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大学に入ってから初めて行列をやっているのですが、行列A、行列Bを設定するとAB≠BAとなる事が計算では確認できるのですが、どの様な原理に基づいているのかがよく分かりません‥
ベクトルは高校で履修しているので、ベクトルや幾何学的な例を交えて頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こういう例はどうでしょうか.



xy平面上の話です.
点Pの位置ベクトル
  ┌ ┐
r=│x│
  │y│
  └ ┘
のx座標を2倍にする操作(y座標はもとのまま)は行列
  ┌   ┐
A=│2 0│
  │0 1│
  └   ┘
で表されます.
また,Pを反時計まわりにπ/2 だけ回転する操作は
  ┌    ┐
B=│0 -1│
  │1 0 │
  └    ┘
で表されます.

簡単にP点を x=1,y=1 としましょう.
図を描いてやってみればわかるように,
先にπ/2 回転してからx座標を2倍するとP点は x=-2,y=1 に移ります.
一方,先にx座標を2倍してからπ/2回転するとP点は x=-1,y=2 に移ります.
操作の順序を変えると結果が変わります.

これを行列とベクトルで書くと,
前者は A(Br),後者は B(Ar) ですが(順序注意).
結合法則により前者は (AB)r,後者は (BA)r と書けます.
操作の順序で結果が変わったことが AB≠BA に対応しています.
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>行列をかけるルールを正しく覚えれば



普通、正方行列の話でしょうね。
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"一般に"AB≠BAとなる事が計算では確認できるのですが、どの様な原理に基づいているのかって、⇒原理に基づいていません。


"一般にAB≠BAとなる事"は宿命です。定理です。

 行列をかけるルールを正しく覚えれば、すぐ納得します。
 例えば A=(a b), B=(c d)^t としましょう。 (記号^tは転置行列です。 Bは2×1行列です。)
  AB=(ac+bd) ですが
 
  BA=(ac cd)
    (ad BD)  と、2次の正方行列になりAB≠BAとなる事は明らかです。

 こんな 躓きから、 (AB)^t=(B^t)(A^t)
   となる行列の掛け算の性質を見つければ、数学は覚えて、理解するものだということもわかるかも。(転んでもただでは起きない精神?)
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取りあえず計算で確認出来れば充分とは思いますが、


行列=線型写像
を習えばよりはっきり分かります。

線型写像は適用順によって変わるからです。

まずそこまで学習をすすめては如何でしょう?
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