プロが教えるわが家の防犯対策術!

今回自作スピーカーに挑戦しようとKENWOOD R-SG7というアンプを中古で購入しました。
スピーカーは未だ計画中ですがせっかくのアンプを使ってみようと今まで使っていたアクティブスピーカーのEDIROL MA-15Dをパッシブ化して鳴らすことにしました。

MA-15Dのアンプ部分をキャビネットから取り出して配線を処理しているとウーハーユニットにくっ付けてある赤い物体を発見。
二本の足が出ておりウーハーとトゥイーターのプラス端子にそれぞれつながっているようです。
現在パッシブ化に成功してこの物体もくっ付けたまま購入したアンプで元気になっています。

①こいつは一体何者で何を目的に付けられているものでしょうか?

②良いものなら自作予定の10㎝フルレンジ一発にも取り外して流用可能でしょうか?

③もし流用可能ならフルレンジ一発へ取り付る配線の方法や注意事項などありましたらご教授願えないでしょうか?

どなたか詳しい方よろしくお願いします。

「スピーカーユニットにくっ付いてるコレって」の質問画像

A 回答 (2件)

赤い物体はフィルムコンデンサーと言う物です。


ウーハーのプラス端子 → フィルムコンデンサー → ツイーターのプラス端子
の順で繋がっています。
繋げる理由は主に二つあります。
一つ目、
ウーハーは低音から中音域まで、ツイーターは中音から高音域までを受け持たせますが
中音域で重なり合う部分が出てきます。
二つの性格の違うユニットからの音の重なる部分あっては音が悪くなるのでなるべく重ならないようにするための工夫です。
二つ目
ツイーターに低音信号を入れると故障の原因となるので
フィルムコンデンサーによって低音信号を無くした後にツイーターに繋いでいます。

本来ならウーハーも中音域が重ならない工夫をしたいのです。
そのためには銅線を巻いた「コイル」を繋ぎ中音域(の一部)を無くす工夫をするのですが
簡易型2ウェイスピーカーではツイーターの低音を無くすだけで対応しています。

フィルムコンデンサーは容量(μF:マイクロファラド)によって低音信号を無くす周波数が変わってきます。
容量が大きければより低い周波数まで音が伝わってしまいます。
容量が小さければより高い周波数からしか音が伝わりません。
使用するウーハー、ツイーターの性能や特性によって容量を加減する必要があります。
そのため同じ部品を別のスピーカーに流用することは出来ません。
従いまして赤い部品の素性がどうあれその2ウェイスピーカーのみに適用できる部品と考えてください。

フルレンジスピーカーはその名の通りに全周波数帯域を一つユニットで再生するものです。
コンデンサーやコイルを入れて音を無くす工夫は特段に必要はありません。

なお添付画像のフィルムコンデンサーは高性能なパーツです。
アクティブスピーカーに採用するにはふさわしくないくらいの高級品といえます。

なるべく基本に忠実にビギナーにも分かりやすく書いたつもりですが
分からない部分がありましたら補足にてお願いします。
また得体の知れないワードがありましたら検索するなどして調べてください。
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この回答へのお礼

丁寧な分かりやすいご回答ありがとうございます。
B.Aとさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/07/10 19:48

1.


何者か?:コンデンサー
目的:低音をカットして、ツイーターに高音のみ伝達する。
    音量にもよりますが、ツイーターに低音を入力すると壊れるため。

2.3.
ツイーターを使わないなら不要。
フルレンジスピーカーに使ったら、高音しか出ないスピーカーになる。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
コンデンサーだったんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/10 19:46

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