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日銀は、金融政策決定会合で、金融政策の枠組みを、「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」から、「『金利』を重視する政策」に転換しました。

※2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」(日本銀行)
https://www.boj.or.jp/mopo/outline/qqe.htm/

それに対し、「量」拡大を主張してきた「リフレ派」エコノミストらから批判の声があがっているそうですが、一方で、「リフレ派の事実上の敗北」と受け取る意見もあるようです。

※<リフレ派>日銀政策批判 エコノミストも「金利」重視反発
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/ …

※量重視の「リフレ派」日銀・原田審議委員が敗北宣言?
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business …


(1)
日銀が「新しい枠組み」の内容とする①「イールドカーブ・コントロール」と②「オーバーシュート型コミットメント」は、相反するように、思えますが、両立するのでしょうか。

①「イールドカーブ・コントロール」は、
長期金利の「イールドカーブのスティープ化」は、「超長期国債の買い入れ抑制」(つまり「金融緩和」を抑制する)することを意味します。

※イールドカーブがスティープ化、超長期国債の買い入れ抑制観測
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BQ0R5

※イールドカーブとは?フラット化、スティープ化って何?
http://forexkeywords.com/post-8/

②「オーバーシュート型コミットメント」は、
CPIの上昇率が2%を”安定的に”超えるまでは「金融緩和」をやめないという約束を意味します。

※「イールドカーブ・コントロール」「オーバーシュート型コミットメント」とは
http://billion-trillion.com/?p=1339


(2)
日銀は、金融政策の枠組みを、③「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」から、④「『金利』を重視する政策」に転換したとのことですが、

③「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」は、世界各国が金融緩和を行ったが、各国とも、デフレ傾向から脱却が出来てないじゃないですか。

※世界を覆う低インフレが示す、金融緩和策の限界
http://diamond.jp/articles/-/67234

④「『金利』を重視する政策」については、世界各国が、「低金利」を競っているが、(アメリカを除く?)各国とも、デフレ傾向から脱却が出来ていないし、最近の円高は、日本だけが「一人負け」ではないですか。

※世界的に広がる史上最低金利の構造要因とは何か
http://diamond.jp/articles/-/93467

※FRB副議長、長引く低金利「ショックにもろく」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HLU_X11C …

※日本一人負け? 円高の衝撃
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/2937/1.html


(3)
こう考えると、どの政策がベストなのでしょうか。
「リフレ派」も「反リフレ派」も、両方が「敗北」ではないでしょうか。
要は、実態の経済を改革しないと、短期的な回復はあっても、真にデフレ傾向からの脱却は望めないのではないでしょうか。

※いまさら聞けない!?アベノミクス…リフレ派と反リフレ派の考え方の違いとは!!
https://zuuonline.com/archives/15907

財政出動や規制緩和も一時的には、有効であるが、
「長期停滞の原因は短期的な財政出動や規制緩和でどうこう出来るものではなく、より根源的な問題に根ざしているのである。それは労働人口の減少などの人口動態であり、債務膨張に依存してきたこれまでの経済成長が限界に達しつつある」の指摘が妥当ではないでしょうか。

※フィッシャー副議長がついに長期停滞論に言及、利上げと低金利継続で割れる理事会を象徴
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4 …

質問者からの補足コメント

  • 〇リフレ派
    緩慢なインフレを継続させることにより、経済の安定成長を図ることができるとするマクロ経済学の理論を喧伝、もしくは政策に取り入れようとする人々のこと。

    ※リフレ派
    https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%8 …


    〇イールドカーブ、スティープ化
    イールドカーブとは、残存期間が短い国債から長い国債へと利回りをつないだ曲線のことをいいます。通常、期間の長い債券のほうが金利が高くなるため、イールドカーブは右肩上がりになります。また、右肩上がりのイールドカーブの傾斜が急になることをイールドカーブのスティープ化といいます。

    ※イールドカーブ?スティープ化?
    https://www.pictet.co.jp/archives/79926

      補足日時:2016/10/19 21:27
  • どう思う?

    日銀総裁が、経済界に対し「物価上昇率2%という物価全体の『ものさし』を前提に賃金決定などに取り組むことが日本経済に必要」と講演したそうですが、

    ◇日銀が経済界に対し、賃金の件まで、述べるのは、可笑しいと思いませんか。

    ※日銀総裁「物価2%を前提に賃金決定を」
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF14H0W_U6A1 …


    ◇文句を言うなら、経済界に対してではなく、第2の矢の「機動的な財政政策」と第3の矢の「投資を喚起する成長戦略」を実施するよう、政府に対してだと思いませんか。

    ※大胆だった日銀の変身と臆病な政府の因果な関係
    https://www.jcer.or.jp/column/arai2/print915.html

      補足日時:2016/11/15 22:42
  • 「国債」の発行は、国民の生活を安定させる為の道具であり手段であるとの意見がありますが、

    行政府が資金需要をまかなうために大量の「国債」を発行すると、それによって市中の金利が上昇するため、民間の資金需要が抑制されるとの「クラウディングアウト効果」の有名な理論があり、必ずしも、国民の生活を安定させることにならないことは、昔から議論されていることにも耳を傾けるべきだと思います。

    ※クラウディングアウト(wiki)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9% …

    No.20の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/11/28 20:43
  • アメリカのレーガノミックスでは、
    財政拡大型の政策により、財政赤字が拡大し、さらにそれをまかなうための大量に発行した国債をさばくために金利を引き上げた結果、国際的なマネーがアメリカに流入。ドル高が引き起こされアメリカの輸出競争力が低下。
    さらに、減税による消費拡大は輸入増を引き起こし、アメリカ経済は大幅な経常収支赤字に陥り、財政収支と経常収支が共に赤字に陥り、「双子の赤字」をもたらしました。

