも無理として、弁護士100人の星座とかはいくらなんでも少な過ぎですね。ポイント数で見ると、差があるように見えても、4~5人の差で順位がずれるようなのは、誤差のうちですから。

とか文句をたれつつ、ほとんど見てしまってるのもどうかと思いますが(^_^)。

お礼日時:2004/07/12 03:59

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