プロが教えるわが家の防犯対策術!

「古事記・日本書紀は旧辞・帝記が元になっている、しかも旧辞・帝記は紛失されている」とか、研究者の本で目にしましたが元になっていることは確実なのでしょうか。
紛失されている以上、どこからどこまでが元なのか不確実ということでしょうか。文献史に詳しい方御願いします。

A 回答 (1件)

>元になっていることは確実なのでしょうか



確実です。

>どこからどこまでが元なのか不確実ということでしょうか

その通りです。


中大兄皇子(天智天皇)らによる蘇我入鹿暗殺事件(乙巳の変)に憤慨した蘇我蝦夷は大邸宅に火をかけ自害した。この時に朝廷の歴史書を保管していた書庫までもが炎上したと言われる。『天皇記』など数多くの歴史書はこの時に失われ「国記」は難を逃れ天智天皇に献上されたとされるが、共に現存しない。天智天皇は白村江の戦いで唐と新羅連合に敗北し、予想された渡海攻撃への準備のため記紀編纂の余裕はなかった。その時点で既に諸家の帝紀及本辭(旧辞)には虚実がない交ぜられていた。壬申の乱後、天智天皇の弟である天武天皇が即位し、『天皇記』や焼けて欠けてしまった「国記」に代わる国史の編纂を命じた。まずは28歳の稗田阿礼の記憶と帝紀及本辭(旧辞)など数多くの文献を元に古事記が編纂された。(WIKI丸写し)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
WIKIということ、参考にします。

お礼日時:2016/09/12 10:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!