多国籍軍と国連軍の違いについて
多国籍軍と国連軍との違いはあるのでしょうか?
自衛隊の多国籍軍参加とは、どういう意味があるのですか?
回答(3件)
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No.3ベストアンサー20pt
多国籍軍と国連軍との相違は#2の方のいう通りですし、下の参考URLにも比較対照されています。
で、蛇足に近いことなのですが、なぜ多国籍軍であって国連軍ではないかということについて説明します。
それは単純に言うとアメリカ合衆国のわがままからです。
朝鮮戦争の時の対北朝鮮軍は国連軍と称されていますが、これも実態はアメリカおよびその同盟国軍であり、総司令官はマッカーサー→リッジウェイ(いずれもアメリカ軍人)であってアメリカ軍に国連軍の名を与えたものと言ってもよいでしょう。そして、その後50年余りの国際連合の歴史の中で国連軍が編成されたことはありません。
その理由としては米ソ対立が第一原因ですが、もう1つアメリカは自国の軍を例え国連の名の下であろうとも、他国の司令官の指揮下におきたくないからです。国連加盟国が軍隊を出し合って国連軍を編成したときにその軍の総司令官がアメリカ人であるとは限らないことが今回のイラク侵攻のように多国籍軍を編成させる理由です(多国籍軍であればアメリカが指揮権を握れる)。本当の意味の国連軍が編成されるようになるためにはまずアメリカがその自国利益第一主義を捨てねばなりませんが、それは絵に描いた餅でしかないでしょう。
また、もう1つの疑問である自衛隊の多国籍軍参加の意味は多国籍軍を構成する独立した1つの国家として軍隊を派遣したということです。言い換えると、アメリカ軍の指揮の下に戦闘参加もあり得るというわけで、人道援助という建前からはずれる事態も考えられるます。このことは、日本国憲法上の問題も生じますし、事前の法的議論や法改正なしに小泉首相が参加させたことは大いに議論すべき問題となります。
この回答へのお礼
大変ありがどうございました。国連軍との違い、自衛隊の多国籍軍派遣の意味がはっきり理解することが出来ました。
No.2ベストアンサー10pt
詳しくは下記のページをご参照いただくとして…。
多国籍軍と国連軍では指揮権限や資金提供などで違いがあるようです。
「多国籍軍」の場合は、ある地域の近辺や影響力の強い国が紛争が起こったときにそれを止めるためにいくつかの国で、軍隊を組織して乗り込んでいくんです。今回、自衛隊はアメリカを指令者とする多国籍軍の一部として、参加するわけです。(ちなみに多国籍軍の指令者は人数を一番多く出した国がなる、とあります)資金に関しても、多国籍軍に参加する国がそれぞれ出すことになります。
一方、「国連軍」の場合は、国連加盟国に招集をかけて地域紛争を解決します。指揮者は国連になりますし、資金も国連が出します。国連「平和維持」軍とは違い、自らを守るだけの装備ではなく、先制攻撃できる装備を持っています。ただ、それよりも先に多国籍軍のほうで対処するようで、これまで国連軍が組織されたことはないようです。
この回答へのお礼
回答ありがとうございます。大変、参考になりました。
国連が主導するものが、国連軍。こっちはなんとなく大義名分がありそうです。
今回、アメリカが主導するのが、多国籍軍。
アメリカが「おーいあつまれー」といって、ボスの周りに集まってできた集団です。あるひとつの国が「制裁だー」という戦いに日本が参加するということです。
国際社会という単語をどう捉えるか?という問題だと思いますね。
多国籍軍の出兵を国連が認め、安全保障理事会の配下になれば、それは国連軍となります。
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