No.5ベストアンサー
- 回答日時:
直接の回答ではないので申し訳ありません。
ご参考程度に。関連しそうな論文の情報がありましたので、ご紹介します。
論題 : 近世期の近衛府官人(御随身)
著者 : 松田 敬之 (マツダ タカユキ)
雑誌名 : 花園史学
出版者・編者 : 花園大学史学会
巻号・年月日 : (24) [2003.11]
ページ : 17~51
あと、図書館への相談ですが。
県立図書館クラスのレファレンス・カウンターなら相談にのってもらえるのではないかと思います。
その場で適切な資料が出せない場合は、専門機関(京都や歴史に詳しい)への問い合わせなども考えてくれる可能性があります。(レファレンス担当者の力量にもよりますが)
ありがとうございます。
>直接の回答ではないので申し訳ありません
いえ、非常に参考になる論文です(と思います)。まさしく知りたい分野の論文です。35ページというと結構まとまった論文でしょうし、最近の論文ですから、その他の研究も引用されているのに相違ありません。取り寄せをしたいと思います。
とても参考になりました。司書については、どうせ分からないだろと決めてしまうのも良くないとは思いますので、聞いてみようとは思います。
No.4
- 回答日時:
#1,#3です。
>図書館などの検索で関係語句を入れても見ますが、
図書館には司書という人がいます。相談してみてはいかがでしょうか?私自身はしたこと無いのですが、相談してよかったという話を聞いたことがあります。
>江戸幕府の御家人というと旗本のことで良いのでしょうか?
旗本はおおむね3000~1万石(万石以上は大名)で、将軍お目通り可能な身分。御家人はそれ以下の階級だったと思います。
>禄だけで食っていけない場合、何をして食べていたのでしょうね。
内職かなあ。ドラマでは必殺仕事人の内職をしてる町奉行所役人もいますね。同心なので足軽階級と、御家人(与力)以下の身分ですが。
この回答への補足
横着でWEB上で情報を求めているわけではありません。OKウェブの趣旨に甘えさていただいておりますが、どなたか明るい方にご教示いただけますと幸いです。
補足日時:2004/07/27 04:48何度も回答済みません。
その道の専門の人がやっていれば良いのですが、おそらく普通の司書では無理だ思います。私も図書館関係にはそこそこ明るいので、一般の人よりは見当はつく方ではあるんですが・・。ただここまで専門性が高いと、かなり歴史の好きな方か、研究関係の方でないと難しそうです・・。
>旗本はおおむね3000~1万石(万石以上は大名)で、将軍お目通り可能な身分。御家人はそれ以下の階級だったと思います。
ちょっと曖昧なので、曖昧な聞き返しになりましたが・・・。確かに旗本三千石という言い方はしますね。調べてみると、下記のことのようで、あまり区分ははっきりしないようです。
http://www.tabiken.com/history/doc/O/O284L200.HTM
ありがとうございました。
回答下さった方々には、ポイントは、もうしばらくお待ち下さいませ(忘れてはおりません)。
No.3
- 回答日時:
#1です。
私は、歴史についてWeb上だけで情報を求める方に対して、本を読まれることをお勧めすることが多いです。
Web情報でしっかりしたページも多いですが、ただやはり自分の興味のある情報を書籍で調べて書いたページが多いと思います。一部大学の先生の講義録もありますけど。
素人が興味を持ちにくい分野についてはやはり書籍が良いと思います。図書館に行けばちょうどいい本があるかもしれません。他の図書館の蔵書検索が出来るところもあります。新書の充実した本屋で探す方法もあります。
ちょっと話が違いますが、江戸幕府の御家人でも特に役職の無い人は小普請組等に編入され、日常の仕事は無かったようです。
>単なる律令の官位としての意味しかなくなりました。
例えば近衛府の中将は蔵人(天皇秘書官)の頭を兼任して、頭の中将と呼ばれます。源氏物語にも出てきますね。実質的には蔵人の仕事がメインでしょう。
再度の回答ありがとうございました。
>素人が興味を持ちにくい分野についてはやはり書籍が良いと思います
私もそう思うのですが、はて何の本?となると結局分かりません。図書館などの検索で関係語句を入れても見ますが、ちょっとオタクの入った内容になりますし、概説書の類がかかってしまうばかりで、専門になってくると探すと言っても良く分からないのです。先日こちらで一冊良い本を紹介いただきましたが・・。
たぶん、書籍よりも、学術論文の分野になってくるのかもしれません。学術論文になってくると、門外漢にはなおのこと調べにくくて・・。
>江戸幕府の御家人でも特に役職の無い人は小普請組等に編入され、日常の仕事は無かったようです
江戸幕府の御家人というと旗本のことで良いのでしょうか? 禄だけで食っていけない場合、何をして食べていたのでしょうね。
No.2
- 回答日時:
六衛府ですが、平安時代に中央政府は武力を一切放棄したため、単なる律令の官位としての意味しかなくなりました。
元もとの主な仕事内容としては、宮城内の閤門(内門のことだよ)の開け閉めや、その内側の警備、内裏の宿衛、宮中の巡検、行事の際の警固などがありましたが、時代が下がれば武人のきらびやかな服装で神楽を舞うのが仕事になりますから、実際に刀を振るってと言うことは無かったと思います。
これに関する適当な資料がありませんが、参考URLのような状態だったと想像します。
参考URL:http://www1.rcn.ne.jp/~jun-y/anya%20natuki2.htm
回答ありがとうございます。
>服装で神楽を舞うのが仕事になりますから
そういえば、これは聞いたことがあります。しかし、1さんのお話にもあるように、御所内くらいの警備というか巡回くらいはしていたようですし、複合的にやっていたのかもしれませんね。また貴人の出歩く際の警護(見た目の飾りで)などは、あったでしょうし・・・幕府との関わりがどうなっていたのかまで知りたいところですが、このあたりのことになると、ネットでも見当たらないですね。もう朝廷の機能が相当形骸化した後ですので、形骸化した後で、役人達が何をしていたのかというのは、普通、関心も湧かないだろうし、史料にもあまり残らないのかもしれません。
ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
きっちり調べたわけではありませんが、
衛門府などは門のガードマン的な役割だったんじゃないでしょうか?近衛府は天皇の警護の役目もあったかと思います。いわゆる警察業務は平安時代から既に六衛府でなく検非違使が行ってます。
鎌倉時代は武家の六波羅探題が、幕府が京都にあった室町時代も武家が治安維持をしていたと思います。
江戸時代になると譜代大名が勤める京都所司代ですね。会津は幕末に新設の京都守護職。薩摩など外様大名は公武合体による雄藩連合と言うことで幕末のある時期に例外的な形での参加ではないでしょうか。
ありがとうございます。
となると、江戸時代には、衛門府や近衛府などは、朝廷の役人は本来の護衛なり門番はしていなかったということでしょうか? 何をしていたのでしょうか?
検非違使に関しては、警察権が幕府にあるのはわかりますが、代わりに何かしていたのでしょうか? まったくの名目なんでしょうか?
また、幕末に公武合体により警備に参加した諸藩の警備上の指示などは、どのように決めていたのでしょうか? 幕府の命令なんでしょうか? 朝廷も実務レベルで関与しているのでしょうか?
もしご存じの点がありましたら、お手数ですが補足をお願いします。
ありがとうございました。
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