    ※レーガノミックス
    http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.p …

      補足日時:2016/12/05 21:51

A 回答 (21件中1~10件)

返信遅くなりました。


年金についてはまだまだ勉強不足でちゃんとした回答ができかねます。
すみません。
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この回答へのお礼

ご丁寧に、何度も有難うございます。

私も、経済や年金については、「回答者さん」以上に「ど素人」です。

国債は、一旦、発行されると、経済目的であろうと、年金目的であろうと、国の借金には、相違ありません。

経済や年金のプロである政治家は「我が国の財政上の借金は、かなりの部分が高齢者関係給付費の原資を捻出するために発行されているのと同額」との現実を直視し、安易に国債に頼ることなく、正面から、あるべき方策を議論し、根本から解決する方策を実施して欲しいものです。


※高齢者のための費用は国債でまかなわれている
http://www.minnanokaigo.com/news/yamamoto/lesson3/

お礼日時:2016/11/29 22:46

毎度お世話になります。



> 年金の問題について「ちょっと今回の経済対策の国債発行とは別の議論になると思います。」とのことですが、本当に「別の議論」ですかね。
> 日本の「財政出動」の不足分を「国債」でカバーしようとするのと、「年金」財源の不足分を「国債」でカバーしようとするのは、「根っこ」は、同じ気がします。
目的が違います。
財政出動の目的は、デフレ環境下における需要の拡大と将来の供給能力の拡大です。国債の分類でいうと建設国債になります。
年金の場合は、高齢化による社会保障費の不足の補てんです。国債の分類でいうと赤字国債になります。

政府の試算が下記にあります。
http://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/report/pdf/h …
自分もあまり詳しく見れていないのですが、経済成長すれば、国庫負担は増加しますが、
おそらくその分税収も上がっているはずなので、もしかすると国債に頼らないことができるかも
あっ名目的には消費税を社会保障費に充てていることになっているのか・・どうでもいいですね。

> ネットで少し探しても、例えば、下記のように「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」とのレポートがありますが、本当だと信じられますかね。
> ※「明るい終活」(4) 日本の年金が破綻しないワケ
> http://blog.livedoor.jp/deguchiharuaki/archives/
はい。完全になくなることはないでしょうね。
しかし、では受給開始年齢が繰上げされる状況はどう思いますか?という部分ですね。
このあたりもなぜ繰上げになったのかもう少し勉強しないとだめかも・・

> ※やっとわかった。日本の国債・年金破綻はない!
> http://www.plus-b.jp/index.php?QBlog-20140901-1
1,2項目の国債の話については、問題ないのですが、
年金についての説明は少し違うと思います。
賦課方式なので、負債ではありません。
なので国富との比較をする意味はありません。
今後の経済情勢に応じて柔軟に対応するという話になります。
たとえば、物価が上がったり、平均年齢が上がれば、支払いも増えるはずです。

> 本当に、「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」であれば、
> 「回答者さん」も、「年金はすでに支払い年齢を後ろ倒ししているので、私としては、すこし破綻している」と言われるように、現在でも、年金の受給開始年齢を繰り上げする必要は、ありませんよね。
すみません。まだ年金について勉強不足でもう少し勉強してから回答したいのですが、
どうやら、今後も制度がいろいろと変わりそうですね。

> 「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」の議論は、「財政出動の不足分を国債でカバーする」のと、同じ議論だと思います。
先に書いた通り、違いがあって、現在の経済状況では財政出動は国債で行うのが正解です。

> 若者が、将来に不安を抱いたりするのが、少子化にもつながり、消費が回復しないのも、「根っこ」は、同じ気がします。
こちらの「根っこ」は不景気にあります。

年金の不安は別にあって
・高齢化により年金受給者の数が増え、労働人口が減少するので年金拠出者が減るという部分
・将来の年金の支払い状況が変化しそう。(年金の受給開始年齢を繰り上げ等)
100年先まで、しかも不景気を前提とした見積もりを出しているので、
もう少し、世間的に安心感があってもいいとは思うのですが・・

> 何度も述べますが、個人的には、そんな好都合な「打ち出の小槌」や「魔法の杖」が存在するとは、容易に信じられませんし、安易に「国債」発行で片付けようとする人は、問題の本質の解決を逃避しょうとしていると思いませんか。
イメージで言うと逆張りをするのが政府の役目です。
景気の悪い時は政府が仕事を作る。景気の良い時は政府は税を徴収して過熱を防ぐ。
そうすることにより、国民の生活を安定させることが大事なのです。
国債はそのための道具であり手段であり、魔法の杖でもなく正しい使い方が必要です。

> 国の指導者は、一時的な安易な方法で、誤魔化すのではなく、「問題の本質の解決方法」を、国民に訴え、実行する努力が必要だと思いませんか。
となると国民も政治や経済を理解するほどの予備知識が必要となります。
それが難しいのでプロパガンダを行って国民を扇動するようなものが多いのかと思います。
私は国民の教育をもっと強化するのが優先かと考えます。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

