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簡単化のため、モデルの形状は立方体とします。
立方体はシリコンのような材料とか、シリコンでできた周期構造体等です。

立方体の1つの頂点からは3本の辺が伸びていますが
それぞれをX,Y,Z方向とします。
立方体に電磁波を入射させます。電磁波の入射方向をZ方向とします。
電磁波の電場Eの方向(偏光の方向)をY方向とします。
これをEY偏光と表すことにします。
EY偏光の電磁波を立方体にあて(垂直入射)、その反射率の周波数依存性を測定します。
特徴のある(幾つかのピークが見られる)反射スペクトルRYが得られたとします。
今度はX偏光に電磁波の偏光の向きを変えて同様の測定をして、反射スペクトルRXが得られたとします。
Y偏光とX偏光では偏光の向き(角度)は90度異なりますが、RYとRXのスペクトル形状が同じだったとします。
それではY偏光とX偏光の中間の角度θ度(0<θ<90度)の偏光を立方体に入射させた場合、そのスペクトルの形状はどうなるのでしょうか。例えばθ=45度ではどうでしょうか。
予想がつきますか。ご回答よろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • eatern27様
    立方晶以外でX偏光の反射スペクトルRX(f)と、それと90度偏光の向きが異なるY偏光の反射スペクトルRY(f)の形状(fは周波数)が同じになる結晶構造はありますか。もしあるとしまして、そのような結晶構造で偏光依存性はありますか。もしくは、結晶構造がわからなくても、RX(f)とRY(f)が同じならば偏光依存性は無いと言えるのでしょうか。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/04/21 20:44
  • HAPPY

    eatern27様
    ご回答ありがとうございました。
    モヤモヤしたものがスッキリとれました。
    偏光への理解が深まりました。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/04/24 07:02

A 回答 (2件)

立方晶ではなくても3,4,6回回転軸に垂直な面への垂直入射を考えれば偏光依存性は出ません。



正方晶の(001)面に垂直入射する場合を考えれば偏光依存性は出ません。
それ以外の結晶でもRX(f)とRY(f)が偶然一致する事はあっても構いませんが、現実にはそういう事は起こらないでしょうね。RX(f)とRY(f)が一致しているのなら現実的には偏光依存性はないと言って差し支えないでしょう。
この回答への補足あり
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重ね合わせの原理が成り立っ範囲で考える限り、シリコンのような立方晶を考えているのであれば、垂直入射で偏光依存性は出ません。

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