プラチナと白金の違いについて 重複してごめんなさい

白金、プラチナ、金に関して一般人の認識の為に教えて下さい。

今までのご質問とご回答を見せて頂いたのですが、自分なりに納得したくて重複を承知で質問させて頂きます。お手すきの時にご回答頂ければ幸いです。

科学的な分類と商業的な慣習と一般の人の認識がちょっとずつズレているから起こる問題で、皆様の意見を総合すると以下のように理解できました。

一般人の考え方で申し訳ないですが、下記の記載の間違っている箇所を肯定、訂正、補正して頂けないでしょうか？

・白金２４Ｋ＝　プラチナ　＝１００％純白金　？
・白金１８Ｋ＝　一般に言う白金　＝７５％白金（ロジウム、パラジウム混）？
・普通に広告などで「白金」という場合は１８Ｋのものが通常　？
・１８Ｋと書いてある限りは光沢や保護の為の混合でプラチナではない　？

また金に関して、
・金２４Ｋは純金で混合無し？
・純金も純白金も理屈上は「純」でも、実際は「限りなく純に近い」だから９．９９９とか書いてある？
・金１８Ｋは混合あり？　その場合混合物は何？
・アクセサリーにする場合、２４Ｋでは柔らかく傷が付きやすい為（削れやすく）１８Ｋが好まれる？
・白金と同じく混合した方が光沢や保護力が増す？

長くてごめんなさい。どうぞよろしくお願いしたします！！

No.3 ベストアンサー 回答者： Ringofmobius 回答日時： 2016/07/09 14:58

どうも理解していらっしゃらない様なのでもう一度だけ書きます。

「白金18K」なるものは実際には存在しません。明らかに悪意のある誤表示です。
価値的には プラチナ＞金＞ホワイトゴールド の順ですが、単価の安いホワイトゴールドを高価なプラチナと偽って売るための典型的な手口です。
この表示を使うのは顧客を騙そうとする悪質業者のみです。そして、今の貴方はこの手の業者に仲間入りする手前です。

白金(プラチナ)の表示は例外なくPt○○○です。
プラチナ75%含有はPt750という事になります。
間違っても白金18Kではありません。

そして○○Kというのはあくまでも「金」含有量(純度)の話であり、プラチナとは一切関係がありません。

ここまで書いても正しく理解出来ない様なら貴金属を扱う商売はされない方が良いでしょう。
必ずトラブルになりますし、何よりも貴方のお客様に迷惑をかけるだけです。

この回答へのお礼

やっとわかりました！！
回答１の方からちゃんと読んでいるつもりでも、やっぱりちゃんと理解していなかったのですね・・
先入観も怖いですが、私の頭の固さと読解力の無さも怖いです・・

はじめから白金１８Ｋと一般に言われるものは「金」と他金属の混合物だって書いて下さっているのに・・・
自分でも呆れました・・

Ringofmobiusさん、根気よく説いて下さり心からお礼を申し上げます。このとおり・・・m(_ _；)m

以下は今度こそ正解でしょうか？

・白金＝プラチナ＝Pt900以上＝Ｋでは表示しない＝金とは別の金属

・白色金＝金とイリジウムの混合＝金７５％＝ＷＧ１８Ｋ＝あくまでも金の仲間

正直に申し上げると「白色金」という言葉を見た事はありませんでした。
もしかして目にしていても「白金」という言葉の先入観から、「ああ白金ね」、と思ってしまっていたと思います。
今後十分に注意致します。
この度はご教授誠にありがとうございました。

もしまだ間違っていたらお手数ですが再度の訂正をお願いできませんか？
でももしようやく理解しているようなら、そのままで結構です。
数日お待ちしてクローズ致します。
重ねてお礼を申し上げます。