年金制度が順調なら、年金の受給開始年齢の繰り上げだけでなく、何故、今頃、年金生活者が今現在受け取っている受給額を減らす「年金減額」法案を検討するのでしょうか。

※サラリーマンの賃金下がれば年金も減る「年金減額法案」検討
http://www.news-postseven.com/archives/20161024_ …

年金は、賦課方式なので、将来的に労働人口が減少するので、維持が無理なのでしょう。

※年金財政における賦課方式と積立方式のメリット・デメリット
http://kabosu0618.hatenablog.com/entry/2013/05/1 …

「2040 年代前半に訪れる高齢化のピーク時に備えて積み上がるはずの社会保障基金は、既に取り崩しが始まっており、
急速に進展する高齢化と、経済の長期停滞の下で、社会保障の給付水準は、現世代が負担する社会保険料をはるかに上回って増え続けている。この差額は、毎年の赤字国債の発行により賄われ、「100 年安心年金」であることをアピールしてきたはずの社会保障積立金は、当初の見込みに反して、過去5 年間で2 割減と急速に取り崩されています。」

※国債に依存した社会保障からの脱却
http://www.nira.or.jp/pdf/1204summary.pdf#search …


建設国債と赤字国債は、償還期限が同じになったので、その根拠法と発行対象の違いはあるものの、区別する意味は減少しており、国の借金であることにはかわりはなく、国債を「魔法の杖」と勘違いして、孫子の世代まで、多くの「つけ」を残すのは、不安心理を助長するだけでなく、根本的に問題であり、早く、「魔法の杖」から脱却するよう努めるべきと思いませんか。

※建設国債と赤字国債の差がなくなっている
http://electronic-journal.seesaa.net/article/151 …

お礼日時:2016/11/25 00:53

> ◇私も素人なので、評価する能力はありませんが、世間で反論があるのは事実です。


> また、「私は専門家でも何でもないので、その役目はできないです」は、「回答者さん」に、「世間で認知されるように訴え、多くの国民に同意を得るように努めるべきである」と申していない積りです。
申し訳ないです。
勘違いしました。


> 先日も、辛抱治郎が、年金債務が1500兆円もあるのに、積立金残高140兆円しかない、
> この日本の債務を国債発行でカバーする人がいるが本当に大丈夫かと言っていました。
>
> ※日本の年金積立金残高140兆円は「ゴミみたいなもの」
> http://news.livedoor.com/article/detail/11262745/
年金はすでに支払い年齢を後ろ倒ししているので、私としては、すこし破綻しているという認識です。
いずれにしても何らかの社会保障が必要かもしれないですね。
ちょっと今回の経済対策の国債発行とは別の議論になると思います。

> 何度も述べますが、個人的には、そんな好都合な「打ち出の小槌」や「魔法の杖」が存在するとは、容易に信じられません。
> 少なくとも、世間から反論が出ないくらいオーソライズされないと、「一か八か」の、「ギャンブル」としか思えません。
> 世間一般に認知されていない論理で、将来世代に責任が持てるのでしょうか。
世論というか、空気だったり雰囲気だったりというのはどうしてもありますよね。
戦時中の大本営発表だったり、いわゆる慰安婦問題であったり・・
その中の間違っている部分を知るというのが、私が好きなところでして
とんでも話に乗ってしまうこともあるので注意が必要なのですが、
今回の国債破綻については、理屈と実証が伴ってきていますね。
しかしこの理屈が蔓延すると、拡大解釈して「いくらでも国債を発行してもいいんだ」と世論が高まるかもしれません。
そうなると田中角栄のようにインフレ期にインフレを助長することにもなりかねません。
世論とか空気的なものの調整は難しいでしょうね。

> 「世界経済」は、
> (1) グローバル化
> (2) 国家主権
> (3) 民主政治
> の3つは、同時に2つしか実現できない(世界経済のトリレンマ)のに、
> (2)と(3)を推進し、『国家主権と民主主義をとればグローバル化が成立しない(犠牲になる、縮小する)』のに、国の指導者は、そのことを承知で、3つのバランスをとって、行動し、国民に向き合うべきではないでしょうか。
「世界経済のトリレンマ」
初めて知りました。ありがとうございます。勉強になります。
ほんとですね。中国はグローバル化と国家主権を見事に両立させていますね。その代り民主政治は完全に捨てていますね。
欧米は民主政治は捨てきれないでしょうから、グローバル化か国家主権に寄ることになるのですね。
日本はいずれも中途半端。もしかすると一番バランスが取れているかも。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

年金の問題について「ちょっと今回の経済対策の国債発行とは別の議論になると思います。」とのことですが、本当に「別の議論」ですかね。

日本の「財政出動」の不足分を「国債」でカバーしようとするのと、「年金」財源の不足分を「国債」でカバーしようとするのは、「根っこ」は、同じ気がします。

ネットで少し探しても、例えば、下記のように「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」とのレポートがありますが、本当だと信じられますかね。


※「明るい終活」(4) 日本の年金が破綻しないワケ
http://blog.livedoor.jp/deguchiharuaki/archives/ …

※やっとわかった。日本の国債・年金破綻はない!
http://www.plus-b.jp/index.php?QBlog-20140901-1


本当に、「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」であれば、
「回答者さん」も、「年金はすでに支払い年齢を後ろ倒ししているので、私としては、すこし破綻している」と言われるように、現在でも、年金の受給開始年齢を繰り上げする必要は、ありませんよね。


「国債を発行するので、日本の年金は大丈夫」の議論は、「財政出動の不足分を国債でカバーする」のと、同じ議論だと思います。

若者が、将来に不安を抱いたりするのが、少子化にもつながり、消費が回復しないのも、「根っこ」は、同じ気がします。

※大学生たちが抱く年金への不安 約6割が「もらえない」と予想
http://news.livedoor.com/article/detail/11034690/


何度も述べますが、個人的には、そんな好都合な「打ち出の小槌」や「魔法の杖」が存在するとは、容易に信じられませんし、安易に「国債」発行で片付けようとする人は、問題の本質の解決を逃避しょうとしていると思いませんか。

