抜歯後の治療

Question

先日、歯医者にいくと銀歯だった歯の根元が折れて歯茎が膿んでるから抜歯になると言われ、
抜歯が、そんな大げさなもんだと思ってなかったわたしは(痛すぎてどーしようもない)訳でもないのにすぐ抜いてしまいました。泣
(右下奥歯から2つ目の歯です)


神経もありません。
今は抜歯が終わり次の治療で抜糸になります。

歯医者ではインプラントしかないと言われました。
ただ、子供も小さく3-40万も出せません.
そのほかにブリッジというのもあるみたいですがそれも抜歯した歯以外は綺麗だしまだ若いのでやめた方がいいと言われました。


そこで生命保険に、ついてる相談ダイアルに、電話してみると、

コア、差し歯的なものがあると聞きました。
それにしようと思ってたのですが、

自分で調べてみると、完全抜歯した歯にはできない？とか1本のみだと差し歯はできない。
みたいなことが書いてあって..,
なにがほんとなのかわからなくなってしまいました。

何もしない←の選択はとてもぢゃないけどご飯食べにくいので却下です。

pandalovelove · Accepted Answer

お口の中を拝見していないので、あくまでも参考程度にしてください。

＞歯医者ではインプラントしかないと言われました

個人的には非常に悪質です。
インプラントは儲かるので、少し悪い歯を保存不可能とあっさり
あきらめて抜歯してしまってインプラントに誘導するという、
患者の健康より利益を優先する歯科医院が時々あります。
抜歯の必要性は何とも言えませんが、「インプラントしかない」は
明らかに間違っています。

対策として以下の方法を提案します
・インプラント（自費）
　　利点　欠損補綴として非常に優秀
　　　　　残っている他の歯に影響が少ない
　　欠点　外科的侵襲を行うので、失敗すると非常に悲惨
　　　　　ほぼ必須で定期健診が義務（定期的に来院させられる）
　　　　　高額である
　　　　　天然歯（自分の歯）との連結が禁忌なので、他の歯が
　　　　　悪くなると保険でできないことがある（場合によります）
　　　　　歯周病などで不具合が生じると自費でやりかえになる。
・ブリッジ（自費）
　　利点　補綴方法によっては見栄えがよい
　　　　　噛む違和感が少ない
　　欠点　歯の切削量が多い（場合によっては無傷の歯を削る）
　　　　　高額である
・ブリッジ（保険）
　　利点　安価である
　　欠点　金属が必須なので見栄えが悪い
　　　　　歯の切削量が多い（場合によっては無傷の歯を削る）
（注：ブリッジはかぶせる義務はありませんので、詰め物にして
　　　削る量を少なくすることもあります）
・義歯（自費・無鉤義歯の場合）
　　利点　歯を（殆ど）削らない
　　　　　金属を使わないので見栄えが悪くなりにくい
　　　　　義歯を外せるので残った歯が清掃しやすい
　　欠点　高額である
　　　　　噛んだ時の違和感が強い
　　　　　修理がしにくい
（注：自費の義歯はその他にもありますが今回は省略します）
・義歯（保険）
　　利点　歯を殆ど削らない
　　　　　安価である
　　　　　義歯を外せるので残った歯が清掃しやすい
　　欠点　噛むときの違和感が最も大きい（慣れるまで大変です）
・移植（お勧めしません）
　　利点　自分の歯なので生体親和性がよい
　　欠点　外科的侵襲の場所が増える
　　　　　インプラントより定着率が悪い
　　　　　ほとんどの場合は自費なので高額になる
　　　　　実施する歯科医院が少ない
（注：抜歯と同時に親知らずなどを移植する場合は保険でできます）
・何もしない（最後方臼歯の場合は時々あります）
　　利点　特にありません
　　欠点　噛みにくい
　　　　　歯が動いて、将来はさらに補綴しにくくなる
この程度の提案をして、「インプラントが一番お勧め」くらい
言わないのは、ありえない程の説明不足です。
ブリッジなどで綺麗な歯を削ることはいいとは言えませんが、
あくまでも患者様の判断です。
個人的な提案は、歯を削らないですむなら一度保険の義歯で
様子見して、慣れないようならブリッジかインプラントです。

＞コア、差し歯的なもの

いずれも歯がある場合のもので、抜歯する前の提案だと思われます。
抜歯後はできません。

今さらですが抜歯の必要性は歯科医の判断です。
無理に残して噛みにくいより、あっさり抜歯してしっかり補綴して
予後を安定させるのは悪いことではありません。
ちなみに、下顎の奥から二本目なら大臼歯と思われますが、
近遠心的（前と後ろ）で根が２本あることが多いので、
歯根分離（割れている部分で分割する）や分割抜歯（分割して
保存不可能な部分だけを抜歯する）などの方法もあります。
（いずれも保険診療で算定可能な処置です）
ただし、予後がよいとは言い切れません。

