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マルクス経済学が現代のスタンダードな経済学とそぐわない点、あるいは実態経済とそぐわない点を色々教えてもらえませんか?

質問者からの補足コメント

  • いわゆる新古典派経済学というものではないでしょうか?ミクロ・マクロのテキストになってるようなものです。経済学者さんと議論する際にどういう言葉を使うべきなのか、厳密な所まで私は分かりません。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/14 16:17
  • ありがとうございます!

    質問しといてナンですが、最初の方の解説、限界革命の時点で齟齬が生じている、という話は私も聞いたことがありました。たぶん他にもいろいろマルクスと現代経済学では相違点があるかな~と思ったのですが、やはり価格をどう定義づけるか、そこが一番大きいんですかね?

    マルクスの再利用というのは私も大いにうなずかされました。 

    マルクスは大雑把に言って①経済分析と②社会改革の提案、をしていると思うのですが、たぶん②の方が圧倒的に批判が多いですよね?①に現代経済学のテイストを取り入れて、②をもっと現実的な話に書き換えれば、もっとスマートな現代風マルクスができあがるのでは?と私も空想したことがあるんですが…まあこれこそ言うは易しで、本当にそんなネオマルクスを組み立てようとすれば大層骨の折れる作業になるでしょうけどね…

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/14 22:28

A 回答 (2件)

ピーター・ドラッカーによるとマルクス経済学は一分の隙もない完璧すぎるもので、あまりに完璧すぎて以後の発見を組み込むと矛盾が発生してしまう。

それによりあらかじめ決められたドグマに絶対服従させるしかなく、自由を喪失したとあります。

まずそのあとにきた限界革命というものをマルクス経済学はうまく呑み込めませんでした。
需要と供給のバランスによって価格が決定されるという例の理屈です。

マルクス経済学ではなんとこれがありません。

限界革命以前には、価格は供給側の事情によって決定されると考えられてきました。
マルクス経済学では労働価値が商品の価格を決定していると考えています。
それが本来の価格より搾取されているというわけです。
またマルクスは経済と政治歴史を一体化させて動的なものと考えたのが革新的だったのですが、当たり前ですがその結論としてひとつの社会しか提起しませんでした。この辺りは研究不足ですが、研究すると矛盾が発生してしまうのであんまり研究しなかったのだと思います。

ただマルクスの着想点は、使い方を変えれば再利用できるかもしれません。ゼロから作り直すのです。最初のアイデアだけはそのままで。
前ほど完璧にはできないかもしれませんが、そうしないとマルクス経済学には何の価値もないんじゃないかと思います。
廃品利用です。

ピケティという人が、まったく別のルートをたどって、現代経済学の基盤から似ているニュアンスの状況分析を作り出しています。
ピーター・ドラッカーもつまるところ、経済は社会に従属すると言いたいわけです。社会が存続できなければ経済もまた存続できない。経済は社会が存続するためにこそ存在していると。
とりあえずこの辺で。
私も勉強不足で知らないことが多いです。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/20 02:38

学校の宿題かな?



この答えを出すためには「現代のスタンダードな経済学」とやらがどんなものか、具体的に定義する必要がありますね。
経済学というものは、時代や市場環境に応じてどんどん変化していくものです。あなたがマル経と比較したい経済学は何でしょうか?
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