お礼日時：2016/07/09 17:21

No.2 回答者： Ringofmobius 回答日時： 2016/07/08 15:34

何か誤解されていらっしゃる様なので、補足させていただきます。

プラチナ(白金)とホワイトゴールド(白色金)は全くの別物です。
純度90%以上のプラチナ製品(Pt900以上)をプラチナと呼び、それ以下の物は一部にプラチナを使用した製品となります。
ホワイトゴールドとは、金にイリジウム等の白色系の金属を混ぜた合金で、最高純度は18K、つまり金が75%含まれているという意味です。つまり正確には「白色金18K」もしくは「WG18K」と書かなくてはいけないのです。更に純度の低い14Kも存在しますので表示には細心の注意をはらいましょう。

プラチナと金(白色金)では使用単位が違います。
これは貴方も混同されているように、不道徳な業者が知識の乏しい顧客に故意に不利益をもたらさないようにするための措置です。
白金18Kをプラチナと言って売ると詐欺になるので注意しましょう。

この回答へのお礼

お返事誠にありがとうございます。
なる程！！
・ＷＧ１８Ｋと表記
・白金１８Ｋはプラチナ７５％の合金
・ロジウム、パラジウムの他にイリジウムを混ぜる事もある。
なわけですね！
回答１の方と合わせ、ますます理解が進みました。

買う機会は多くても、男子にとってはちょっと縁の遠い宝飾の世界、とても勉強になりました。
販売の際には十分注意致します。
ありがとうございました！

お礼日時：2016/07/09 13:58

No.1 回答者： Ringofmobius 回答日時： 2016/07/08 08:38

プラチナ(白金)の純度表記は1/1000単位であり、Pt1000、Pt950、Pt900…等と表示されます。

Pt1000は純度100%を示しますが、実際の純度は99.95%です。Pt999表示も希にあります。宝飾品に使われる物はPt950とPt900がメインで、海外ではPt950を使うように法律で定められていることが多いようで。Pt900以下の物はプラチナ製を謳ってはいけない決まりになっています。良く目にするのがPt100の表記で「プラチナが使われています」という物ですが、これはプラチナが10%しか含まれていないので正確にはプラチナ製品ではありません。
因みに、Pt1000は色が黒くくすんでいるため、宝飾品に使われることはまずありません。

金の場合は純度表記が24分率で示されます。ただし、純度100%(正確には99.99%)の物は9999の表記でも示されます。
純金は24K、純度75%の物を18Kと表記しています。白金18Kというものは言葉のあやで、プラチナではなくホワイトゴールド75%を意味するようですが、ホワイトゴールド自体が金との混合物なので全く意味の無い表記です。

何れの金属の場合でも、混合物の割合は企業毎に違っており、全て企業秘密扱いです。同じ18Kでも色が違うのはその為です。

それぞれの金属で純度が100%にならないのは、それ以上精製する事が技術的に出来ないためです。これは他の金属でも同じことが言えます。

混合物を付加して純度を落とすのは、加工しやすくするためと、変形を防ぐため、そして光沢を上げるためです。
Pt900だから、18Kだからといって宝飾品としての魅力が低くなるわけではないので誤解しませんように。

この回答へのお礼

早速の返事誠にありがとうございます。
消費者ではなく、宝飾店ではない小売販売に関わる立場から質問させて頂きました。

時々日本人の「プラチナ信仰」の様なものを感じる事があるので、自分が専門店ではない分「ある程度」正確な返答をしたく思い、質問させて頂いた次第です。

最近海外製のアクセサリーがホワイトゴールド１８Ｋとして搬入される事になり、その資料を作りながら「あれ？プラチナと白金の違いは？」と疑問になってしまい、質問に至ったのが事の次第です。

ですが考えてみれば、本当に宝飾品をご存知のお客様は白金とプラチナの違いはすでにご存知なわけで、私の様な普通のお客様に「プラチナは純度が非常に高い白金。宝飾に使う白金は同じ光沢と保護の為７５％程のプラチナが使われている１８Ｋです。」という説明でで良い訳ですね。

「宝飾品の価値」については、稀に自分が消費者の立場の時は、ちゃんとしたお店に行く限り「高価なものは良いもの」という価値観、もしくは自分が（家内が）美しいと思ったものを良いものとする、様に致しております。(*^^*)

とてもよく理解できました。
ご回答誠にありがとうございました。

お礼日時：2016/07/08 12:17