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「材料に遺伝子組みかえのものを使ってたから回収された」っていう記事がありましたが、なぜ遺伝子組みかえのものを使うといけないんですか?
なにが人体に影響がでたりするんですか?
教えて下さい!!

A 回答 (10件)

私は個人的には遺伝子組み換えは大変な問題だと考えております。

ただ、それが良いか悪いかという判断はできません。日本では人口が減少しつつありますが、世界的には増加の一途で、効率的な食料生産ができないと将来食糧不足になる。こういった観点で、遺伝子組み換えの技術を研究されている方は立派かもしれません。でもただそれが儲かるとか、こんな技術で有名になりたいとか考えて遺伝子組み換えの研究をされるのはどうかとも思います。研究者であるから人体に影響があるものを造る訳がないという意見もありましたね。本気でこう答える方は立派な方です。でもすべての研究者が立派な方かどうかは今の教育現場ですべての教師が立派であるとは限らないという場面でも想像はつくのではないでしょうか。不安な方が騒ぎたてる。それを否定する権利はありませんね。やはりちゃんと証明されていないから不安になるのは当たり前でしょう。
ここで、大変な情報があります。友人の経営者からの聞き伝えですからこの発言には責任は持てませんが、彼は事実であると言っています。遺伝子組み換えが人間にとって有害か無害かは簡単には証明できません。何故なら、子供、孫の代まで何十年もかかる人間ではわずか数年、数十年の研究では証明しようがないからです。
ところがアメリカでこんな事件がありました。遺伝子組み替えで造られたお花畑で、ハチがつくったハチミツに重大な変化が起こったのです。ハチも自分の食料として、花粉や蜜を食べますね。その花が遺伝子組み換えでつくられた花だったわけですが、この花の蜜や花粉を食べたハチ、そのハチがつくったハチミツという流れです。先程の人間の例では孫の代に行くまでに最低でも30年40年でしょう。でもハチの寿命はわずか1ヶ月なのです。ですから遺伝子組み換え作物の影響がもろに出てくるわけですね。どうなったかという具体的な詳細はわかりません。ただ、このお花畑でハチミツを作ることは禁止となり、そのニュースがアメリカ中に流れて、ブラジルのハチミツが何倍にも高騰したのです。ブラジルは真っ向から遺伝子組み換え作物には反対を表明している国なので、そこでとれるハチミツは安全で、自然のものだからです。こういったことが本当の事実だとすれば、やはり遺伝子組み換えは相当危険なものであると言わざるを得ないのではないでしょうか。それとも人間は大丈夫、それはハチの話でしょ・・なんてのんきに考えている場合ですか?
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少し誤解もあるようなので、できるだけ分かりやすく書いてみたいと思います。


今実用化され、日本に輸入が許可されている遺伝子組換え作物は、除草剤を撒いても枯れない品種か、害虫がかじると死んでしまうような品種がメインだと思います。
除草剤を撒いても枯れない品種は、特定の酵素を作る遺伝子を入れたことによって、ある除草剤を撒いても枯れず、その他の雑草は枯れてしまいます。害虫がかじると死んでしまう品種は、微生物から採った遺伝子を入れることで、作物中にあるたんぱく質が作られます。害虫(蛾の幼虫)は葉っぱや茎をかじると死んでしまいますが、人にはそのたんぱく質の受容体(結合する部分)がないので特に影響はありません。これらの作物は外国の企業によって安全性が審査され、それに合格したものがアメリカなどで販売されます。その後、日本の厚生労働省と農水省で安全性が審査され合格したものが日本への輸入が許可されているんです。
これらの審査はかなりきちんと行われているので、人体に影響が出ることはないと思います。最近騒がれているジャガイモのニューリーフプラスなどにしても、アメリカでは許可されており、日本でも審査中のはずなので、ものすごくやばいものというわけではないと思っています。
ただ日本という国の法律で、審査が済んだものでないと輸入してはいけないことになっているので、回収することになったのは仕方がないことです。遺伝子組換え作物すべてがいけないものであるとする風潮は、今後10年や50年の食料の供給を考えると見直すべき部分であると私は思います。うまく書けなかった気もしますが、こんなんでどうでしょうか?下のHPも見てくださいね。
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皆さんの回答難しいそうなんで、お子様に教えるバージョンで。



