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ここ十数年来の間で、日本における行政官僚制の知的リーダーシップが衰えてきた要因はなんだと思われますか?

A 回答 (1件)

衰えてきたのではなくて、単に知的リーダーシップの欠如が露呈しただけだと思います。



過去の官僚が優秀だったのは、リーダーシップ故ではなくて、欧米諸国の模倣やエッセンスの分析能力に
長けていたということでしょう。

しかし、日本が欧米に追いつき先進国の仲間入りをした段階で、模倣するものがなくなり、次の課題が
リーダーシップとなった段階で、既に過去のような官僚の使命は終焉したはずです。
ただ、田中角栄や中曽根康弘という稀有なリーダーシップを持つ政治の元で能力を発揮し、これまで官僚制の
問題は生じなかったと推測します。

ところが、最近の森・小泉といった能力の欠落した政治の元では、官僚がリードせざるを得ない局面が
前面に出てしまった結果、あたかも官僚が無能なのかと思われる場面が見えてしまい、リーダーシップなど
そもそも存在しないことが露呈したのではないか、そう考えています。


後は人材の問題があるでしょうか。
本当に優秀な人材で、今官僚を目指す人なんていないと思います。
いたとしたら、随分発想が古いように思います。
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