国の指導者は、一時的な安易な方法で、誤魔化すのではなく、「問題の本質の解決方法」を、国民に訴え、実行する努力が必要だと思いませんか。

お礼日時:2016/11/22 23:45

> (1)「すでに日銀は国債を大量に買い取っています。

なので日銀が日本政府を裏切らない限り巨額な財政赤字を残すことにならないと思います。」については、
>
> ①日銀の国債の大量買取りにより「国債市場の価格決定機能を阻害し、流動性の枯渇が市場崩壊に繋がる危険性があり」「流動性が低下した状態で売りが殺到する様な状況が発生すれば国債価格の大幅な下落(金利上昇)が生じる危険性があり」日本国債市場の流動性を枯渇させていることにも留意すべきだと思います。
>
> ※日本国債市場の流動性を枯渇させる日銀
> http://green.ap.teacup.com/pekepon/1845.html
>
> ※国債市場が消滅する日、黒田緩和続けば27年に到来
> https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2015-0
ん~なんというか・・
どうしても危機感を感じたいのかと思ってしまうのですが・・
たとえばプライマリーバランスが黒字化したら、国債をどんどん償還していきますよね。
そうすると国債の発行数は減っていきますよね。
そういった場合でも出てくる問題では?


> ②特に「日銀が日本政府を裏切らない限り巨額な財政赤字を残すことにならない」については、
>
> 異論を唱える人もあり、巨額な財政赤字を残すことにならない」と主張する人は、「プライマリーバランス黒字化」の問題と同様、その意見が世間で認知されるように訴え、多くの国民に同意を得るように努めるべきであると思います。
> そうでないと、やはり、その様な「打ち出の小槌」の存在は安易には信じられず、「ギャンブル」をしているのと同じに見えてしますが・・?
そうですね。
ただ私は専門家でも何でもないので、その役目はできないです。
今は自分の意見が正しいかどうかこうやって色々勉強しながら試しているところです。

> ※日銀が国債買い切っても負担なき財政再建はムリ
> http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/2
バランスシートなのに政府部門のバランスが取れていない・・
--「財政再建のために、仮に日銀保有の国債の一部(350)と準備(350)を相殺する」
 国債を償還しないということでしょうかね。なぜ民間銀行の資金を勝手に消滅させるのか・・
 日銀は政府の子会社なので連結決算的なバランスシートにしないと国債の相殺ができないのですが・・

すみません・・これ以上読む気がしないです。
素人にも突っ込みどころ満載です。
ひどい資料ですね。よくこんなものを公開できるな~と思ってしまいます。


> ※日銀が買う国債は、誰が責任を負うのか
> http://toyokeizai.net/articles/-/66165
インフレ税についての話ですね。それはあるでしょうね。
しかし実質賃金が上がれば、国民の負担はなくなりますよね。
スタグフレーション的な問題を言っているのですが、明らかに下記の結論ありきで書いていますね。
「日本国債の残高の増加は抑えなければならないのである。」
ちゃんとした解決策になっていないです。

>
> (2)「ヒラリーの負の部分・・ 貧富の差が開いているのにきれいごとだけを並べて、結局一部の金持ちだけが金持ちだけが利益を得る政策」は、その利益を享受した金持ちが、「不動産王のトランプ」でしょう。
> 自分の事は、横に置いて、他人を攻撃するのは漫画に見えてしまいます。
確かに(笑)
一応、今は!アメリカ国民のために・・的なことを言っていたと思います。

> 私は、アメリカ人ではないので「どっちもどっち」の気持ちですが、日本人的感覚からすれば、大嘘をついて、国民を扇動した方が、より悪いと思うのですが・・?
投票結果からみて、アメリカ人も「どっちもどっち」というのは正しい見方でしょうね。
しかしどうやら大嘘でもなくて、妥協点を見つけて程々に実現していきそうな様子ですね。
その辺の期待からドル高、株高が発生している様子ですね。
自分はアメリカについては勉強不足でこれ以上突っ込まれても厳しいのでこの辺で・・すいません。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇私も素人なので、評価する能力はありませんが、世間で反論があるのは事実です。
また、「私は専門家でも何でもないので、その役目はできないです」は、「回答者さん」に、「世間で認知されるように訴え、多くの国民に同意を得るように努めるべきである」と申していない積りです。

「自国通貨を持つ日本が、日本円建ての国債の債務不履行になるというおかしな論理」等と論じている評論家等がいますが、その意見が必ずしも、世間全般に認知されているとは言えないと思いますので、世間に認知される努力をしないと、単なる「自己満足」に過ぎないと思います。

※「自国通貨を持つ日本が、日本円建ての国債の債務不履行になる」というおかしな論理
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/04/04/mits …

先日も、辛抱治郎が、年金債務が1500兆円もあるのに、積立金残高140兆円しかない、
この日本の債務を国債発行でカバーする人がいるが本当に大丈夫かと言っていました。

※日本の年金積立金残高140兆円は「ゴミみたいなもの」
http://news.livedoor.com/article/detail/11262745/

何度も述べますが、個人的には、そんな好都合な「打ち出の小槌」や「魔法の杖」が存在するとは、容易に信じられません。
少なくとも、世間から反論が出ないくらいオーソライズされないと、「一か八か」の、「ギャンブル」としか思えません。
世間一般に認知されていない論理で、将来世代に責任が持てるのでしょうか。


