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電験3種平成26年度理論問題 B問題15の(b)の回答の解説でわからないことがあるのですが、
電気書院の  理論の15年間の解説で  誘導性リアクタンスXは
X=V^2/Q とあるのですがこの式の導き方を教えて下さい

A 回答 (2件)

「誘導性リアクタンスX」ですよね。

コイルですね。

 「誘導性リアクタンスX」は、単位が「オーム」で、交流ではそのまま抵抗と同じように扱えばよいです。混在して使うときには jX と複素層表示しないといけませんが。

 つまり、電圧 V、電流 I に対して
  V = X*I
と書けばよいのです。(電圧 V と電流 I の位相は90°ずれていますが)

 従って、電力は(この場合には、位相が90°ずれているので無効電力)
  Q = I*V = (V/X)*V = V^2/X
よって
  X = V^2/Q

 ただし、これだと「位相」が出てこないので分かりづらいです。位相も考慮してインピーダンスで考える方がすっきりすると思います。
 インピーダンス表示にすると、コイルのインピーダンスは jX になります。
 そうすると、電流は
  I = V/jX = -jV/X
と位相がずれていることが一目瞭然です。

 この場合の電力 Q は
  Q = I*V = -jV^2/X
で、「無効電力」であることも一目瞭然。

 よって、コイルのインピーダンス jX は
  jX = V^2/Q
ということです。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます

お礼日時:2016/07/10 21:23

コンデンサにかかる電圧をV、電流をI、リアクタンスをXとすれば


電流は

I=V/X (1)

なので(無効)電力Qは

Q=V・I=V^2/X (2)

となります。

よって式(2)よりリアクタンスをXは

 X=V^2/Q    (3)

と求まります。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2016/07/10 21:23

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