アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

2015年の英語能力指数のランキングによると、日本は30位とのことでしたが、フランスは37位でした。フランスはイギリスの隣にあるし、イギリスの間に海底トンネルまであるような国ですよね?そんな国が日本より英語能力が低いってどういうことなんでしょうか?フランスでは英語教育が行われていないんですか?

A 回答 (6件)

なぜ日本人が英語ができないか、それは「経済の仕組みも含めて日常的に英語を必要としないから」です。

日本の経済は実は8割が内需で、2割しか輸出入に関わっていません。つまり極端にいえば日本人の2割しか英語などの外国語を必要としない、ともいえます。
 また、日本語ではかなり技術系の言葉まで自国語で表現できます「量子力学」というような言葉自体、欧州言語・キリル文字に変換できるロシア語など、漢字語を使える日中韓以外は、外来語(主に英語)で表現し、学生や科学者も外来語で論文を書くほかありません。
 英語の比重が高い国は「自国語の経済的重要性が低い」という特徴があります。

フランス語は日本語同様「自国語の経済的重要性が高い」国です。経済は内需手動型でEUの最重要国です。EUの最重要国はイギリスが抜けてしまえば、フランスとドイツしかありません。
 特にEUから英国が離脱すると、EUの公用語から英語がなくなり、実質的な公用語はフランス語とドイツ語になっていきます。フランス語の比重が飛躍的に高まるわけです。
 また、アフリカ大陸や中東・東南アジアなどに旧植民地があり、フランスと密接な関係を保っている国も多くあります。これらの国との貿易だけでも、フランスは経済を充実できます。

また、他の方も書かれているように英語自体がフランス語を基礎にしている言語であり、そもそも欧州語はラテン語やギリシャ語を基礎にしていますので、技術的な言葉を記述するのに英語でもフランス語でもそれほど違いはありません。したがって大学でもフランス語ですべての授業が行われ、これはフランスの旧植民地なども同じです。

これらのことから、フラン人は「英語を学んで使う必要性が低い」ということになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。詳しい説明誠にありがとうございました。でも、『英語はフランス語を基にして作られている』のなら、習熟は日本人よりはるかに早そうですが、それでも勉強しない人が多いということなんでしょうかね。

お礼日時:2016/07/10 13:39

#5です。

お礼ありがとうございます。

>でも、『英語はフランス語を基にして作られている』のなら、習熟は日本人よりはるかに早そうですが、それでも勉強しない人が多いということなんでしょうかね。

たしかに習熟は早いでしょう。文字も同じですしね。

でも、そうは行っても別の言語と国に分割されるとなかなか難しいものがあります。
フランス語と英語の差は日本語と韓国語の差にちかいでしょう。もし韓国語が漢字を使っていたら、日本人はハングルの部分を勉強すればすぐに習熟するはずですが(文法はかなり近いです)、発音などはかなり難しいでしょう。

逆にポルトガル語とスペイン語はほとんど同じ言語です。日本語でいえば関東弁と関西弁よりも違いが少ない言語で、お互いが何を言っているか分かる、ようです。しかし、スペイン語とポルトガル語は別の国の別の言葉で、関東弁と関西弁は方言の中に納まっています。

言語、というのは案外簡単に割り切れるものではなく、フランス人が英語を話せないのは「英語なんか田舎言語」というtか「フランス語こそが世界でもっとも美しく有用な言語」と思っている、と言う理由もあると思いますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。英語とフランス語は言語として近いながら、習熟するのは容易ではなく、なお且つフランス人のフランス語に対するプライドの高さも、習熟度を高めるのを阻害しているのではないか、ということですね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/12 15:10

no3です。



ちなみにわたしはクラシック音楽が好きなのですが、この分野では、英語は「探すのが困難を極め」ます。 オペラなどは、たいていは、イタリア語です。 この時代はイタリア人から音楽は習うものであり、たいていの音楽家はイタリア人でした。のちに、古典派以後になると、現代のオーストリア(大陸のオーストラリアではありません)、ぞくにいうドイツ語圏から音楽家が現れました。 モーツァルトがその代表で、彼は、かなりドイツ語のオペラを書きました。だから、オペラは、モーツァルトまでは、全部がイタリア語です。 マダムバタフライ(蝶蝶夫人で、日本人が主人公になった)有名なオペラも、イタリア語の歌唱です。

クラシック音楽の世界で英語がでてくることはまずありまぜん。 でも現代のクラシック演奏家は、世界中から音楽家が集まることから、リハーサルは全員理解できる英語で行われ、歌唱になるとイタリア語やドイツ語になります。