◇米大統領の件は、大嘘と記載しましたが、大嘘より大「ほら吹き」の表現の方が適切だったかもしれませんね。
良く言えば「妥協点を見つけて程々に実現していきそうな様子」でしょうが、それでは選挙時の公約はなにだったのか、何を信じて投票したのかと言いたくなります。

「世界経済」は、
(1) グローバル化
(2) 国家主権
(3) 民主政治
の3つは、同時に2つしか実現できない(世界経済のトリレンマ)のに、
(2)と(3)を推進し、『国家主権と民主主義をとればグローバル化が成立しない(犠牲になる、縮小する)』のに、国の指導者は、そのことを承知で、3つのバランスをとって、行動し、国民に向き合うべきではないでしょうか。

お礼日時:2016/11/21 21:48

たしかに財政赤字に対する国民の感覚は、家計をもとにしているのでなかなか支出を増やすのに賛同しないでしょうね。


なるべく多くの方に賛同をいただければいいなとは思いますが・・

> 万一、積極財政を行った結果、現在以上の「巨額な財政赤字」が残っただけの結果であれば、取り返しがつかないことになります。
> その為には、「鶏と卵」の話しをしていても意味がないので、国民が万一の場合に覚悟が出来るよう、同意を得る努力をすべきと思います。
> ただ、私個人としては、その様な「打ち出の小槌」は「ギャンブル」と同じに見えてしますが・・?
すでに日銀は国債を大量に買い取っています。
なので日銀が日本政府を裏切らない限り巨額な財政赤字を残すことにならないと思います。

> 問題なのは、国の指導者が、負の部分の解決の努力をすることなく、国民を煽り、極端な保護主義を煽動し、国民を分断することですし、煽動された国民の存在ですし、それに気づかず放置した国の指導者の責任だと思います。
トランプの負の部分を書いてもらったので私はヒラリーの負の部分を書くとしましょう。
貧富の差が開いているのにきれいごとだけを並べて、結局一部の金持ちだけが利益を得る政策を継続して多くの国民に不平がたまっていく。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

(1)「すでに日銀は国債を大量に買い取っています。なので日銀が日本政府を裏切らない限り巨額な財政赤字を残すことにならないと思います。」については、

①日銀の国債の大量買取りにより「国債市場の価格決定機能を阻害し、流動性の枯渇が市場崩壊に繋がる危険性があり」「流動性が低下した状態で売りが殺到する様な状況が発生すれば国債価格の大幅な下落(金利上昇)が生じる危険性があり」日本国債市場の流動性を枯渇させていることにも留意すべきだと思います。

※日本国債市場の流動性を枯渇させる日銀
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1845.html

※国債市場が消滅する日、黒田緩和続けば27年に到来
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2015-0 …


②特に「日銀が日本政府を裏切らない限り巨額な財政赤字を残すことにならない」については、

異論を唱える人もあり、巨額な財政赤字を残すことにならない」と主張する人は、「プライマリーバランス黒字化」の問題と同様、その意見が世間で認知されるように訴え、多くの国民に同意を得るように努めるべきであると思います。
そうでないと、やはり、その様な「打ち出の小槌」の存在は安易には信じられず、「ギャンブル」をしているのと同じに見えてしますが・・?

※日銀が国債買い切っても負担なき財政再建はムリ
http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/2 …

※日銀が買う国債は、誰が責任を負うのか
http://toyokeizai.net/articles/-/66165


(2)「ヒラリーの負の部分・・ 貧富の差が開いているのにきれいごとだけを並べて、結局一部の金持ちだけが金持ちだけが利益を得る政策」は、その利益を享受した金持ちが、「不動産王のトランプ」でしょう。
自分の事は、横に置いて、他人を攻撃するのは漫画に見えてしまいます。

私は、アメリカ人ではないので「どっちもどっち」の気持ちですが、日本人的感覚からすれば、大嘘をついて、国民を扇動した方が、より悪いと思うのですが・・?

お礼日時:2016/11/18 21:49

すみません。

仕事が立て込んでいまして、返信できていませんでした。

> ◇「プライマリーバランス黒字化を目指す」のは、「緊縮財政」でしょうかね。
はい。
プライマリーバランス黒字化というのは定義として国家の歳入が歳出を上回るということです。
簡単に言うと税収が支出を上回っているわけです。
国債なんて追加発行できませんし、税収が上がらない場合は、歳出を削るということです。
つまり定義として緊縮財政なのです。

> 「拡大する財政赤字、そして信頼感が低下した社会保障」が、日本の閉塞感を増幅し、国民は自信を失い、経済低迷の悪循環を招いている面はないのでしょうか。
「経済低迷」が長期にわたって続いた結果「信頼感が低下した社会保障」となり、余計に将来に不安を抱え、需要を抑制している面はあります。
しかし、「拡大する財政赤字」に関しては、財政破綻論を繰り広げる方たちのおかげで、将来に不安を抱える形になっています。
なので「拡大する財政赤字」を原因にすることは本来誤りです。

> 「プライマリーバランス黒字化」は、単なる「緊縮財政」として捉えるのではなく、国民が自信を持って、暮らせる、社会的な背景の根源的問題として捉えるべきではないでしょうか。
たとえば、このまま消費税10%、25%になって医療費減額や介護費減額で支出を抑えたら、「国民が自信を持って、暮らせる、社会」になりますか?
違いますよね。まず景気が良くなり、安定して生活できるようになった時点で「プライマリーバランス黒字化」を目指すべきではないですか?
なので政府の目指す2020年に「プライマリーバランス黒字化」は出来ればいいとは思いますが、まず景気回復優先でしょうね。