まず、なぜ遺伝子を組替えるのか?
遺伝子を組替えると、メリットが大きいんです。たとえば1.5倍の実をつけたり、干ばつにめちゃくちゃ強かったり、また、成長スピードが速くなったり。いろいろです。だから世界で“遺伝子組替え”が注目されてるんです。

でも、いいことばかりではないんです。デメリットもあります。人体に有害な物質が出来てしまったりするのです。でもこれって必ず発見されるワケじゃないんですね。メリットははっきりしてるけど、デメリットは?なんです。要はデメリットの部分の研究をしっかりせず、有害と知らずに生産されてしまう、場合があるんです(全部が全部じゃないですけど)。つまり安全性が保障されてないんですよ、組替え植物は。
厚生省はこれを恐れてるんですね。日本の食品会社も。これが現状です。
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回収騒ぎはオーザッ○に始まり、じゃ○りこ、ポテ○カと広がっているようです。


今回の回収騒ぎと遺伝子組換え食品の安全性とは別の次元の問題です。
遺伝子組換え食品は厚生労働省の安全性審査が完了し、食品としての安全性が確認された後でなければ、輸入、販売することができません(食品衛生法)。
また、農林水産省の指示により、遺伝子組換え農産物が原料として使用されている場合は
原材料「ジャガイモ(遺伝子組換え)」
原材料「ジャガイモ(遺伝子組換え不分別)」
の表示義務があります。

今回の騒ぎの元となったジャガイモ品種「ニューリーフ プラス」は害虫及びウイルス抵抗性を遺伝子組換えにより付与した品種ですが、食品としての安全性評価の申請はされているものの、まだ確認されていません。したがって輸入してはいけないものです。
また、メーカーが「ニューリーフ プラス」の混入自体を知らなかったため、「ジャガイモ(遺伝子組換え不分別)」の表示がされておらず、農林水産省の規定にも反しています。
したがって、回収は当然の措置です。

遺伝子組換え食品に対しては、安全だと考えている方もいれば、不安を感じる方もいると思います。
私は、個人的には厳正な安全性評価を経た「遺伝子組換え食品」は農薬づけの非組換え体農産物よりは安全であると考えています。しかし、その考えを「遺伝子組換え食品は危険」と主張する方々に押しつけることはできないでしょう。
遺伝子組換え農産物の環境への影響、食品としての安全性評価がきちんと行われるとともに、消費者に情報開示されることが必要です。また、消費者が選択できるように、原材料表示が徹底されることが必要でしょう。
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遺伝子組換えと一口に言ってもその内容には大きな違いがあります。


今回(じゃがりこ)のジャガイモに組み込まれていた遺伝子が何かは知りませんが、前回問題になっていたトウモロコシに組み込まれていたのはBT毒素というタンパク質の遺伝子です。このタンパク質はもともとある菌類に含まれており、鱗翅目(蝶や蛾の類)というごく一部の昆虫の体内に入ると特殊な代謝系によりその毒性を発揮して消化器に穴をあけてしまいます。しかし、それ以外の昆虫や鳥類、哺乳類などがこのタンパク質を摂取してもその特殊な代謝系がないため、まったく影響は生じません。それにこのタンパク質は組換えトウモロコシの茎や葉、花粉などでしか生産されておらず、実には含まれていないはずです。
また、植物の都合の悪い形質(すぐいたんでしまう、食べたときの風味が悪いなど)が現れるのを遺伝子組みかえにより防いでいるものもあります。この場合は何も新しいタンパク質が生産されません。
そしてもう一つは既存の植物の良い形質を作物に導入したものです。この場合も生産されるタンパク質はその他の植物で既に口にしているかもしれないものです。
導入される遺伝子、つまりDNA自体は食べても分解されるだけで何の効果も示しません。(当たり前です。牛を食べたからといって牛になったり、牛乳が出せるようになったりしては困りますからね(笑))
では、なぜ問題になるのか?
世の中には自分の知らない(理解できない)ものに恐怖を覚える人、隣の人が怖がっているとなぜか自分も怖いような気になる人、意味もなく多くの人に危機感をあおることが好きな人が多くいるからです。
そのような人たちが「知る権利」として遺伝子組換え食品かどうかを知らせるように要求しており、それが満たされないと騒ぎになる。それだけのことです。
人体に影響が出るものなら研究者も作るわけがない。
私もこの分野の研究者の卵として腹立たしい限りです。
いつかきっとこんな風潮もなくなっていくことでしょう。
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遺伝子組み換え作物は、現在の技術ではまだ、同じ物を沢山つくる事ができないのです。


