RNAはDNAに比べると,科学的に不安定な物質ですよね。それなのにHIVウィルスなどはなぜDNAでなくてRNAを遺伝物質としているのでしょうか?又,RNAを遺伝物質としている生物は他にどんなものがあるんでしょうか? 

A 回答 (3件)

jna-keiさんの回答と一部重複してしまうかもしれませんが、DNAウイルスに比べ、RNAウイルスの方が多種存在します。

また、さらにそれぞれのウイルスには、二本鎖のもの、一本鎖のものが存在します。
DNAウイルスの代表的なものには、
(二本鎖DNA)
 ヘルペス、ワクシニア(天然痘)、バクテリオファージ(T2、T5、PBS)等
(一本鎖DNA)
 ジェミニ(モザイクウイルスの一種)、バクテリオファージ(φX174、fd)等
 ※特殊なものには、B型肝炎ウイルスがあり、これは基本的には二本鎖DNAですが、一部片方の鎖が部分的に欠損しており、かなり複雑な構成で、含有情報も複雑です。
 また、DNAガンウイルスも存在します。
(二本鎖RNA)
 レオウイルス、稲萎縮病、ポリオ等
(一本鎖RNA)
 インフルエンザ、ラウス肉腫、タバコモザイク、バクテリオファージ(R17)


 しかし、遺伝情報を有するこれらDNA、RNAウイルスはまだ蛋白の発現等のシステムを理解することができますが、問題は、狂牛病やクロイツフェルト・ヤコブ病でおなじみのプリオンウイルスです。これは遺伝情報を有する核酸を持たないにも関わらず、増殖することが可能なウイルスで、このシステムが把握できない限り、適切な治療が困難と言えるでしょう。

 とにもかくにも、まだまだこういったウイルス学の分野は発展途上と言えるかも知れません。
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kohjiさんの回答にちょっとだけ補足です


一般にRNAを遺伝物質としているウィルスは宿主細胞の中でいったんDNAを合成(逆転写)してから増殖します。
つまり
ウィルス個体が変異しまくって適応できた奴が生き残りますね。そしてそいつが増殖する時は安定なDNAを作ってちゃんと同じコピーを作るようになってるんですね。(コピーを作る時に変異しては生存競争に不利だからです)
今のところRNAを遺伝物質としているもの(ウィルスは生物ではないという学者もいるのです)はウィルスだけしか知られていません。(多分)
インフルエンザウィルスなんかもRNAを遺伝物質としています(そういうRNAを遺伝物質としているウィルスをレトロウィルスといいます)。
あと、ガンを誘発するウィルスにレトロウィルスが多いと聞いたことがあります。
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不安定だからこそ、ウィルス自体の変化を起こしやすい→環境変化に即応できる→よって、生き残っていると考えるのはいかがでしょう。

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