> ※新成長戦略
> http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kokus
これは、民主党のときのやつかと思います。
たぶん↓これかな
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/seichosenrya …

これの第2の矢が大したことなかったはず。公共投資はそれほど増えていないでしょ。
http://www.mlit.go.jp/common/001024981.pdf

でも今は↓ちょっと変わってきた様子です。まだちゃんと見ていないですが
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/seicho_senry …


> ◇「構造改革」は「緊縮財政目的」なのでしょうか。
ちょっと具体的な内容について整理します。

・緊縮財政目的:「公的企業の民営化」
 民営化することにより、競争原理が働き、公的支出を減らすことが目的

・競争促進目的:「政府規制の緩和、貿易制限の撤廃、独占企業の分割による競争促進政策など」
 価格等の競争を促進させ、供給能力を上げる目的

いずれもデフレが進みます。
たとえば、作業の無駄を省いてお米が10kg:3000円だったところを10kg:2900円で提供できるようになります。
これってデフレですよね。


> ◇「トランプには大いに期待しています」には、賛同できませんね。
> 日本でも営業畑の人に時々いますが、「口八丁手八丁」の人物で、自分の都合の良いように、問題を解釈し発言し、当選したら、前の主張を、即時に変更する、何の「信念も感じられない人物」と見受けます。
そうですね。この部分に関してはまだ油断できないですね。
民主党がかつて言っていた埋蔵金やガソリン値下げ隊に近いやり方でしょうね。
あとは、大統領になってどれだけまともな政策を打てるかですね。

> このような人物に煽動されて、国民の間で対立構造が生まれるのは悲しい事象だと思います。
私は、トランプが対立構造を作ったと考えていなくて、もともと貧富の差が広がってきたことに対する反発があり、
その意見をくみ取ったのがサンダースだったりトランプだったりと思っています。

> それにつけても、アメリカだけでなく、イギリスやフランス等でも「保護主義」が台頭しているのには、危機感を感じます。
> 戦争の経験からグローバリズムを学んだのに、人類は、また後戻りするのでしようか。
この辺も誤解が多い部分かと思います。グローバリズムでは戦争を防げません。

たとえば、日本は戦前のほうがグローバル化しているのです。貿易はGDPの30%ぐらいだったと思います。
なので、大恐慌やブロック経済のあおりを食らったのです。
つまり、グローバリズムが行き過ぎるとなんかの拍子にグローバリズムを継続できなくなり、保護主義が発生するのかと思います。

イギリスなんかも移民を抑制したいがEUに加盟しているため、抑制できない。
つまり、イギリスの国の権限として、移民を抑制する権限を奪われている状態になります。
移民による犯罪が増えてくると国民が反発するのは当然です。
アメリカもそうです。貧富の差が広がっているうえに安い賃金で働く移民を入れたら、
雇用が不安定になったり、賃金が下がったり・・

かといって鎖国も問題だと思います(笑)
(江戸時代は平和でしたけどね・・外国との技術格差が・・)

その中間ですね。自国の権利を守りながら、程よくグローバルに足を突っ込むぐらいが良いのかと思います。
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この回答へのお礼

仕事でお忙しいところ有難うございます。

◇「プライマリーバランス黒字化」が、「緊縮財政」か「積極財政」かを、二者択一で問われたら、おっしゃるように「緊縮財政」に分類されると思います。

問題なのは「財政赤字は、今後はもっと悪くなるのではないか。財政不安を多くの国民が感じるのは、単に公債発行、公債残高の数字が巨額であるというだけではない。むしろ、今後政府部門の財政赤字がいくらになるのか、また、今後それが底なしに拡大するのではないかという不安感が大きい。このまま財政赤字が拡大していって、日本の財政、マクロ経済は大丈夫なのか」と多くの国民が不安を抱いていることであり、

「こうした不安感が必要以上に貯蓄を増加させて、当面の経済活動(特に、民間消費)を萎縮させている」ことで、「巨額な財政赤字」の存在そのものが、経済の「緊縮」をもたらしていることです。

※財政改革への道筋
http://www.skf.gr.jp/no39/no39_2.html


◇『まず景気が良くなり、安定して生活できるようになった時点で「プライマリーバランス黒字化」を目指すべき』の意見があるのは承知していますし、当意見に妥当性がありそうな気もしますが、世間一般で認知されているかが問題です。

その意見が、正当であれば、その意見を主張する人は、その意見が世間で認知されるように訴え、国民に同意を得るように努めるべきであると思います。

万一、積極財政を行った結果、現在以上の「巨額な財政赤字」が残っただけの結果であれば、取り返しがつかないことになります。
その為には、「鶏と卵」の話しをしていても意味がないので、国民が万一の場合に覚悟が出来るよう、同意を得る努力をすべきと思います。
ただ、私個人としては、その様な「打ち出の小槌」は「ギャンブル」と同じに見えてしますが・・?