つまり、新しく追加した遺伝子が、元の作物の遺伝子の何処に入るかまで制御できないので、同じ種類の作物を使って、同じ遺伝子を組み込んでも、元の作物の遺伝子のどの部分を壊すかが作るたびに不確定なので、理屈から言えば、「新しく遺伝子を追加したその株ごとに審査をしなければいけない」状況なのです。ですから、原子力発電のように実用化を急ぎすぎた技術だと言えると思います。
これが、組み換えた株を何代も増やして・・・っていうのなら、その影響もつかみやすいのですが、今、流通してるの伝子組み換え作物は、そのようには使われておらず、組み換えた株を企業から農家が買ってきて、2代目を育ててはいけないという契約を結んでいる、あるいは二代目が育たないように細工されている作物なんです。

そうではないタイプ(何代も育てて増やせる)タイプの作物もそろそろ流通し始めたようです。こちらは、影響がつかみやすいので、もう少しましな議論になると思います。
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他の回答された方々は特に触れていないようなので、追加で一つ。


遺伝子組み換え食品をなぜ生産するのかということですが、主な目的としては、「害虫駆除」にあります。
今までは、定期的に畑に農薬を散布して害虫駆除を行っていたわけですが、これは農薬散布をする人々自身の健康被害はもちろん、消費者も農薬をたくさん使われた食品に異常に過敏になっていましたよね。要するに農薬=毒と言う意識があったわけですが、農薬を散布する側としては、健康被害以外にも、それにかかるコストの問題、そして収穫量等にも影響があったわけです。
遺伝子組み換えした食品は、その食品を害虫が食べると、その害虫に対して毒として働く物質を食品自体が作り出す(この毒を産生する遺伝子が組み込まれているわけです)ことにより、農薬を散布することなく害虫は死んでしまいます。

消費者側が最も神経質になっている点は、これです。要するに、「害虫が死んでしまうような食品を人間が食べても大丈夫だという証拠はどこにあるのか?」と。当然かもしれません。

実際に今までにそんな報告はなされていませんが、こういった事の影響は孫の代ぐらいまで行かないと安全性の確認なんて出来ないでしょう。
それを買うか買わないかは人それぞれのそういったことに対する考え方次第ですが、家族を思うなら、確かな安全性の証拠が提示されるまでは避けて通りたいですね。
ですがこれだけではなく、こういった点を詳細に消費者に説明することなしに生産者が勝手に(遺伝子組み換え食品であることを隠して)販売したことにも問題が生じているわけです。信用問題ですよね。

今回のようなことで、消費者への説明義務の重要さを痛感させてもらいました。しかし消費者側もよく勉強しなければならないことを思い知らされました。
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遺伝子組替え食品(トウモロコシ、ジャガイモ)は、自然界には存在せず、人間が人工的に作りあげたものです。


従って、組み込まれた遺伝子が、人(および家畜)にどのような影響を与えるか分かりません。
そこで、食品衛生法によって、人体に無害であることが立証されるまで遺伝子が組替えられている原材料を使用することが禁じられています。
今回のお菓子は、安全性が立証されていない遺伝子組替えジャガイモを使用したという理由で回収することになった訳です。
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ニュースを見ましたが、この内容については、人体に影響…などの問題ではなく、使用されているという認識がなかった(メーカー側に)のに使用されていたため、自主回収されたものと思います。

問題が起こってからでは遅いというのが最近のニュースで色々ありましたから、ブランドイメージを保つ為に頑張っているのだと思います。
遺伝子組換え商品自身は、表示などがされていれば、今のところ問題はありません。
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今の段階では「安全の確認ができていない」という理由です。


ただその理由も少し希薄で「じゃあいつになったら安全の確認ができるの?」という感じです。
反対派の意見は「子供の代、孫の代に影響がでるかも」なのでいつまでたってもOKにはならないでしょう。
「有害」とされているカップ麺のポリエチレン(環境ホルモンに悪影響)も別に改善されていないので
「ヒステリックに叩かれてるな」と個人的には思っています。
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