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アナログテスタの指針が左端(もしくは右端)付近を指している場合に発生する測定値の誤差は、目測による誤差だけでしょうか?

質問の意図が汲みづらい質問ですが、例えば測定時に値が小さく、上記の様な状態に指針がなったときに発生しうる誤差が有るか無いかを質問したい次第であります。

A 回答 (3件)

テスターに限らず古くから使われていた針式の計器の精度は次のようになります。


  精度 = フルスケール値 × 階級
指示値とは関係ないことに注意してください。つまり、精度は「指示値の何%」ではなく、「フルスケールの何%」なのです。

階級が精度を示す数値で、「級」で示されます。「1級」は1%、「2.5級」は2.5%の精度です。
通常現物の目盛板に書いてありますが、「級」を省略して単に「1.5」となっていたり「CLASS 2.5」と書いてあったりします。
制御盤に使うものは1.5級(1.5%)が多いようです。
学校の理科室などには大きな四角いメーターがありましたが通常0.5級(0.5%)です。

いま、フルスケール300V、1級の電圧計があるとすると、
指示値が何Vであっても 300V × 1% = 3V の誤差を含んでいます。
このメーターが60Vを指示していたならば、正しい電圧は 60±3V の範囲にあります。
これは 3V ÷ 60V = 5% の精度に相当します。針の振れが少ないほど誤差の割合は多くなります。

アナログ(針式)のテスターでは、上記の指示誤差以外にも内部の抵抗器等の誤差がプラスされるのでもっと悪くなります。
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この回答へのお礼

解決しました

細かな内容での回答ありがとうございます。
間接的ではありますが、知りたい事がわかりました。

お礼日時:2016/05/17 21:42

「目測による誤差」を防ぐ為に、文字盤に鏡があり、指針を重ね合わせて目線を合わせて見るテスターがありました。


垂直水平設置状態でも変わります。
スケールで誤差が出ないようにばね等で微調整されているようでした。

ttp://blog.goo.ne.jp/homebrewer_2008/e/afe94c3295fdf37944ba6acae5018a71
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誤差はいかなる計測器にも存在します。


信頼あるテスターであれば、誤差等級が盤面(および取説)に明示されています。
もちろん目測(読み取り)誤差も考慮した誤差等級です。
なお、針の振れる割合毎に誤差を設定している測定器もあります。
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