アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

第二次大戦ごろはまだGPSの無い時代ですよね。陸上基地と違って空母は動き続けますし、海戦中はなおさら不規則な機動をするはずです。艦載機も空中戦してる間に自分の位置が分からなくなったり、レーダーも無いので雲が多くなったら母艦が近くにいても見つかりません。誘導電波は母艦の位置が敵にばれるので使えません・・・
 この悪条件でどうやって母艦の位置がわかったんでしょうか?

A 回答 (6件)

基本は速度と進路と飛行時間、太陽の位置などから自機の位置を計算する計器飛行。

陸上に近いところであれば複数の電波発信源(ラジオ局とか)を利用した三角測量。ただ、おっしゃるように戦闘時にはあんまりあてにならない。
 そのため、アメリカのフェアチャイルドって会社が開発した航空機搭載用無線方向探知機(クルシー)が採用されていました。これは誘導電波をとらえる機器です。当時、母艦が全く誘導電波を発信していなかったわけじゃなく、必要に応じて弱ーい誘導電波を発信していたということになりますね。ただ弱すぎて零戦のクルシーじゃ電波を拾えないことが多々あったらしいです。
 あとはちゃんと航法士が載っている複座機を帰投コース各所に配置するなどしていたようですよ。
    • good
    • 3

自機の居る位置(と方位)、および空母が移動する先の位置を、手計算で算出して、飛んで帰っていました。


敵との死闘を繰り広げ、何処にどちらを向いて飛んでいるのかさえ分からなくなる状況で、手計算で角度を求めて帰るのですから、少しの計算間違いで帰ることができなくなります。
また全員が計算する(できる)わけでもなく、隊長機に付いて行く者も多かったようです。

第二次世界大戦ごろの、航空機の撃墜率は3割程度ですが、未帰還機の割合も3割程度、つまり戦闘で死ななくても帰ってこられない飛行機が3割程度居たようです。
これがアウトレンジ戦法になると、未帰還機が6割程度になり(撃墜率は同程度)、つまり帰ってこられる機体は1割程度になっていたようです。

この、一度出撃したらほとんど死んじゃうような状況が、決死兵器を採用しないという海軍の方針を曲げて、多くの決死特攻兵器を産んだ下地になったようです。

(撃墜率などの割合は独自の大雑把なものですので、興味があれば詳細に調べてみてください)
    • good
    • 2

>ということは電波を辿っていけば敵空母にもたどり着けるわけですよね?



そうですよ

だから、戦時は電波管制をします、無線封鎖ですね。

小型船に電波発信機を乗せて流せば、それで空母が偽装できますよね
電波を出すのは空母とは限りませんから

で、日本軍は米軍空母の電波の種類を知らないわけですし、米軍も同様

HAARMでもあれば楽ですけどね (^_^;
    • good
    • 0

日本軍機なら、1式空3号無線帰投方位測定機が搭載されていますので、空母から発信された電波の方向が示されますので、その方向に飛んでいけば、空母が見つかりますから、後は有視界飛行で着艦します。



夜間や濃霧の時は、一定の時間毎にフロートに漬けた照明弾を海面に浮かべます。
先の方位測定器で大まかな位置を割り出して近づき、フロートが・ ・ ・ ・・・・・と並んでいますから、それに沿って飛んでいけば、その先に空母が見つかります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
>空母から発信された電波の方向が示されますので、その方向に飛んでいけば、空母が見つかります
ということは電波を辿っていけば敵空母にもたどり着けるわけですよね?
マリアナ沖海戦では敵空母に辿りつけない攻撃隊が多かったようですが、なぜ使わなかったのでしょうか?

お礼日時:2016/08/16 22:44

夫からの回答です。


クルシー無線方位測定機とかいうのがあって、電波でくうぼに誘導してたとか。
ただし、常時発信してるのではなく、無線で感情きから要請された時に、発信した。
だから、敵が近くにいると要請があっても発信しないこともあった。
アリューシャンの戦いで、霧の中、無線風刺で、味方きを自縛させた例もある。
だ、そーです。(^_^;)
    • good
    • 1

そんな場合は、必ず、見届け役の一機が随行します。



なるべく、空中戦に巻き込まれない高度にとどまり、

戦果を見届け旗艦に報告します。


海図同様の仕組みで、帰路を計算し、友機を誘導する、

という訳です。

しかし、末期になると、これも思い通りには飛ばせな

かった、帰りの切符無しになったのでは無いかと思うと

なんとも、言葉になりません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!