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住宅ローン控除でよく「◯◯万円還ってきた!」という話を聞くのですが、その意味がよくわからず困っております。

基礎的なことで申し訳ないのですが、そもそも、
住宅ローン控除とは「家購入時の残金の1%分を所得税の対象の所得分から引くこと」で合っていますか?

また、仮にそれが正しかった場合、「◯◯万円還ってきた!」というのは、下記の①と②のどちらの意味なのでしょうか?
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①「住宅ローン控除が適応される前の所得に対する所得税を支払った後で、住宅ローン控除分で本来支払う必要のなかった税分が手元に戻ってきた場合、その手元に戻ってきた額」

②「住宅ローン控除が適応される前の所得に対する所得税を支払った後で、住宅ローン控除分で本来支払う必要のなかった税分が手元に戻ってきた場合、住宅ローン控除分の額」
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ひょっとすると他の意味なのかもしれませんが、
以上、教えていただけると幸いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

ファイナンシャルプランニング技能士です。



>住宅ローン控除とは「家購入時の残金の1%分を所得税の対象の所得分から引くこと」で合っていますか?
いいえ。
違います。
ローン残高の1%を、「所得分」からではなく、ローン控除適用前の「所得税」から引く、ということです。
ローン控除は、社会保険料控除、生命保険料控除、扶養控除などの所得から差し引く「所得控除」とは違い、所得税そのものから差し引かれる「税額控除」です。

>また、仮にそれが正しかった場合、「◯◯万円還ってきた!」というのは、下記の①と②のどちらの意味なのでしょうか?
給与所得者の場合ですね。
どちらも正しくありません。
前に書いたとおりです。
「住宅ローン控除が適応される前の所得税が源泉徴収された後で、年末調整により本来支払う必要のないローン控除分の所得税が還付された」ということです。

なお、ローン残高の1%より所得税が少なく引き切れない場合は、住民税からも控除されその分、翌年度の住民税(住民税は前年の所得に対して6月から翌年5月課税です。)が安くなります(ただし限度額あり)
ローン控除を受けていて、源泉徴収票の「源泉徴収税額」が「0円」の場合はそれに該当しています。
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当然②のことです。

①は実際に返ってくるかどうかは、他の税金との絡みでかわるので、住宅控除とは無関係です。例えば、20万所得税が直接控除されて、株で利益がでて30万納税するなら、相殺されて10万払うだけでいい、ってこと。この場合還付はありませんが、20万戻ってきたといいます。そうじゃなければ、住宅購入の宣伝に使えないでしょ❗
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>①と②のどちらの意味なのでしょうか…



どちらでもありません。
正解は、

③「取らぬ狸の皮算用で多く“前払い”させられた所得税が帰ってきただけ。もともと払う必要のなかった自分のお金。」

そもそも所得税というものは1年間の所得額が確定してからの後払いが原則です。
自営業者等が、年が明けてから確定申告をするのはこのためです。
サラリーマンの場合に限り (ほかにも一部あるが)、源泉徴収の名の下に仮の分割前払いをさせられます。
源泉徴収は、あくまでも取らぬ狸の皮算用ですから、1年間が終われば過不足を生じることも多々あり、これを是正するのが年末調整または確定申告です。

自営業者等が家を建てて住宅ローン控除を受けたとしても、“還ってくるもの”は何もありません。
自営業者等は、翌年 3/15 までにローン控除分を引き算した税額を納めるだけなのです。

したがって、

>住宅ローン控除でよく「◯◯万円還ってきた!」という…

これを
「住宅ローン控除で『前年より◯◯万円減税になった!』という」
のなら、サラリーマンにも自営業者等にも当てはまるのです。
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>家購入時の残金の1%分を所得税の


>対象の所得分から引くこと
>で合っていますか?
違います。
言葉にこだわりがありそうなので、
こだわって回答します。
住宅借入金等特別控除は
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1213.htm
住宅ローンの年末の残高の1%を
所得税から税額控除【税金から直接引く】
するものです。
(住宅購入時期で条件は少し変わります。)
ですので『所得分から引く』は違います。
●『所得税から引く』が正確だと思います。

ですので、『還ってきた』は、これまで
住宅ローンを組む前にはとられていた
税金が住宅ローンを組んだことで、
『還って』くるわけです。

所得税は給料から天引きされますよね。
あれは前払いしているということです。
住宅ローン控除は、初回は確定申告で
それ以降は会社の年末調整で申告します。
それは年末のローン残高で控除額が
決まるからです。

その結果、前払いしていた所得税から
住宅ローン残高の1%を返してくれる
わけです。
①か②かと問われれば、①の感覚かも
しれません。

また、所得税がその1%より少ない場合、
●翌年の住民税からも控除してくれます。
住民税は後払いなので、その分住民税
を『軽減される』ことになります。

但し、それぞれに限度額が設定されて
います。
住宅購入時期や住宅の条件にもよりますが、
所得税では40万まで。
住民税では136,500円までとなっています。
(もう少し複雑な条件がありますが、
ここでは省略します。)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/ …

住宅借入金等特別控除の一例を上げて
みます。

昨年末、ローンの残高が2000万
あったとします。
そうすると1%の20万が所得税と住民税
から、引かれるわけです。

添付の例でいけば、
ローン控除前の税金が
所得税9.5万
住民税20万
あった場合、
ここから20万所得税から引かれ
所得税は0 となり、
9.5万が『還ってくる』わけです。

残りの
9.5万-20万=10.5万は
住民税から引かれるので
20万-10.5万=9.5万
つまり住民税は20万が9.5万
に、『減る』となるのです。

実感としては、
年末にこれまで引かれた所得税が
全部『還ってきて』、得した気分
翌年6月から天引きされる住民税が
半分に『軽減され』、得した気分
になれるわけです。

但し住宅借入金等特別控除は
住宅購入してから10年間の期限が
あるので、減税になれていると、
10年後に『損した気分』になります。A^^;)

いかがでしょうか?
「住宅ローン控除」の回答画像4
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#1です。



多くの場合は、数万円です。
その方が、どの位ローンが残っているかによります。

それと、何時建てたもので、何年経過しているか、にもよります。

具体的な計算はともかく、多くの場合は数万円で、
ローンが多い人は、30万円近い方もいると思います。
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給与所得者の場合、毎月の給与から所得税や住民税が源泉徴収されていますが、年末調整で住宅ローン控除の手続きをすると、既に源泉徴収されていたその年の税金から控除分が戻るということです。



これは「所得控除」とは異なり、支払った税金から直接控除されるので効果は大きいです。ただしあくまで支払った税金の範囲内のことなので、払った額以上には戻りません。

給与所得者でない場合は、確定申告で手続きすれば納付する税金が控除されます。
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「◯◯万円還ってきた!」というのは、一般的には①の手元に戻ってきた金額の事です。



確定申告をすると、1ヶ月前後して口座に振り込まれます。
その金額のことです。

職場で年末調整してもらってる人もいますけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうしますと、実際に手元に戻ってくるのは、数万といったところになりますでしょうか?
確か、住宅ローン控除分の最大額が30万くらいだったと思うのですが。

お礼日時:2016/06/03 09:08

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