インプラントは非常に優秀な補綴方法なので、それを否定する
つもりはありません。
しかし、医療過誤で相談が多いのはインプラントと審美歯科です。
しかもインプラントの場合は非常に深刻な事例が多く、
「成功率９割以上」の失敗した方の１割がどうなったかは
説明されない場合がほとんどです。
安易な選択はせず、十分に検討してから行ってください。

長くなりましたが、お大事になさってください。

pandalovelove · Answer

補足の質問がありましたので、私なりのお答えをしておきます。

・保険の義歯について

おそらく抜歯後の処置の中で最も違和感が大きいと思います。
慣れるかどうかはご本人の治療に対する意気込みで違います。
あえて苦言を呈するなら、表現に問題があるかもしれませんが
義歯は義手や義足のような人工臓器の一つです。
義足を入れてすぐに歩けると思われる方は少ないでしょう。
義手を入れても合わないからといって数回の使用で放棄するのは
高額の義手なら非常にもったいないことです。
特に少数欠損の義歯は、無くても咀嚼への影響が少ないので
軽視されがちです。
入れた当初は違和感から「こんなはずではなかった」と思う
かもしれませんが、歯科医の調整と本人のやる気がかみ合えば
改善することが多いです。
義歯が適合して使えるようになるまでがリハビリなのです。

・スマイルデンチャーについて

スマイルデンチャーは無鉤義歯の一種で、弾力に富んだ柔軟な樹脂で
床（入れ歯のピンクの部分）を歯の隙間や歯に沿わせて維持します。
前回の回答でも述べましたが、入れ歯を入れているように見えない、
薄くて違和感が少ない、歯を殆ど削らないという利点がありますが、
数年で合わなくなる、市販の義歯洗浄剤で使えないものが多い、
修理が非常に困難（できないわけではありません）という欠点が
あります。

今回の場合は抜歯から日が浅いので、歯が抜けた穴の部分の変化が
非常に大きいので、半年もすれば大きな隙間になってしまうので
調整か再製しないと使えない場合があります。
高額なのに数か月で修理不能では困りますので、担当医としっかり
相談してください。

・歯科医の対応について

「インプラントしかない」等の表現で自費に誘導する歯科医の話は
良心的な歯科医ではありえませんが、残念ながら時々聞きます。
健診のつもりが当日抜歯されてそのままインプラントを勧めるとか、
いきなり「次回○○万円用意しておいて下さい」と言われたりとか、
インプラントを断ると非常に対応が悪くなる、などのトラブルは
医事処理対応で頻繁に遭遇します。
納得がいかない対応でも、個人で訴えるのは大変です。
うちの地域では、歯科医師会の会員の歯科医院ならば歯科医師会が
対応することがあります。（一方的に歯科医の方を持つ訳ではなく、
歯科医に問題があれば指導していますが、未入会ではお手上げです）
しかし、表現の取り方でも印象は大きく変わりますので、
今回の場合も転院を勧めるものではありません。
担当医と十分に相談してください。

再び長くなってしまいましたが、お大事になさってください。

isigenim · Answer

治療法は
1ブリッジ
2入れ歯
3インプラント
4そのまま何もしない
おおよそこの4種類です
それぞれ利点欠点あります
本当にインプラントしかないと言ったのでしょうか？
インプラントが一番いいですくらいじゃなかったですか？

私が知ってる歯医者の範囲ではそういうケースでインプラントしかないって言う歯医者はちょっと考えられませんが・・・

白水2015 · Answer

元々虫歯で抜く、くらいなので必要のない歯では？
私も親知らずではなくて下の奥歯両方抜いてますけど。
はじめは違和感があると思いますが。
なれると全く違和感ないですよ？
それから考え直してもいいと思いますが。

cacao95 · Answer

http://hanoblog.com/a-back-tooth-extract-4380

ブリッジは私もしましたが後悔しています。
確か、ブリッジにする為にまだ使える歯も抜かれたような記憶があります。
高額になりますがインプラントしか無いと思いますよ。
これからは抜歯しなくても良いように定期健診を受けることです。

抜歯後の治療

お口の中を拝見していないので、あくまでも参考程度にしてください。

補足の質問がありましたので、私なりのお答えをしておきます。

治療法は

元々虫歯で抜く、くらいなので必要のない歯では？

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