◇グローバリズムを絶賛している訳ではありません。保護主義の反対語が見つからなかったので使用しただけです。
グローバリズムが進展すると、弁証法の「正反合」ではありませんが、それに反発する勢力が台頭するのは当然の流れだと思います。
問題なのは、国の指導者が、負の部分の解決の努力をすることなく、国民を煽り、極端な保護主義を煽動し、国民を分断することですし、煽動された国民の存在ですし、それに気づかず放置した国の指導者の責任だと思います。

お礼日時:2016/11/17 23:34

色々な憶測部分については、個人的な所管になるのでこれ以上言及しないでおきます。



> ところで、「今の安倍総理みたいに・・」とのことですが、現政権は、「財政健全論者や緊縮財政」でしょうか。
> むしろ、その逆に近いのではないでしょうか。
今の・・は少し誤りですね。少し前のと書いたほうがより正確ですね。
総理の政策をピックアップすればわかるでしょう。
・プライマリーバランス黒字化を目指している。
・デフレにかかわらず、消費税増税した。
・公共投資は民主党のころより減っている。
 (赤字国債は社会保障費なので関係ありません。)
・構造改革(JA解体、民営化)は緊縮財政目的である。

しかし、最近は消費税増税の延期や公共投資を増やす方向の発言をされているようです。
アベノミクスの中身もちょろちょろ変わってきているということです。

私も米国人であればトランプには大いに期待しています。
ただ、日本としては手放しに喜べないとは思います。
日本も強調して保護主義になればいいのですが、そうでなければ日本ばかり譲歩した外交をする可能性があるかなと
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この回答へのお礼

◇「プライマリーバランス黒字化を目指す」のは、「緊縮財政」でしょうかね。
「拡大する財政赤字、そして信頼感が低下した社会保障」が、日本の閉塞感を増幅し、国民は自信を失い、経済低迷の悪循環を招いている面はないのでしょうか。
「プライマリーバランス黒字化」は、単なる「緊縮財政」として捉えるのではなく、国民が自信を持って、暮らせる、社会的な背景の根源的問題として捉えるべきではないでしょうか。

※新成長戦略
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kokus …


◇「構造改革」は「緊縮財政目的」なのでしょうか。
なるほど、「お金をばら撒く改革」ではありませんが、「資源配分の効率性改善へのインセンティブを生み出すような各種の制度改革であり、具体的には、公的企業の民営化、政府規制の緩和、貿易制限の撤廃、独占企業の分割による競争促進政策など」がそれにあたり、例示されている「JA解体」は、「農協が推進した高米価政策によって、コストの高い零細な兼業農家が多数滞留し、米農業は衰退した」ことを考えれば避けられないのであり、「緊縮財政」とは、次元の異なる問題だと思います。

※聖域なき構造改革
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%9F%9F …

※農協はなぜ農業を衰退させたのか
http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/2 …


◇「トランプには大いに期待しています」には、賛同できませんね。
日本でも営業畑の人に時々いますが、「口八丁手八丁」の人物で、自分の都合の良いように、問題を解釈し発言し、当選したら、前の主張を、即時に変更する、何の「信念も感じられない人物」と見受けます。
このような人物に煽動されて、国民の間で対立構造が生まれるのは悲しい事象だと思います。
それにつけても、アメリカだけでなく、イギリスやフランス等でも「保護主義」が台頭しているのには、危機感を感じます。
戦争の経験からグローバリズムを学んだのに、人類は、また後戻りするのでしようか。

お礼日時:2016/11/14 23:11

こちらこそ、いつもありがとうございます。



> ※アベノミクスの原型・高橋是清の経済政策を顧みる積極財政の誤解と国債の日銀引き受けから学ぶこと
> http://diamond.jp/articles/-/63586
積極財政論者だの財政健全論者だのいろいろ憶測していますが、そういう物差しで測っているところが残念ですね。
私は、経世在民を実現するために、時期に応じ必要な政策を実施した方だったとみています。
つまりデフレで積極的に財政出動するときはする。金融緩和もする。
その後、インフレになり過剰なインフレを抑制するために緊縮財政をする。
でなければ恐慌から抜け出すことはできなかったでしょうね。

> その財源は、やはり「国債」しかないのでしょうか、それは高橋是清の財政健全化の精神に反しないのでしょうかね・・・???
はい。国債が良いと思います。
極論を言うと他にも政府発行紙幣という方法もありますが、国債の役目がこれだと思います。
ちなみに高橋是清が仮に財政健全論者であれば、デフレ期にも緊縮財政をしていたと思います。
今の安倍総理みたいに・・
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

「そういう物差しで測っている」よりは、高橋是清は、世間から「経済成長最優先の積極財政論者」と言われているのを、必ずしもそうではなく、「効率的な金融制度を守るためには健全な財政基盤が必要と考えていた」面を忘れないようにと、筆者は言いたのではないでしょうか。

現に、高橋是清が暗殺後の後任の馬場鍈一蔵相は軍部の要求通り、国債乱発を行いインフレ率が高まっていき、官界や財界に大きな混乱を招く結果となったようです。

※馬場鍈一
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/H/b …


おっしゃっている「デフレで積極的に財政出動するときはする。金融緩和もする。その後、インフレになり過剰なインフレを抑制するために緊縮財政をする。」は、現在では、過去の経験から、経済を専門とする役人や政治家は、承知しているのではないでしょうか。

要は、程度問題で、どのタイミングで、どの程度行うかが微妙で、それを決断しきれないし、
効果も思ったほど、即効性の効果が表れず、多くの人(政治家?)が困っており、行き詰まりを感じたり、更なる方策に迷っているのではないでしょうか。


ところで、「今の安倍総理みたいに・・」とのことですが、現政権は、「財政健全論者や緊縮財政」でしょうか。
むしろ、その逆に近いのではないでしょうか。

現実はアベノミックスの限界説が囁かれており、単純な「デフレで積極的に財政出動するときはする。金融緩和もする。その後、インフレになり過剰なインフレを抑制するために緊縮財政をする。」の過去の公式が、簡単には通用せず、回答が見つからないのが現実ではないでしょうか。

