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 今高三の受験生です。

 私は将来は翻訳家を志望しています。
実際の翻訳家さんに大学はどのような学部が良いのか質問してみたところ「大学時代がりがり英語をやり続けてもどうしようもない。学生のうちは、留学にしろ友達作りにしろ、やりたいことをすべきだし、興味のある学部を選ぶべき。そこで必ず将来役に立つものを得られるはずです」とおっしゃっいました。ですが、私はやはり外国語、特に英語以外のヨーロッパ言語や、海外の歴史に興味がありますので、大学でもそんな勉強がしたい、外国語学部に行きたいと思いました。

 しかし、翻訳家というのは簡単になれるものではないと聞いています。大学を卒業してすぐになるのは到底無理なので、大学卒業後は日本語教師になりたいと思いました。日本語教師なら、日本語にも外国語にも触れられるし、翻訳家を目指す上で非常に役に立ちそうな上、もともと人にものを教えるのが好きなので、最適な職業だと思いました。
 そこで、日本語教師になるには、外国語はもちろんのこと、日本語にも精通していなければならないので、外国語学部より、文学部がいいのかな、と思ったんです。

 私の今の考えでは、どういう選択をするのが良いでしょうか。よろしければ、アドバイスをお願いします(_<;

A 回答 (4件)

まず、「翻訳家」という確固たる「職種」があるようにイメージしているみたいですが、その考え方は改めた方がいいです。



世の中には、ある程度のスキル、経験、経歴を踏まないと携われない職種、職業というものがたくさんあります。 「翻訳家」という最終的なゴールに、すぐにでも飛びつこうとするから苦しくなってしまうんです。もっと長期的な視野で捉えるべきでしょう。

また、この時期に何を勉強していいかわからないということに関しても、そんなに心配する必要はありません。 大学に勉強を教えてもらおうとする期待は、簡単に裏切られると思うので不要です。

「外国語に携わる仕事につきたい」と考えるあなたに、一番可能性が高まるプランに関しては、前回の「九州大学文学部の授業」で提案したので、ここでは省略します。私はああいったプロセスがもっとも現実的だと思ってます。
それよりも大学入学後について話したいと思います。
今通っている高校が厳しいので、大学ではゆっくりしたいと考えているようですが、当然です。日本の高校生は誰でも同じ事を考えていると思います。それでいいんです。

他の回答者の方が「努力」を強調していましたが、努力という言葉自体、人によって受け止め方が違うので特に過敏になることはありません。
私の大学時代の感想を言えば、大学入試の時のがんばりの、1/10以下のがんばりで充実した大学生活を送れると思います。 単位も簡単に優を取れるでしょう。

大学に入って、自由に時間を使って自分の将来について楽しく考えたいという気持ちは大切です。それが本来の大学生のあり方だと思います。
むしろ、大学入学当時からガリガリやって成功したやつなど見たことないです。 
とにかく自分の好きなことに真剣になれたヤツは光ってました。入学当時から建築が好きで、ヒマさえあればデッサンしたり建築について語っていたヤツは大手の設計事務所に就職を決めたし、海外旅行が好きだったヤツは最終的に留学し、その後大手の商社に内定をもらいました。
要は、自分が熱中できるものがあればいいんです。あなたの場合は「外国語」という立派な熱中できるものがあるんですから十分です。


ただ、最後に気になったのは「企業」に就職することを嫌っているのかな?と感じたことです。理由はわかりませんが、商社などに勤めて海外駐在ということなれば、最も実践的な言語スキルが身に付くチャンスになるんです。それはあなたの将来に確実にプラスになると思うのですが、、ダメなんでしょうか?
大学院で語学講師をしている方もいらっしゃいまたが、大学院はいつでも入れますし、いつでもなれます。それよりも商社のような所で実際の言語スキルを学ぶ方がはるかに貴重な経験なんです。それだけは理解していただきたいなと思います。

あと、私も高校のときは九州では割と有名な進学校に通ってました。勉強もそれなりに厳しめでした。役に立たないと感じた授業中には、机の上にテキストを出すだけで自分で買った参考書を使ったりもしてました。 yukibo-さんはちょっとマジメな方なのかと感じました。もっと自分なりに勉強の仕方などは判断していいと思います。 九大には来ないかもしれませんが、ウチの大学は本当にのんびりとしたいい大学です。興味があれば志望校の一つとして検討してみてください~。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません(_<;

「企業」の件については、考えつかなかったという表現が適切だと思います。
性格的に、関心のないことに対しては殆ど興味をもてないので、ほんとに長続きしないんです。
ですから、「企業」での仕事などはいかにも長続きしなさそうだなと、心の中で思っているんだと思います。
 でもその考え方はまさに井の中の蛙ですよね…。

 大学はそんなにガリガリするものではないと聞いて安心しました。少なくとも九大は落ちつけそうですね^^
nintaiさん、二度もアドバイスをしていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/31 22:22

文学部外国語学科卒で今は大学院生(D2)と語学講師をしている者です。



ひとくちに翻訳家といっても実務翻訳や学術書の翻訳や文学の翻訳等さまざまなジャンルがあります。またどの言語の翻訳家になるかによっても全く異なってきます。

外国語学科では、外国語をメインに勉強します。それに加えて文学、歴史、経済、社会、芸術など選択した言語圏のさまざまな文化を中心に勉強します。

一方、文学部(日本文学科)の場合は、第二外国語という形で取る事になりますから、語学を中心にとは別になります。日本語教師になるためには、外国語が話せることよりも日本語・日本文化の知識の方が重要になります。

