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ディケンズのクリスマスキャロルで
お金に執着するあまり恋人に別れを告げられる場面でのスクルージのセリフなのですが、訳を教えて頂きたいです。

『There is nothing on which it is so hard as poverty and yet there is nothing it condemns with such severity as the pursuit of wealth.』


意訳をすると『貧乏ほどつらいものはないのに、(世間は)富の追求をする者を責める』となるらしいのですが、、特に後半の訳し方が理解できず、直訳を知りたいんです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

この文の前は


This is the even-handed dealing of the world
のようです。

まず、it は the world です。

be hard on ~で「~に対してきつい、きびしい」

nothing が which の先行詞です。
こういう no- 系の語が先行詞の場合、
日本語では理解しにくくなりますが、その中の -thing を it として、
(it が2つあるとややこしいので、the world にしておきます)

The world is (so) hard on it. 世間はそれに対してきびしい。

世間が(それに対して)それほどきびしいものは何もない。

so は nothing とあいまって not so hard as ~「~ほどきびしくない」となります。
比較構文的には on poverty になるのですが、nothing と対比する感覚で、on がないのでしょう。

世間は貧困に対してほどきびしくつらくあたるものは何もない。

後半は、nothing という先行詞に
(that/which) it condemns with ...
condemn の目的語の部分が目的格の関係代名詞のでどころ。

世間は、富の追及を責めるようには、それほどきびしさでもって責めるものは何もない。
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この回答へのお礼

ありがとう

2回も回答くださってありがとうございます。
細かく噛み砕いて説明してくださったので、納得できてスッキリしました!

回答くださった他の皆様もありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2016/10/01 14:59

もう一度説明しておきましょうか。



前半は、nothing という先行詞に対して、

it is (so) hard on (the thing)

という関係が成り立つから on which です。

後半は、nothing という先行詞に対して、

it condemns (the thing) with ...

のように、condemns の目的語になるので、
単に which/that の省略です。

そもそも、on which の省略などできません。
関係副詞 when の代わりであれば別ですが。

そういうこと考えるまえでもなく、とにかく、
on など勝手に出てきません。

no- 系の単語が先行詞になるとわかりにくい部分はあります。
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[it] が何か示されていないので、ご質問だけでは回答しにくいでしょうね。



原文は次のようです。
[How shall I ever understand this world? There is nothing on which it is so hard as poverty, and yet, there is nothing it condemns with such severity as the pursuit of wealth.]
映画か演劇の戯曲のような文章構成です。セリフに向いています。

1.There is nothing on which it is so hard as poverty
2.there is nothing <on which が省略> it condemns with such severity as the pursuit of wealth
というように対比させ、かつ、[poverty] と [severity]、また [as] で韻を踏んでいるようです。芝居や詩のようですね。

さて、[it] は漠然とした(例えば自然のような)主体を意味しますから world (世間)としておいても良し。1. は「nothing と比べて(最上級になる)貧困のようにつらい」-> 貧困ほどつらいものはない。2.は同様ですが、「(世間は)富の追求を (nothing と比べて(最上級になる)) 厳しく責め立てる」-> 富の追求を最高度に(それ以上に無いくらい)責め立てる。

つなぎの [and yet,] は「それでいて」とか、「それにもかかわらず(nevertheless)」とか訳せばよいでしょう。
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三段に分け 下の文には(on which)を挿入しました。

上と下と矛盾が{対句}として強調して

記述されています。とても凝った文章ですね。

There is nothing on which it is so hard as poverty

and yet

there is nothing on which it condemns with such severity as the pursuit of wealth.

固い直訳です。

貧乏はとても過酷だということの上に置くものは何も無い。  (100%過酷)

富を追求する過酷さを批難することの上に置くものは何も無い。(100%批難)

そうであるにも拘わらず、 (上の2文の間に挿入)
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