たしか英語でオペラを書いた作曲家をひとりだけ、名前がでてきませんがいます。 そのくらい、英語は中世欧州では、そんなに洗練された言語ではなかったようです。

フランズ語でオペラを書いた作曲家(フランス人)はいます。 スペインを舞台に、闘牛士とは華やかな売春婦の恋を描いた「カルメン」です。 スペインが舞台でも、歌唱はフランス語です。 それはビゼーという作曲家がフランス人だったからです。

むかしの欧州は、英語は日陰の存在だったようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。『むかしの欧州は、英語は日陰の存在だったようです。』とのことですが、現在はどうなのでしょうか。確かに中世は公用語はフランス語でしたが、やはり英語はヨーロッパにおいては存在感が薄いのでしょうか。

お礼日時:2016/07/10 13:40

日本語が中国語の影響を強くうけ、その後に西洋文化(ポルトガル語)のちに、英語外来語が相当入ったように、実は、英語はフランス語の影響を強く受けています。

 日本語でいうところの漢字語のような感じです。

英語はフランス語の借用語が多く、つづいてラテン語やボルトガル語やイタリア語などかなり入ってきているようで、現代英語の半分以上はフランス語から借用したもののようです。

現在は米国が力を締めていて、それ以前は、英国、それよりまだ以前はフランスやポルトガル、スペインなどが多くの植民地を世界中に作りました。

それで、アフリカ大陸などはフランス語が公用語という国もあるし、南米ではブラジルがポルトガル語、中米メキシコはスペイン語といった感じです。

現在の米国にしてもカナダにしても、オーストラリアやニュージーランドにしても、元は英国の植民地でした。だから、英語が公用語だし、アジアでは、香港やシンガポール、インドがイギリスの旧植民地でした。 だから英語がいまでも公用語なのです。

フランスとイギリス、それと日本と中国の関係の違いは、日本がアジアで最初に西洋文化の影響を受けて、明治以後、中国を制覇した部分が異なります。 だから、現代中国語には、日本人が西洋概念を漢字和訳した熟語「文化、物理、哲学、心理学など例をあげればキリがない」が相当数、中国語に輸入されています。 これは隣の韓国や北朝鮮にも言えることです。 ハングルで書くのでわからないだけで、純粋な日本語がかなりあります。 (例) 大売出し など、これは完全な日本語ですが、韓国語には、漢字で「大売出」とはいり、韓国漢字発音で読まれます。 「株式会社」も純粋な和製漢語ですが、中国語にははいりませんでしたが、韓国語には、そのまま漢字がはいり、韓国人も日本語期限とは知らずに、漢字を韓国語発音で読んでいます。

フランスとイギリス、日本と中国のような関係ではなく、フランスは昔からいまでも変わらず、欧州の中心だとおもっているし、それはイギリス人でもかわりません。 ただ英語も一時期、フランス語の影響を著しく受けて、フランス語と英語を混合したような「フランス語混合英語」が、古い時代に知識人の間で話されていたことがあるようです。 もちろん、この時代の「フランス語混合英語」は、英語圏の人が聞いてもなにをいっているのかさっはりわかりませんが、英語の歴史などを取り上げたイギリスのBBCの長いドキュメンタリ「ヒストリー・オブ・イングリッシュ・ランゲージ」は約50分ぐらいの番組を、それぞれ8話にわけて壮大にご覧になれます。 下側にリンクをつけました。 ※ただし英語のみなのであしからず。

フランズ語にも英語外来語はありますが、英語に占めるフランス語外来語に比較すると、圧倒的にすくないはずです。

ただお互いにとても近い関係にあるのは事実で、フランス人が英語を習うこと、または、イギリス人がフランス語を習うことを考えると、互いにかなり習いやすい外国語ではあります。
また、フランス人が外国語で英語を習うように、イギリス人は、たいていはフランス語かスペイン語を外国語として習います。

ともかく、日本人が英語を学ぶことを考えると、「かなり習いやすい近い言語」ではあります。


    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/12 15:05

フランスは自国文化に、異様なプライドを


持っています。

米国辺りの文化が流入しないように、
種々の制限を設けたりしています。

我々誇り高きフランス人が、何故他国の、
それもライバルである英国の言語など
学ばなくてはならないのか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。フランス人の自国の文化に対する異様なプライドが、英語の習熟を妨げているのですね

お礼日時:2016/07/11 13:37

日本人の英語の発音が、英語では聞き取りにくいように、フランス人の英語の発音も、ヒドイので、フランス人は英語を話したがらないそうです。

    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!そうなんですか。でもフランス人が英語の能力検定を受けたら点数が低いというのは、フランス人の発音がひどいということと何か関係があるのでしょうか。

お礼日時:2016/07/01 21:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!