米国のトランプ大統領も財政出動を主張しているようですが、米国では、来年3月に現在の債務上限引き上げの期限が切れ、これに、どの様に対応するのかが見ものですが、日本でも、米国に見習い、債務上限を設け、債務上限を超えそうになった場合に、国民的議論をする機会を設ける対応があってもよさそうに思います。

※トランプ経済は、実は「大化け」の可能性を秘めている!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50176?page=2

お礼日時:2016/11/11 21:30

> ただ、それだと、当初の極論のように「政府が国債を刷り続けて国民に配る。

それを国民は 通貨代わりに使用する。これが永久にうまく回り続ける」に通じるものがあり、政府や日銀は、苦労する必要もないので、「世の中そんなに甘いものではない」気もし、どこかに、気づかない「隘路」が潜んでいそうな気がします。

最近、わかってきた気がするのですが、これが金融システムというもののようです。
高橋是清をはじめ、日本の過去の偉大な政治家から学ぶことはまだまだありそうです。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

最近は、アベノミクスとの関連からか、チョットした「高橋是清」ブームのようですね。


高橋是清くらい誤解されている人も少ない。その最たる誤解が、「高橋は経済成長最優先の積極財政論者だった」というものであり、「経済成長最優先だったというのはその通りで、何よりも重要効率的な金融制度の確立を目指していた」のは、間違いないようですが、
誤解してはならないのが、「健全な財政基盤が必要と考える健全財政論者だった」ことで、「財政健全化のために軍部と厳しく対決した」結果、暗殺されてしまいました。

「自分としてはもうこのまま死ぬつもりだ」との覚悟の下、経済成長の基盤である効率的な金融制度を守るために財政健全化に命を懸けたのが、高橋是清であり、現在は、そんな気骨のある政治家は存在しないので、いつまで経っても、デフレから脱却できないし、財政健全化もできないのかもしれませんね。

※アベノミクスの原型・高橋是清の経済政策を顧みる積極財政の誤解と国債の日銀引き受けから学ぶこと
http://diamond.jp/articles/-/63586



下記「高橋是清財政とアベノミクスの違いを徹底比較」のレポートで、アベノミクスと高橋財政を比較し、次のことが結論されると述べてられています。

①デフレ脱却、景気回復は大規模な財政拡大によりすみやかに達成するべきである。
②高橋財政の後、財政拡大を止められなかったのは戦争が原因であり、今「大東亜共栄圏構想」が復活し日本が戦争を仕掛ける可能性はゼロであるのだから、財政拡大を止められなくなる可能性もゼロである。
③賃金上昇、銀行貸出の増加は非常に長い時間を要するのであり、それを景気の牽引役を期待するのはむしろ危険すぎる。

こう考えると、
「①景気回復は大規模な財政拡大」がポイントのようですが、
その財源は、やはり「国債」しかないのでしょうか、それは高橋是清の財政健全化の精神に反しないのでしょうかね・・・???

※高橋是清財政とアベノミクスの違いを徹底比較
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post- …

お礼日時:2016/11/07 23:21

何度もしつこく書いてすみません


自己レスです
インフレ期に国債が値下がりしたとします
日銀が購入します。日銀当座預金に代金が支払われます。日銀の裁量で貸付した分を調整できるため、マネタリーベースの増加は防げます。
インフレなので国債の追加発行は停止します。さらなるインフレになれば、増税、緊縮財政で政府資金が余ります。それに日銀の保有国債の償還に充てます。
これでマネーストックも減少できます。

恐らくインフレ期はこの方法で大丈夫だと思いますが如何でしょう。
逆に橋本政権やフランクリンルーズベルト政権のようにデフレに逆戻りするのには気をつけないと
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

「ど素人」なので、難しい内容は、よく分かりませんが、一見、ご提案の「流れ」で「うまく回りそう」に思えます。

ただ、それだと、当初の極論のように「政府が国債を刷り続けて国民に配る。それを国民は 通貨代わりに使用する。これが永久にうまく回り続ける」に通じるものがあり、政府や日銀は、苦労する必要もないので、「世の中そんなに甘いものではない」気もし、どこかに、気づかない「隘路」が潜んでいそうな気がします。


◇例えば、国債が値下り(つまり、金利が上昇)したら、利払いの増加で、財政破綻しなのでしょうかね。
これも、国債の増発でカバーするのでしょうか。
それは、悪循環(泥沼)に陥らないのでしょうか・・・???

※金利上昇がもたらす、悪夢のシナリオ
http://toyokeizai.net/articles/-/23041?page=2

※利払費と金利の推移
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/conditio …


◇また、金利の上昇は、国債を大量に保有する民間の金融機関にも危機をもたらさないのでしょうか。

※金利上昇の恐怖
http://rothschild.ehoh.net/truth/lesson/part1_7. …

※景気冷や水、財政火の車 国債格下げ、長期金利上昇懸念
http://住宅ローン金利.tokyo/news/news20110129-1.html


◇素人ながら、日本の「財政赤字」を解消するには、「打出の小槌」の存在は期待できず、地道に実態経済の成長に努めることが第一ではないでしょうか。
巨額の財政赤字を抱えたままでは、(心理的にも?)国民や経済界の不安心理を増長し、それが、ますます、不景気を誘発する悪循環に陥っていないでしょうか。


◇それにしても、「ABCDショック」等、今の世の中、不安材料に事欠きませんね。
世の中、何があるか分からないので、「打出の小槌」を当てにせず、日頃から、日本の経済体力を充実しておくことが、第一である気がします。

当面は、米大統領選挙の結果が気がかりです。

※市場が怯える「ABCDショック」
http://blog.livedoor.jp/mikagetarou/archives/735 …

お礼日時:2016/11/06 22:24

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