将来の目標が翻訳家であれば、今はしっかりと語学の基礎を固めて、文学作品をたくさん読んで、言葉の知識をつけることが大事です(翻訳は「会話能力」とはまた別の能力を必要とします)。

それとともに、翻訳に必要となるであろう知識(外国文学を訳すなら、その文化背景などの知識)を勉強することも大事です。

プロの翻訳家と日本語教師…これはどちらも相当の努力を必要とする職業です。「二兎を追うものは一兎も得ず」ということわざがあるように、「卒業後はとりあえず日本語教師をやってそれから翻訳家をやろう」という考えだと、大学時代どっちも中途半端な結果しか得られないという事態にもなりかねないと思います。

ですから、もし最終目標がプロの翻訳家ならば、外国語学部に行って語学の基礎固めをしながら、たくさんの本を読んで言葉や文化などの知識を増やすことが必要ですし、留学をしてその国を肌で感じてくることも必要になってきます。

いずれにしても、大学は高校よりも自分の努力がかなり必要となってきます。私は外国語学部卒ですが、同期でその言語関連の職についているのは私一人です。それだけ「目標」と「努力」がないと難しいです。大学時代にいろんな経験をすることはもちろん大事ですが、多くの学生は大学生活の楽しさのあまり、いろんなことに目移りしてしまいがちです。

本来の目的を見失わずに地道に努力していけば、きっと道は開けると思いますよ。がんばって!!
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この回答へのお礼

 machirdaさん、ありがとうございます。

 二兎を追うものは一兎も得ず…一つ下の記事につけていただいたURL先を見た限りでも、その通りだと実感しました。

 私の高校は、本当に勉強に厳しくて、私の要領も悪いのかもしれませんが、自由な時間を殆ど削られてしまっている状態です。今も合間をぬってやっているわけで…。
ですから、大学生になったら、もっとゆとりをもてる、読書にしろ映画にしろパソコンにしろ、やりたいことができると期待しているのですが、そのような過度の期待はしないほうが良いのでしょうか。或いは、そのような考え方では目的を見失ってしまいかねないのでしょうか。

 回答、ありがとうございます。頑張ります(^^)

お礼日時:2004/07/17 23:18

受験を控えて、色々お悩みのご様子ですね。



どの道を選択なさるにしても、まずは「『今』何の勉強をしたいのか」を優先して、学部・学科を選ぶ事をお勧めします。

翻訳家について。
翻訳というのは、単に翻訳する言語と日本語の知識だけで出来るものではありません。小説の翻訳ならば、言語を単純に置き換えれば良いというものではなく、相当のプラスアルファが要求されるからです。原文の意味を変えてしまう事無く、かつ原文が放つ雰囲気等を自らが体感し、文章で伝える能力とでも言いましょうか。その能力を得るには、感覚を磨く事が大事。興味のある事に打ち込んだり、沢山の本を読んだり、多くの人々と触れ合ったりする事は、とても有益でしょう。ご相談になった翻訳家さんも、その事を仰りたかったのだと思いますよ。殊に大学生活は、自分を磨くのに最適な時間ですから。
知識・技術は後からでもついてきます(当然の事ながら勉強は必須ですが)。

日本語教師について。
こちらは翻訳家とは全く別の事を要求される職業です。これは「教育の仕事」です。大変やりがいのある仕事ですが「翻訳家になる為の準備としての選択」ならば、多大な期待を持たない方が良いかと思います。勿論、得られるものが皆無というわけではありませんが・・・(何でも勉強♪)
日本語教師養成に関しては、URLも参考にしてみて下さい。もし「翻訳家になる為のステップアップの一つにしか過ぎない」とお考えだとしたら、考え変わるかも^^;

いざとなれば学部・学科変更(編入)という手もありますよ。試験は相当厳しいですが(汗) 私の同級生は三人程やってます(二人は別大学別学部再受験、一人は学科変更)。

暑さに負けず、受験勉強頑張って下さいね。

参考URL:http://nihongo-online.jp/
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この回答へのお礼

 rei_babaさん、どうもありがとうございます。

「今」何が勉強したいのか…というと、実ははっきりとはしていません。2年の初め頃からずっと大学については悩んでいるのですが、この時期になってもまだ決まらないです。
ですから、前々から夢見ていた「翻訳家」につながるものを、勉強したいと思いました。

 参考サイト見させていただきました。
日本語教師になるというのは非常に大変なことなのですね…。
なんだか、日本語教師になれたとしても、それに満足して、翻訳のことを忘れてしまいそうだな、と思いました。
贅沢はやめておいた方が良いようですね…。
 でも、そうなると、大学卒業直後はどうすればよいのか、考えつきません。普通の会社に就職していそいそと勉強するしかないんでしょうか…。

 回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/17 22:57

yukibo-さんの、現在の実力は大雑把に書けば


 一般会話(日本語):人並み
 一般会話(英語):幼稚園児~小学生並
ですよね。
外国語学部で頑張った場合
 一般会話(日本語):人並み
 一般会話(英語):高校生並以上
文学部で頑張った場合
 一般会話(日本語):人並み以上
 一般会話(英語):小学生並
望ましいのは
 一般会話(日本語):人並み
 一般会話(英語):人並み
そう考えると外国語学部で外国語を学ぶのが良いかと思いますよ。
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この回答へのお礼

 なるほど、わかりやすい説明をありがとうございます。
確かに「一般会話(英語)」は「小学生並」ではかなりマズイですね。
でもできるなら「一般会話(日本語)」は「人並み以上」欲しいところですね^^;

 うーん、難しいです。外国語学部で日本語を並行して勉強して「一般会話(日本語)」を「人並みより少し上」くらいを目指すのが良いんでしょうか。

 回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/17 22:38

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