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木星の衛星エウロパで、地表から水分が噴出しており、NASAはその水分が水だと推察している、
というニュースが流れました。

地表から液体が噴出しており、その液体は水だと推察される、というなら分かりますが、
その水分が水だと推察される、という言葉に違和感を感じます。

水ではない「水分」など、あるのですか?

A 回答 (7件)

ここに原文があります。


http://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-hubble- …

原文には
・water vapor plumes erupting off the surface of Jupiter's moon Europa
木星の衛星(月)であるエウロパの地表から水蒸気の噴流が上がっている

と書いてあります。water vaporで水蒸気ですね。

で、原文を見ても「その水分が水だと推察している」という文章はありません。
そもそも、エウロパに水がある、というのはかなり前に分かっていたことで、今回の発見の重要な点は「水は液体なのか氷なのか」ということです。

氷はすでに観測されていて、エウロパには氷の海があり、表面を覆っているのは分かっていたのですが、その下に液体があるのか無いのか、が今回の発見が重大である本当の核心になっています。

つまり、水蒸気を噴き上げるということはその地表部分には液体の水が存在すると推測できる、ということです。だから本当は「その水分が液体(液状)だと推察している」と書くべきところだったといえます。

書いた人に知識がないのか、それとも校正の時に間違えたか、とりあえず原文からすれば訳が間違っている、ということでしょう。

水でない水分は聞いたことがありません。
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この回答へのお礼

原文を読み、ニュースソースを調べてみた結果、
「NASAでは、その水分を水だと推察している」と記載しているのは、
どうやら日テレ系のニュースだけのようです。

他ソースのニュースには、そのようなおかしな表現は使われておらず、
普通に「水の噴出が観測された」などと書かれていました。

今朝、ZIPでこのニュースを見て、YAHOOニュースでたまたま目に止まったのが日テレだったため、
「水分は水だと推察」というのが日本の報道における規定路線なのかと思い込んでいましたが、
どうやら日テレの原文訳がおかしかったに過ぎないようですね。

お礼日時:2016/09/27 12:29

Originalはこれと思われます。


https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-hubble …

ここを読むと、"Astronomers using NASA's Hubble Space Telescope have imaged what may be water vapor plumes erupting off the surface of Jupiter's moon Europa."とあり、要するに「NASAの望遠鏡に"plumes"が写っていて、NASAはこれを"may be water vapor plumes"と考えている」、ということのようです。

"plumes"を「水分の噴出」と訳し、"water vapor"を「水」と訳したようですが、やはりこれはちょっと苦しいですね。
素直に訳せば、「NASAの望遠鏡に水蒸気と思われるが噴出物が写っていた」となりそうで、そうであれば質問者様のような疑問は起きないでしょう。
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この回答へのお礼

日テレ以外のニュースでは、ちゃんとそのように記載されているようです。

今朝のZIPで、東大理系の枡アナが、堂々と「その水分は水」と喋っていたので、
違和感を感じながらも、もしかしてそんなことがあるのかな、と思い、質問を立てました。

原文を読んでみても明らかで、単に日テレのお馬鹿訳に過ぎなかったようですね。

お礼日時:2016/09/27 12:39

#4です、レス有り難うございます。


>「Liquid」を「水分」と訳してしまっただけということでしょうか?
それはあり得ません、既に書きました通り、エウロパには「硫黄の火山」があるのです、ですから今回は硫黄で無く「H2O」の火山もある、と言う事が重要なのです。
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それは訳者の能力不足、あるいは「逃げ」で原文ではwaterと書いてあった(あるいは言葉で)発表されたと思います。

訳者はエウロパが非常に不思議な衛星で、木星による潮汐力により内部に液体硫黄の部分がある事が推定されていますが、それを知らなかった。発表では今回は硫黄ではなく水が噴出した、そんな莫大な水が液状で(気体かもしれない)噴出したのは驚くべき事だと言いたかっただけでは無いでしょうか。エウロパの不思議については少し調べるとすぐ分ります。
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この回答へのお礼

「water」を調べてみましたが、名詞として『H2O』以外の物質を指すような用途はないようです。

単に、「Liquid」を「水分」と訳してしまっただけということでしょうか?
だとしたら、あまりにお粗末としか言いようがないですね。

お礼日時:2016/09/27 10:21

ものすごく極端な話し、水銀も水分とは言えなく無いですよね。



液体窒素、エタノールなどこれらも水分です。
要するにそういうことでは無いでしょうか?
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この回答へのお礼

違いますよ。
水銀や液体窒素、エタノールは、「液体」であって、「水分」ではありません。

液状の物質を総じて「水分」と呼ぶと勘違いして、「その水分は水」と言っているに過ぎないのでしょうかね。

お礼日時:2016/09/27 10:14

お湯(温泉)や蒸気なんかは「水ではない水分」と言えるのではないでしょうか。

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この回答へのお礼

それは、絶対に違います。

氷でも湯でも蒸気でも、水は水です。

お礼日時:2016/09/27 10:03

>水ではない「水分」など、あるのですか?


「水分」とは物質そのものではなく物質や混合物中の構成成分として含まれている水を指す言葉です。対して「水」とは物質そのものです。
ですから、水を含んではいるが、H2Oと同じ分子構造でないものの可能性がある場合「水分」という単語を用いても違和感はありません。
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この回答へのお礼

「水分」が物質でないなら、「水分が噴出する」ということ自体、おかしな言い方です。

また、「水分」がH2Oを含んでいることが確実ならば、「その水分は水だ」というのも、おかしい。

NaClやミネラル分をたっぷり含んだ海水だって、「水」と呼ばれるのですから、
やはり「液体が噴出しており、その液体は水だと推察される」が正しい言い方だと思います。

お礼日時:2016/09/27 10:12

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